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春が近い。

西條です。
節分の残り、落花生があったので、バチバチと食べまくった。
落花生食べると殻がてんこ盛りになりますが、見てるとこれ何かに使えないかしら、
と無能の人感覚になりますね。まあそんな話はどうでもいいとして。

この前有馬さんの演劇を見てきました。
「HOLSTEIN KILLER NEVER DIE!」というタイトルの演劇。
有馬監督舞台初演出で、ゾンビが出てくるとか、ロックンロールとか、
とても面白そうな内容だと思い、見に行ってきましたが

ホントに面白かった。

いや
メチャクチャ面白かった。
飛び出す演劇。びっくり箱みたいに突然いろんな人が飛び出してくるし、
ゾンビが出てくる理由があんまり説明されていないし、踊りだすし、ハッピーエンドじゃないし、すごい力技なんだけど、グッと来た。クライマックスなんか泣きそうになってしまった。
B級映画の面白さなんだろう、冒頭の映像もかなりかっこ良くて、非常にシンプルなタイトルバックがすげーセンス良く感じた。
有馬さん所属、馬車馬企画はこんど大きな舞台にも関わるみたいだし、すごく飛躍しそうな予感がする。

そしてこの前は林田さんが出ている芝居を見に行った。
下北。三時間ちょっとの芝居。時間を聞いて多少ビビッタが、見終わった後は、まったく時間を感じさせないものだったなと。
「トラッシュマスターズ」の「狂おしき怠情」という芝居。
震災後の放射能拡散、ガンが多発する可能性、政府の陰謀を含めた病院と薬剤会社に従事する人々の葛藤と、迷いと、それぞれの立場からのどうしようもないエゴが沢山ちりばめられている。

改めて表現が世を問うものなのだと感じる芝居。
特に今の政治や経済、社会の構造は権力と保守と貧乏感と軍隊を持たないことで極めて複雑になっている分、結局のところ解決策を見出さずに、誰かがやってくれる、と次の流れを待っている人ばっかりの、僕を含め一億総評論家。
何かを言わなきゃいけないし、何かを決意してうごかなきゃいけないはず。
TPPの問題を医療の側からだけの問題定義にしたのは良かったし、とかいってアメリカが嫌いなだけなんですよ、なんていうセリフがかなり効いてくる会話の運びもちゃんと伝わってくる。
この芝居は世の中に指針を示そうとしているものだった。なんてつもりで作ってなんかいないんだろうけど、何が正しくて何が悪いのか、いろんな意見が市民権を得ている現代では、掴みづらく、想像ししずらく、否定しずらいと思った。
そのうちこうなりますよ、っていう話は今はとても興味深く、大事なことと思う。

脚本が極めて無駄の無いものなだけに、役者がうまくないと、文化祭になりかねない。
この芝居に出演していた役者はみんな上手かった。余計なこと全然しない。イーストウッドやショーン・ペンの映画を見たときのような感覚。三年前くらいに一回会っただけの林田さんの演技を見るのも実は初めて。幅の広さを感じた。ダメな部分を持つ普通の人間を好演。二部構成の二部目に登場したときは少し大人びている感じも出ていて。一回しか会ってないからもう一度会って話したいなと思う。

そんなわけで相反する2作品だったがどっちもおもしろかった。
ああ、こういう構成の仕方ってそういえばあったなと再確認するところも有り、自分が忘れていたものを思い出させてくれる芝居でもあった。お金掛かったけど見れて良かった。

そんなわけで親知らずを抜いてきました。
親知らず。本人だって歯医者に教えてもらうまで知らない歯。
僕は4本親知らずを持っていて、そのうち3本は抜いた。最後の一本は、頭が出ていないので
大学病院でないと抜けません、と言われ、しかしこの前、歯が痛くなって歯医者にいったら、
今は、この病院にも大学病院の先生が日曜だけいらっしゃってますので、日曜に来ていただければ抜けますよ。とのことで、
一月に二月の最後の日曜日に予約を入れるという臆病っぷりを発揮。

で、
行って来ました。歯医者。
ちょっとドキドキしながら診察台へ。
お医者さんは女性の若干ふっくらしたお医者さん。
そんなわけで麻酔かけますね。ギューっと奥の歯茎に複数麻酔をかける。
歯医者「気持ち悪くなったりしてませんか?」
西條「してませんけど、ドキドキしますね」」
歯医者「そうですね、ドキドキする成分が注射の中に入ってますから」
西條「ははは」
歯医者「ははは、ホントなんですよ」
西條「へえ」
歯医者「ホントなんです。血が出ますから、毛細血管を収縮させるための成分が入っていて、心臓がドキドキするものなんです」
西條「へえそうなんですか、へえ」
歯医者「そうなんですって」

若干ムッとしていた、歯医者。
僕はドキドキしている。
麻酔が効いてきて、器具が口の中に入る。歯科助士女子のハスキーなメガネの方と共に、口の中を何かいじっている歯医者、小声で、「抜けねえな・・・」とか聞こえるし、一息付かれるし、「歯茎切りますね」と言われるし、「悪くなった歯茎削りますね」と言われるし、縫合失敗して再チャレンジしてるし、でなかなかエキサイティングな時間。こんなこと書きながらもいい歯医者だったと思う。気を使ってくれる人だった。
何分くらいの手術だったか、ガーゼを噛んだまま、終了。
麻酔バリバリに効いててまるで感覚が無いが横に置かれた親知らずはとっても大きく、立派に見えた。

帰宅、数時間後、ロキソニン飲んでいるからか全然痛くは無いのだが、まったく血が止まらない。
ガーゼ取ったらダラダラと血が流れて口の中ドラキュラ。嫁に新しくガーゼを買ってきてもらい、ガーゼ噛みながら引越しの荷造り。結構はかどる。

医者にも言われていたのだが、翌日、二日後、3日後、とドンドン腫れてくるが決してヒエピタとかつけて冷やさないように、治りが遅くなりますからあしからず。と。
その通り、翌日には顔の半分が小太り爺さん、間違えた、コブとり爺さんになった。下の歯だからか、もっちりと頬が垂れ下がり、ぶくっとしている。うーん、エースのジョーだ、顔の半分が宍戸化している。両方ならいい悪役なのだが半分だと外にも出られん。

そんなわけで昨日までマスクつけて過ごしていました。
今はかなり引いていますが、抜歯は明日。化膿してなきゃいいけどなあ。

親も知らない歯を抜いたことで、また少し、成長した僕だったが、
実はまだ乳歯を持っているのである。レントゲン撮ると、その歯だけ、歯茎の上に乗っかっているだけで、他の歯みたいに、歯茎に愛知県の形して突き刺さってはいない。願わくば、死ぬまで取れないで欲しい乳歯。今回抜いた親知らず、貰えなかったんだけど、もし持っていたら乳歯が抜けたときにそこに移植してもらえたり出来るんだろうか。なんて。無能の人感覚か?

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2012年02月21日 22:08に投稿されたエントリーのページです。

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