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2010年06月に書かれた日誌

2010年06月09日

歯を抜く

西條です。
親知らずを抜きました。
引っ越してすぐに、顔の左側が痛くなり、
これはきっと、高額な引越し代を払ったストレスに違いないと思ったのだが、
ストレスを感じている割には日々のビールがうまい、と気づき、ただの歯痛だと悟る。
ネットで近くの歯医者を検索し、向かったわけだ。

歯医者なんてなかなか行かない僕である。
前に行ったのは杉並区に住んでいた若かりし頃、ワールドカップの時だった。
行ったら客も医者も歯科衛生士もイングランド戦を観戦しており、僕が会計を済ませたときに、勝負がついた。どっちが勝ったかは忘れたが、みんなひとしきり盛り上がっていた。

そのときの歯医者はお客と話すことが大好きなようで、
人の口に器具をいれたまま、延々とピロリ菌の話とか、
酒を飲む時は、から揚げを食べておくといいとか、
レーザー治療の重要性とか論じてた。
話の大半は忘れたが、腕は良かった気がする。そのときも確かに言っていた、
歯医者「親知らずがあるけど、これはいつか抜かなきゃいけない歯だから、早めに抜いてね」

そんなわけで前回通院した時から数年の時が経ち、親知らずを抜くことになる。
左側の歯痛はやはり親知らずが原因。
ついでに右側にも親知らずがあるようで、全部抜くべきです、と言われた
歯医者「その前に、ほかの歯を4ブロックに分けて治療していきましょう」
少なくとも4回は通院しないといけないことが確定。
5回目の通院でいよいよ親知らず抜歯に突入した。

僕の親知らずは素直に生えているらしく、
横に伸びていたり、根っこがひん曲がっていたりというものではないらしい。
だからそんなに痛みを伴わないで抜けるという。
右側の親知らずはとても小さいらしく、この診療所でも抜けるけど、左側の下の親知らずは、
少々神経がどうのこうのなので、大学病院に行ってもらわないとこの診療所では抜くのが、怖い、らしい。

あれこれ説明を受けても、
なんにも知識がないので、すべてがそうなんだ、そうらしいんだな、という感覚のまま、なすがまま。
麻酔をかけて、なにやらいつもとは違う器具を取り出した歯医者。
なんとなく、ペンチでつかんで引っこ抜くという、漫画的なシュチュエーションを思い出してしまう。
口の中に手を突っ込まれているときに見える景色は、
マスクをつけた歯医者の顔と、その歯医者の趣味が反映されている歯科衛生士の女の子の顔と、オレンジの電灯。何をどうしているのかまったくわからない。歯を削るバイオレンスな音だけでなにかしらを想像したり、想像を避けたりの時間。

ペンチで引っこ抜くわけじゃないだろうけど、
なにかで歯をつかんだ感覚。麻酔は効いているがゴゴッ押される感覚。
親知らずを抜くなんて経験は初めてなので、なにかヤバいことされてるんじゃなかろうか、とあせる。
ぐいっと歯医者が力を入れて、親知らずが押されて、少し痛くなりそうだから穏便に済ませてくれ、
と頼んだら、そのときがすでに抜けた瞬間だったらしく、実は、なんともあっけなく終わった。

歯医者「抜けた歯持って行きます?」
西條「はい」
しばらく綿を噛んだまま寝かされて、時間が来て金を払う。
抜けた歯を受け取り、見てみると、とても小さく、小さいわりに虫歯になっている。
抗生物質をもらい、
自転車で麻酔が効いているうちに、夕食のおかずを買いに行こう、と環状八号線をチャリる。

1ヶ月半前に住んでいた家の近くには環状7号が走っていた。
ほぼラーメン屋しかなく、なんとも寂しいな、と思っていたが、今回の家の近くの8には、
ファミリー向けの店がたくさん並んでいた。でっかいスーパーとか、小さいチェーン店の服屋とか、
ホームセンターとか、ミスタードーナッツとか。
結局何も買わないで帰ってきた僕は、奥さんにソーメンを作ってもらい食べた。
徐々に痛みが増してはくるが、それでもたいした痛みではなく、なんだかやっぱり今も拍子抜けしている。多少、飯が食えなくなってやせるかしら、と期待もしてたんだが。

そんなこんなで二週間後、左の親知らず歯を抜きに行きます。
しかし医者って金がかかるねえ金がかかる。そろそろ1万円行く。このくらいなら金がかかっていないということになるんだろうか。相場が良くわからない。とにかく歯をきれいにしておかなきゃならない。
もう医者には掛かりたくない。死ぬときだけでいい。

最近かなりでっぷりぽっちゃりしてきた。とよく言われる。
三食ちゃんと食べてしまう。奥さんがもらった無水鍋というもので白米と炊くと激烈にうまい。
昨日はそれでカレーを作った。思い切りうまい。まるでキャンプで食べるカレーのような味である。キャンプしたことがあってよかった。ハンゴウスイサンでうまくいった米の味に似ていると判明。余熱でつくるから経済的でもあるようで。大ヒットだ。

新居に越してかれこれ1ヶ月半。
最近やっと、落ち着いてきた。ファミレスが徒歩数秒のところにあるが、いまだに二人で外食に行ってない。家の飯がうまい。ちゃんと食べられるように、ちゃんと歯を治そう。ついでに小顔になってくれるとありがたい。でっぷりは難しいがぽっちゃりはごまかせそうだし。

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