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2009年03月に書かれた日誌

2009年03月03日

隔離されてきます

西條です。
若干放心状態で今日を迎えている僕ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
予想に反してさっぱりブログの更新が出来ませんでしたが、いろんなことがあったというわけで、
いや、これからがあるんだけど。とりあえず、今週一週間は、隔離されてきます。
う~~ん、今年は、ホントに、未来が見えない。いや、むしろ今までより見えるんだけど。まあいいや。

そんなわけで核心な部分を隠しつつ。ホントはブログ書いてる暇も無いんだが。

「女子女子ovewr8」の公開日3月28日までもう一ヶ月ありません。
せっかく作ったのに見に来てもらえなかったら作品も、作品作っている時の自分も、携わったみんなも浮かばれないので宣伝できる時を逃さずに、チラシを巻いています。
面と向かって宣伝できるっていいもので、上映を楽しみにしてくれる顔を見るのはハッピーです。
「応援してるから」と「ぎんなん会」のオーグロさんも前売りチケットを買ってくれた。先輩最高。
日芸のどこかにもポスターが貼られていると思われる。先生方、見に来てくれないかしら。

先日、
昨年参加した自主映画「てるてる坊主と金魚姫」の完成試写に行った。
障害者の方々はごく普通に夢を持っている、とヘルパーでもある堀河監督は作品で述べる。
今のこの環境でしか作れなかった作品と思う。と、舞台挨拶でちょっとしゃべらせてもらった時にも僕は言った。今後チャリティ上映等していく予定なので、機会あれば是非ごらんください。すごく明るくてミラクルな映画です。久々に会った沙藍さんはすっかり髪が黒く、キラキラのカチューシャをしていた。そして女社長になっていた。おお、すげぇ。。。
堀河監督にお願いして「女子女子」の予告編も流させてもらう。

一本化の作業に入り、山田監督に何かおいしいものを作ってきて下さい。
と言ったらモツ煮と筑前煮とサラダを作ってきてくれた。さすが、女子!
そして次の日はウズマキさんがウチに来てカレーを作ってくれた。さすが、ウズマキ!
母親が米を送ってくれた、さすが、母親!
まったく食べ物に困らない生活をしている僕。頑張ります。
一本化の作業はピークメーター頼りなので細かいところまではなかなか出来ない。それでもバランスは保つことが出来た。僕はやっぱり編集中毒なのだなぁ。この映画はドンドン良くなっている気がする。

ネット他の媒体でも徐々に「女子女子over8」のスチール等が見えてくるようになった。
世の中も相手にしてくれている。

先日、融解座でも再び宣伝。
そして大西さんからDVD購入。すげー得してまった。
諸江監督も5月に作品が渋谷で上映になるようで、今から楽しみである。
福島さんとも久々に会ったが、以前より痩せてスマートになっていた。映画をやると、スマートになりますよ皆さん。いや、おすすめしません。でも、これ以上の感動を僕は知らない。
そんなわけで、「てるてる坊主と金魚姫」の完成上映時の写真を貰ったので載せます。

terukinsisha.jpg


すっかり一眼レフを忘れてしまったんだなあ僕は。
今度から肌身離さず持っているようにしよう。

3月になりました。
いよいよ「女子女子over8」の公開まで1ヶ月を切りました。
前売りチケットも売れ始めています。う~ん、しかし予定がいきなり詰まったために身動きが取れなくなった僕としては、極めて宣伝力が落ちたことが悔しくて成らない。それでもやれるだけのことはやりたいのだ。女子女子是非是非、楽しみにして劇場に足をお運びください。

2009年03月11日

泉さんの追悼上映会にも行く

西條です。
眠い!眠くなってきたということは、春がやってきたということに他ならない、
と考えられるのは、とっても幸せな人。
僕なんかは毎日眠いです。布団最高。
そんなわけで先日、昨年急に逝ってしまった泉さんの追悼上映会があった。

泉さんは映画仲間であり、先輩である。享年45歳。
変態チックだとしても、かっこいい、という印象を持つのは決して僕だけではない。
今回は泉さんの作品を中心に、福島さんが編集した作品等も上映し、泉さんご子息のライブもあった。
二日間の上映会のうち、僕は1日しか行けなかったが、
前々から気になっていた「バカブロッサム」を見ることが出来た。
なんていうか、、、ものすごく訳がわからない作品だったが、極めてバカだった。
なんでこんなケッタイなものを作ろうと思ったのか、
を直接本人から聞くことが出来ないのがとっても残念である。
はたして「にせウォーリー」はどこで調達したんだろう。

「バカブロッサム」を見る前に
福島さんが編集した泉さんの出演シーンを集めたダイジェストを上映。
ホントに長い間作品作ってきたんだなぁ、と。
僕が「映画を作りたいな」と思ったくらいの頃から、すでに映画を作っていたわけで。
延々とここまでやってこれたのは、すごい。やっぱかっこいい。でも変態さもこのダイジェストを見るとヒシヒシと伝わってくるからとっても微妙だ。楽しいダイジェストだった。

泉さんはまだ編集途中と言うか、監督途中と言うか、制作途中の作品があったようで、
今回最後の最後の上映作品は、そんな制作途中の映画。それを福島さんが代わりに編集をした作品
「遠く鳴り止まぬ声は」。
映像詩の本作品。そこにいないのに、息を感じさせる作品だった。
それは福島さんの思いと、役者陣の、P-kraftの、みんなの力があったからこそ。ラストの長いシーンには、僕にとっては何かしらを思い返す力があり、みんなで、お別れをするために、とても優しいラストシーンだった。それはとても優しい映画で、いいものだった。

ご子息のライブ後、僕はいろいととあり、飲み会に参加出来なかったが、いい夢を見た気がした。
福島さんお疲れ様です、ありがとう。泉さん新作上映お疲れ様です。また見せてください。

そんなわけでここ最近、朝方の生活を満喫している僕です。
朝5時前には起きてます。いろいろあります。ほんと生きるって大変。
30歳半ばになると脳みそも回転力が極端に落ちます。まあ人によるんでしょうけど。
あ~・・・まいった。あとちょっとで、誕生日だ~・・・
いよいよ後には引けない年齢になってしまうなあ。まあいいや、引く気無いから。

先日、「女子女子over8」参加監督の山田さんに来てもらい、
テープ諸々を引き継がせてもらった。最近の僕の予定はからっきしで、まったく予定が立たない状態なので、次回の試写までにテープを上げられるかどうかわからないもんで、バトンタッチをお願いした。できればウチから送り出したかったが、僕はそんな情熱より安全を最優先に考える、仕事の出来る男である。

前回のP&Dのみの試写、僕は監禁されていたので、行くことができず、つまり見ることができず。
Pから話を聞くと、音質はクリアしているが、画質は滅法よろしくないということだった。
ぶっちゃけ画質は今回落としている。音がメインの試写を考えたから。
しかし予想以上に画質が悪くなっていたらしく、なんていうか、そこまでの印象になるというのもびっくりだった。
さらに印象を聞いていく、聞く度に、問題はそんな単純なことじゃないなと思った。

正直、推測される原因のどれもがイマイチ、ピンと来ない。
今回は画質をチマっと落としているが、さすがにそこまでの印象を与えるようなシロモノになるはずが無い。いくらスクリーンとはいえ。ということで、山田監督に託す。山田監督は何とかしてくれるに違いない。何とかしてくれるに違いないと推測します。まあ大丈夫です。

そんなわけで「女子女子over8」チラシを見たらゲットしておいて下さい。
凄まじいハケ具合で、一瞬で無くなっているようです。
街中でポスターを見たら一緒に写メって下さい。ポスターも大人気です。
前売りチケット見たら買ってください。そして上映後はモギられた券を記念にとっておいてね。シオリにも使えるよ。とか適当なこと言ってるうちに上映までもう、3週間はすでに切っているんだよね。
ああ~、マジで~早い~
そろそろ「ぴあ」や「東京ウォーカー」に載る時期だろうか。まだ早いか。
日々をこなすことに最近必死の僕ですが、映画は動かないので、僕の忙殺ぶりはなんら反映されませんからご安心ください。

さらに、西條組作品「お前に雨は降ってない」
も今回の上映イベントの一つとして上映!されるかもしれません。
すげーーー!作っておいて良かった。六本木だからやっぱ字幕が付いているものを流したほうがいいんだろうか。と思案中。詳細はまた後日。

この前、月が綺麗だったので試しに撮ってみたが、三脚&レリーズが無いとやっぱり上手くいかない。
ジョーの友人Hiraoka氏並の写真が撮れるようになるのはいつの頃になるやら。まあそこまで行くのは難しいか、でも高みを目指したいのさ初心者だからこそ。
そんなわけで月の写真ではなく、黄昏の給水塔をアップしてみます。
IMGPkyusui.JPG
僕の住む部屋の前にそびえるマンションの上にある給水塔。
今度マンションの解体工事がある。つまり消え行く給水塔。黄昏だ。
窓を開けるといつもある給水塔がそのうち無くなってしまうのね。
でも抜けがよくなるからちょっと嬉しい。そんな抜けのいい部屋で撮影したら、いい画が撮れそうだとついつい思ってしまう自分が若干悲しい。まあいい。僕も45歳の頃には今よりかっこよくなるつもりである。とまたしても思ってから、今日も寝ます。明日も5時起き。ワンダモーニングショットが朝飯。

2009年03月23日

34歳になる。

西條です。
3月。僕は34歳になりました。おめでとう僕。
早生まれなので学年で言えば、35歳の方々と一緒です。
学年とか言ってる時期、まさか34歳になるなんて思いもしなかったけど、なった。
なってみると、外見以外は何一つ変わっていない精神年齢。
人は物心ついた時から、大して変わらないのかもしれない。と自分目線で考える。
まあちょっとは落ち着いたけどもね。
大人っていうか、子供っていうか、境目は髪の分け目くらいなもんかなと。
大人な僕の新作「土井さんの不幸」がいよいよ公開間近。

「女子女子over8」タイムスジュール
3/28~4/10 20:40上映開始(イベントは上映終了後)87席
4/11~4/17 20:50上映開始(イベントは上映終了後)165席

ということで、トークイベントなど、いろいろとある日があります。
28日の初日はもちろん監督達の舞台挨拶です。僕も出ます。
さらにその舞台挨拶後、オールナイト上映が決定しています。
over8シリーズ第一弾~女子女子over8参加監督達の旧作達。
朝までコースで最後は西條組の「お前に雨は降ってない」で、絞めです。

『女子女子 over8』公開記念オールナイト
“六本木アートナイト 参加施設プログラム”

1「over8」(93min)
2「自由」(37min)福島拓哉
3「筋肉インフルエンザ」(11min)有馬顕
4「漂流する生活」(83min)佐藤良祐
5「ハルの夜」(40min)山田光栄
6「お前に雨は降ってない」(25min)西條雅俊

上映の時間:23:15(開場は23:00予定)
料金:当日券2,000円   
尚、「女子女子over8」前売券もしくは28日の「女子女子over8」当日券ご提示
で、 1,200円(ご本人様限り)

と、いうことで、チケットを持っている人は+1200円で思い切り盛り沢山な28日になります。
それぞれの作品の合間に監督達が出てきて、一言二言、言うらしく、、ということは、
僕は朝までいないといけないらしい。。。っす。一緒にいてください。

しかし
3/28~4/10 20:40上映開始(イベントは上映終了後)87席
4/11~4/17 20:50上映開始(イベントは上映終了後)165席
という変則的な上映開始時間なのは、なぜか?
理由は簡単。「女子女子over8」はレイトショーなので、
その前に上映している作品の終了時間によってしまうのです。
じゃどんな映画が僕らの映画の前に上映されているのだろう?
シネマート六本木のHPをみてきたら、3月28日(土)~の作品群に、「ブエノスアイレス」!!!
こここれは・・・28日はシネマートから出られない。

ウォン・カーワイ監督作品「ブエノスアイレス」
レスリー・チャンとトニー・レオンが競演する恋愛映画。ってだけでは語れないとても素晴らしい作品です。僕は何度も見たし、何度も思い返す。色あせた映像が、色あせない切ない作品です。
なんとレスリー・チャンの「覇王別姫」も21日から上映されているようです。
この映画はパーフェクトな映画です。パーフェクト。「ラストエンペラー」並にパーフェクトな映画ですんで、是非観てみてください。

ということで、話がそれましたが、上映間近。
チケットも好調な売れ行き。
僕は西條組作品「恋鎖」をカウンターで販売しなければならない気がしてならない。
だって「ブエノスアイレス」が公開するんだし。
また話がそれましたがとにかく一週間後から、ついに上映開始です。お見逃し無く!

ということで、先日、久々にovさんに会った。
ovさんはトリオフォーという集団に所属する映像作家。
現在、フリーの映像クリエイターで活躍している。僕らはovさんの結婚式以来のランデブー。
今度共通の知人が結婚するので、二次会用に映像を作りたいから、と素材の受け渡しを依頼されたのだ。共通の知人は俳優で、僕の映画、二作品ほどに出演してくれている。
仲むつまじく喫茶店で茶、後、フライングティーポットでウズマキさんと合流、井川さんの話なんかしつつ、と、楽しい時間を過ごす。
結婚する共通の知人は「恋鎖」にも出演してくれたイケメンコメディアン。
なんていうか、時が経つ事がいい事に思える。
そしてやはり西條組作品「恋鎖」を劇場で販売したいと思う。

次の日、DVCAMカセットをヨドバシで買い、
山田Dに西條組作品「お前に雨は降ってない」を受け渡す。
現在、最終試写に向けて監督全員とPの意向を聞きつつ、全ての帳尻を合わせる作業を進めてくれている山田D。とっても大変なことは、とっても知っている。「お前に雨は降ってない」もよろしくお願い致します。なんかおごります。

28日、日付けとしては29日の早朝に上映となる「お前に雨は降ってない」は
「恋鎖」後に作った短編。今回は上映場所が六本木なので、思い切って、英語字幕版を上映します。
英語が話せる方、必見。「お前に雨は降ってない」の英語字幕は極めて評判がいいです。
でも僕は英語がわからないので、字幕を褒められても「でしょ」としか言えません。
期待しててください。
それにしても、作品て作っておくべきですね。どうなるやらわかりません。

そんなわけで、34歳になりました。
おめでとう。
彼女がストロベリーでレアなチーズケーキを作ってくれました。
ありがとう。
新作が初日を迎えます。
実はちょーこわい。
新しい仕事の内容がまだつかめません。
頑張るしかない。
そんな3月。
春の風。
もう一度、34年間をやり直せるなら、と後悔のネタを探してみたりする。
34年後、68歳の時も、映画を撮れていますように。
願えば叶うと思います。
だから初日はちょー満員のはずなのさ。

IMGPcake.JPG

2009年03月26日

いよいよ明後日!

西條です。
いよいよ、「女子女子over8」の上映が迫ってまいりました。
と何度も書いていますね。盛り上がっている西條です。

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女子女子over8」タイムスジュール
3/28~4/10 20:40上映開始(イベントは上映終了後)87席
4/11~4/17 20:50上映開始(イベントは上映終了後)165席

28日(土)のみ、オールナイト上映があります。
『女子女子 over8』公開記念オールナイト
“六本木アートナイト 参加施設プログラム”

1「over8」(93min)
2「自由」(37min)福島拓哉
3「筋肉インフルエンザ」(11min)有馬顕
4「漂流する生活」(83min)佐藤良祐
5「ハルの夜」(40min)山田光栄
6「お前に雨は降ってない」(25min)西條雅俊

上映の時間:23:15(開場は23:00予定)
料金:当日券2,000円   
尚、「女子女子over8」前売券もしくは28日の「女子女子over8」当日券ご提示
で、 1,200円(ご本人様限り)

先日、オールナイト上映作品をシネマート六本木で試写。
画像や音のチェック、各監督の旧作を上映するので、作品によっていろいろとマチマチなのだ。
ピンポイントでチェックを入れながら、レベルを合わせて行く中、
映写の方や劇場の方とも映画の話で盛り上がったりして。
シネマート六本木はレスリー・チャンの命日に合わせて「ブエノスアイレス」とニュープリントの「さらば、わが愛 覇王別姫」を上映しています。あの日からもう5、6年経ったかな。追悼してくれる映画館があることに、ホント感謝をします。
と、また話がそれてしまいましたが、いかんですね、映画好きってすぐ、わき道に入る。

今回が最後の映写チェックということで、
いきなり多忙に成った僕は、先週不本意ながら他の方に一本化作業を投げ、
待つだけの立場でいました。無責任ではないのよ。引くことも大事なときがあるの。待つって仕事も大変なのよ。さらに前の試写を見ることができなかった僕としては、人づてに聞くあれこれで想像するしかないわけで。
なにがどう改善すればもっと良くなるのか、掴めないままに想像編集で素材を渡した。

しかしスクリーンに投影された「女子女子over8」は
不安をかき消す力のある画面だった。音レベルもバッチリ。
解像度もこれ以上を求めるなら、フィルムでやるべきと思う、つまりは予定通りになっている。
思いっきり不安だったから、なんだかすごく、はしゃいだ。
そしてもう僕が作品の質を上げる作業に関してはもうやることは無いんだな、と思うと、
無性に寂しくもあり、感無量である。
毎度のことながら、手を離れていってしまう感覚。
ああもう社会に出す時期なのだ。

「お前に雨は降ってない」はさすがに旧作なだけあって少し走査線のギザギザが目立つ。
が、まあいい。十分観るに耐えうると僕は判断した。それよりあの自転車レースが劇場で観られるなんて、感無量です。迫力ありますから期待しててください。上映開始時間はおそらく朝4時くらいですど・・・

そんなわけで各監督の作品も見ましたが、
ホントにいろんなものがあってこのオールナイトイベントはかなり中身の濃いものになりそうです。
第一弾の「over8」も上映されます。8ミリフィルム作品を見たことがない人達もたくさんいるでしょう。
久々に観るとオープニングから力強さで引っ張られます。第一弾はDVDになっていないので、この上映は極めて、レアです。劇場ではこの日のためにワインを販売したりするそうです。「女子女子」な感じです。

そんなわけでまだ始まってませんが、すでに感極まっている西條です。
上映が始まったら頭がおかしくなるかもしれません。介抱してください。
でも映画が好きになってホントに良かった。でなきゃここにいない。
助けてくださった皆様に再び感謝します。「土井さんの不幸」チームに感謝します。
と、勇み足。
待ち遠しいのさ。明後日が。

2009年03月30日

強烈な初日

西條です。
28日(土)、映画「女子女子over8」が公開になりました。
そんでもってすんごい初日でした。

六本木。シネマート六本木に僕が着いたのは20時過ぎくらい。
上映まであと40分。
どのくらいお客さんが来てくれるだろう、と、ドキドキしながらタバコを吹かして一眼レフを構える。
心のどこかですでに感無量な僕だったので、正直20~30人くらい来てくれればホクホクだったのですが、終いには100人近い席が満席となり、立ち見もギリギリまで制限されているので、申し訳なくも別日に来ていただければとお願いするまでに至った。
つまり、満員超。
すごい。初めて経験するover8の力。
観に来てくださった皆様本当にありがとうございまました!
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この日のために、女子が好きそうなお酒を劇場に頼んで用意した、山田監督は、
紅一点に拍車をかけるべく、着物姿。六本木で着物を着ると、やはり声を掛けられ店を聞かれる。
ナリオ監督は今度結婚することになり、奥さんを連れてきた。さらに子役も連れてきていて、なぜか僕は父親と間違われたりした。
有馬監督は新作の公開が決まったみたいで嬉しそうだ。岩本さんと福島さんも握手をしている。その光景は下北でよく見ていたのに、ここは六本木だ。映画好きは場所を選ばない。それはお客さんも一緒なのかも。名古屋勢の監督達、酒井監督、河本監督、鎌田監督、本編にも登場しているミラゴロスさん、蔭山さん他、結構な人数の関係者達が一堂に会して。
なんというかかんというか、思いっきりお祭りが始まった感じだ。
しかも六本木である。なんというかかんというか、思いっきりお祭り騒ぎだった。
30代半ばにしてお祭り騒ぎに成れるなんて史上最高に幸せである。
舞台挨拶もお祭り騒ぎであった。僕は極めて冷静なトークしか出来ないのだが、
他の方々は思いっきりお祭りであった。
でもホントに嬉しかったです。超満員のお客さんに作品を見てもらえて、超満員の人達に向けて挨拶できて。
_IGP0449.JPG

しかしこれで「女子女子over8」は終わりません。
3週間のレイトショー公開ですから。4月17日まで上映しています。
尚且つその間いろんなイベントがあります。
僕だってイベントします。冷静なトークです。きっと主演の石川さんが盛り上げてくれるはずです。
土井さんに会いたい方は是非。せっかくだからゲストを呼んじゃいたいとも思っています。

28日は本編上映後、オールナイトイベントに突入し、
関係監督達の旧作や、over8一作目を上映したりした。
僕は「お前に雨は降ってない」を上映。最後の上映作品だったので、きっとお客さんは2、3人に違いないと思っていたが、余波なのか、予想以上のお客さんが一緒に朝までいてくれた。
僕は上映中、名古屋勢と六本木に1時間ほど繰り出し、アーリータイムス二杯と共に踊ってきた。
そんな事をしていたら、ちょっとクタってしまったので吉野家で牛を食べようと信号を渡って赤い看板をくぐる。

店員が日本人ではないことに何の驚きも無い六本木。
しかしお茶は出なかった。なぜだ。と思ったがクタっていたのでバシバシと牛を腹に入れて帰る。
控え室ではすでに川野さんが泥酔の淵に立っている。三白眼になった川野さんは何を言ってるんだかわからない状態だったが、全身から嬉し涙を溢れさせながら山田監督と福島さんに絡んでいる。
まあいいです。なにがどうでもいいです。一番苦労したのはPの川野さんなんだから。
そしてそんな川野さんをお客さんも結構楽しんでくれたようで。つくづく、みなさまありがとうございました。

オールナイトのトリは西條組作品「お前に雨は降ってない」2007年作品。
「土井さんの不幸」にも出演している石川美帆さんがヒロインで出演している、半ば暑苦しい雨の青春映画です。これがこんな大きなスクリーンで上映されるとはなぁあ。やっぱり思い立ったらなんでも作っておくべきですねえ。

オールナイトの上映が終わり
後片付けをして、帰りの電車。名古屋勢と別れ、川野Pと二人きりになってしまい、
早く乗り換える駅に着いてくれないかなと思いながらも、余韻に浸ってニコニコしている僕。
ついに上映は始まった。明日も明後日も沢山の方々に見てもらいたい。でも川野さんは一先ずゆっくり寝てください。
やっと乗り換え駅について川野さんはテンション高くフラフラと電車を降りようとしたら、乗ってきたおばちゃんの足を踏んでしまい、思わず転倒しそうになりながらも駅の階段を上がっていった。
残された僕はしょうがないので、代わりにおばちゃんに謝り倒した。それでも余韻に浸ってニコニコしていた僕だったに違いない。そんな初日。足を踏まれたおばちゃんに、僕は「仕事帰りなんです」と言った。おばちゃんは花粉避けのマスクの向こうでニコリと笑い「そうなのぉ」と言った。

長い初日。映画は長い夢だ。覚めないでくれと願う。
まだまだ宣伝しないとね。

そんなわけで「女子女子over8」開幕しました。4月17日まで3週間のレイトショー上映です。
余談ですが、劇場の売店では、ただいまウォン:カーワイ作品のポストカードやパンフレット等を取り扱っております。レスリーのやレオン・ライが表紙の雑誌なんかも売ってます。すげー欲しい。そんな中、西條組作品「恋鎖」も売っております。財務体力のある方は是非お買い求めください。ウォン・カーワイ好きの僕ですから、体力無いけど全力で買います。冷静に見えても結構全力な日々です。

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