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2008年11月に書かれた日誌

2008年11月06日

小室とオバマな一日

西條です。
なんだか憂鬱な感じで体調が悪いのさ。
視力が安定しないからか、寒いからか、飲んだからか、タバコの吸い過ぎか、
またも偏頭痛に見舞われて動けなくなっていました。

頭痛ってものはとても大変で、吐きそうに成るし、頭が重くて支えられないし、疲れやすくなります。
もしかして、風邪?・・・の予兆かもしれない。
撮影に向けて、人に会ったり考えたり小道具用意したり、しないといけないので、
その分気合が入っているからか、風邪菌が微妙な位置で進行を止めているのかもしれない。
ビタミンC不足だ。こんなときはビタミンCが足りないのだ。
じゃタバコを吸うな。しかしタバコは元気の源だ、途中でやめるわけにはいかない。あきらめるなんていつでもできるじゃないか。そんな話じゃないですな。とりあえずCCレモンを飲めばなんとかなるだろう。

企画売り込みについて、
当たってはいるものの、反応無し。
もしくは反応あっても反応無し。
う~ん、、、そろそろこの企画も限界が近づいている。
となると、インディペンデントで作る、という方向転換が考えられます。
考えるなと言われそうですが、出来ないよりはマシでしょう。・・・アニメ?とか?
もう一つの企画のほうがインディペンデント製作には向いている気がします。
なんにせよ、具体化しないと気分が悪い。もうちょっと頑張ります。

「女子女子Over8」の短編撮影準備が目下、メインな毎日。
現在、スケジュールが大変です。
声かけた役者さん達の予定が、ぜーんぜん合わない。
ロケ地問題もそうだけど、予定がぜーんぜん合わない。
来月にしてしまおうかしら。。。

主演女優をお願いしたい18歳の女子に渋谷で会う。
何時間か掛けて説明し、スケジュールを取ったが、この調子だと合わないかもしれないなぁ。
その他、役者さんに声掛けて、会う。
今日は久々にMさんと会った。

Mさんは役者さんで、
NさんやSさんやF君と一緒の事務所で、6、7年前にNさんに紹介してもらい、2,3回飲みに行き、僕の映画も見に来てくれて、この前のBBQでメチャンコ久々に会ったらすっかりパンパンに膨れていて最初わからなかったんだけど、コロコロ笑う顔で見当がついた同い年のナイスガールである。

一昨日、役者の検討がつかず、
携帯の電話番号を何度も見ていたら、突然思い出した。
西條「あぁ!いた!イメージが合う人が、いたぞーーーーー!」
と叫んでも一人。
だから叫ばず電話し、長電話となり、本日会ってシナリオを渡してきました。
時間があるということで、一緒に、この前Pに紹介してもらったロケ地にも足を運んでみました。
が開店前に入ってしまい、追い出されました。バツ悪くもヘコまない僕らは他の喫茶でお茶。
相変わらすレーシックの後遺症で店内に入ると目の前の人以外が全部ピンボケになる。
Mさんにトイレがどこにあるか聞き、コーヒーとレアチーズケーキを楽しんだ。お互い大人になったものである。
イロイロ説明するのもあれなんで
ざっくり説明した後、昔話や近況報告等等。これも何かのご縁てことで。

そんなわけでゆっくりと少しづつ、決まってきている今回の短編。
撮影はまだだけど、上映が楽しみです。

昨日は母親が上京し、池袋で飲んだ。
久しぶりに弟にも会った。
サンシャイン近くのタイ料理屋で食事後、弟の部屋を見て、それからまた池袋で飲んで解散。
母と弟は、本業にはしていないが芸術家なのである。
ピカソだのフェルメールだのイターリアだの印象派だのバチカンだのミッドタウンだの僕にはさっぱりわからないことだらけだ。とりあえず、「レッドクリフ」は面白かったようである。

その前の夜は下北のバーで福島さん、岩本さんに誘われて、
ハロウィンパーチーに参加。
なぜか下北に来ると会う人や、相変わらずのレッズサポーターの方々など。
ドンちゃん騒ぎで僕はウイスキーを沢山頂いて、いい気分で帰った。
最近はビールよりビールじゃない酒のほうが美味い。まあウイスキーは前から好きなんだけど、
体がビールを欲していない気がする。でもつまみが鍋だったら素直に欲すると思う。
店内BGMは尾崎豊からBOWYになり、チェッカーズになったりTMネットワークになったりした。
というつながりで小室逮捕話である。

僕は小室哲哉と言えば、TMネットワーク。
「セルフコントロール」が耳に入り、「ゲットワイルド」「セブンデイズウォー」を聞き、「キャロル」とかね、何度も聞いた中学時代。逆襲のシャアを何度も見た。もっとも多感な時期の音楽家である。
だから90年代後期のヒットメーカーというよりは、TMネットワークの人なのだ。だから大学時代に流行っていた曲は大して思い入れも無ければ気に入ったものもあまり無い。

今回の逮捕。
僕の感想は、正直かわいそう、である。
相当周りにろくでもない人達がいたんじゃなかろうか。とテレビも散々コメントしてますが、僕もそう思う。
詐欺容疑で逮捕されたが、小室哲哉自身も散々踏み倒されてきた気がする。負債70億なんておかしな数字だが、そんな中、前妻への慰謝料7億円てのもおかしな金額である。セレブの肩書きは諸刃の剣だと思わせる。大体モノ作りをしている人に金のことは考えられるものじゃない。考え出したら作りたかったものの芯が思い切りブレる。そんな経験あります。それを越えて尚、成功しないといけないわけでも無かったろうに。ていうか、事務所は何をやっていたんだ。
母校に何億か寄贈して立派な施設を立てたという。母校は今回の事件で名称変更等、考えるらしい。これもおかしな話である。何億も寄贈してくれた卒業生なんだから、一先ず守れ。思うに、それだけ粗雑に扱かわれていたのだ。自己責任だから、と知らない人に知ったような人が情熱を持って金をせしめにきていたのだ。もちろん個人の責任は問われなければ成らないし、反省すべき点は沢山あるのだけれど、人は一人で生きていけないと本当に思っているのであれば、金のありがたみを知れと思っているのであれば、もう少し、優しく接しても良かったんじゃないかな。
作り手はしょっちゅう孤独に成る。作り手は子供で甘い。でもそうでなければ作れないものがあり、それは世の中に必要なものなのだ。
小室哲哉には大して思い入れが無いけど、根は不誠実な人ではないだろうと考えます。

そんなニュースとオバマ氏当選のニュース。
初の黒人大統領は、差別を無くすことが出来るだろうか。
数年後に振り返った時、CHANGEはそこから始まった、と思えるアメリカならばいいんだろうけどね。
とりあえず、新しい戦争はやめてください。原爆は最初から市街地を狙ったんだと認めてください。
夢のあるいい映画を作ってください。小室哲哉に公的資金を投入してください。僕の企画見てください。
と、金のあるほうに寄っていくわけだ。そんな経験あります。CHANGE!いとも簡単に変われる人でありたいと思ってます。

2008年11月08日

林田監督が亡くなりました。

西條です。
現在公開中の映画「ブリュレ」を監督した、林田賢太監督が亡くなられました。
心筋梗塞。32歳という若さです。
一昨日、知人からのメールで知りましたが、昨月お会いした際の元気な姿から想像が容易ではなく、しばらくは連絡を取りながら、事態を把握することに努めました。

僕はまだ映画「ブリュレ」を観に行けていません。
なので観てから日誌を書こうと思ったのですが、
劇場公開日が来週14日までなので、この週末しか機会がない方もいるかと思われるので。

僕は林田さんとはそれほど親しかったわけではないのですが、
映画「ブリュレ」とは縁があり、関係する友人が多い作品です。
初めて作品の名前を知ったのは、元インフェスのプロデューサーの方から。
現在製作中の映画について話を聞く中、「ブリュレ」の存在を知りました。僕がまだ、西荻窪方面に住んでいた頃なので、4、5年ほど前。それからパナソニック関連の会場で「ブリュレ」の製作途中経過報告に立ち合わせていただき、林田監督とそこで知り合いました。服装がラフでなく、綺麗な格好をしていて、最初は真面目な印象でしたが、初見の僕と気さくに明るく話をしてくれました。

映画「ブリュレ」は季節をまたぎながら撮影されていきました。
僕は話を人伝いに聞きながら、まだ撮影が終わらないのかぁと。その間、想定されるトラブルを含め、いろんなことがあったらしく、話を聞くたびに、完成するのかなぁと思ったり。しかしその情熱は人達の心に作品を留め、初めて会う人達もなぜか「ブリュレ」を知っているといった感じで、作品は完成を待たずに界隈話題の一つになっていきました。

初号が完成し、作品は試写会を経て、再度音声編集の後、さらに数年を経て、
今年、現在、劇場公開となりました。
僕は先月、出演している鯛一君のPRで「ブリュレ」の宣伝を兼ねた作品を制作し、上映。
その際、林田監督と久々にお会いしました。
数年前と比べて、体も横に大きくなっていた林田監督。
久々に会ったのに僕のことを覚えていてくれたのにはちょっとびっくりしました。
気さくな方で関西なまりで明るい人。それはまったく変わっていませんでした。
映画に掛ける情熱が強く、それは時として空回りに映る時もあったと思いますが、
一昔前なら、当たり前の情熱であったかとも思います。効率化とコスト削減時代で忘れた、純な情熱を持ち続ける人、傍から見てそんな印象を持っていました。

僕は、映画はコミュニケーションだと思っています。
自己満足の映画なんて一つも無いと思っています。
映画は意見の押し付けには成らないと思っています。
故に映画は大したものではないとも思っています。
語りかけよりも、話しかけられるような感覚のものだと思います。
だから否定することも、だよね~、と賛成することもありだし、やっぱ違うわ、と翻ることもありです。
映画は作り手の言葉です。観客がいないと会話が成り立たないから、上映して初めて完成するんだと思っています。

映画「ブリュレ」は林田監督初の劇場公開作品です。
毎年お蔵入りする映画が100本以上ある中、彼の作品は劇場で公開されます。
残念ながら、彼はデビュー作が公開している最中、帰らぬ人になってしまいました。
しかし彼の言葉はこの映画にたくさん詰まっているでしょう。
もしお時間許すならば、林田監督、スタッフ、キャストの方々の言葉を観に、話をしに行って頂ければ幸いです。

人は必ず死ぬ、というという現実を、最近すっかり忘れていました。
僕もいつか死にます。後悔の無い人生なんて、なかなか送れるものじゃありませんが
僕の周りには、言い訳せずにちゃんと吐き出している人達が沢山います。
ちゃんと生きてる人達。林田監督も、そんな人だったろうと思います。僕もちゃんと生きたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

西條

2008年11月17日

役者飛ぶ

西條です。
最近は短編のことばかりやっております。
なんせキャスト7人スタッフ5人、計12人が集合しなきゃいけないから撮影日を決めるのが一先ず大変でした。
さらにミーティングやらなんやら、大変です。全然スケジュールが合わない。
けどなんとかなるもんで、撮影日、ロケ地共に決まりました。
でも役者が一人、飛びました。
飛んだ、とは、
すばらしい飛躍を遂げた、ということではなく
思わずキャンセルな状態。ドタキャンなわけです。
とかいっても確約していたわけではないので、飛んだとまではいないのですが、
気持ち的に確約だったので、飛んだ気分です。
ああ、撮影まで残すところ・・・なわけで・・・なんとかせんとなぁ。

そんなこんなで自転車を撤去されました。
朝まで飲んで、駅に置いていたら撤去。
う~ん、、、反省。この歳で朝まで飲んではいけないね。
でさっき自転車を買ってきました。
黒いのです。

僕は自転車が大好き。
でも高い自転車は買わない、なぜかってお金が無いからさ。
そして高い自転車は盗まれてしまったときのショックが計り知れないからさ。
自転車そのものは盗まれなかったけど、自転車のサドルを盗まれた友人がいます。ホントに悔しいと思います。サドル無いと乗れません。そんなわけで高い自転車はパーツの細部にわたって高価ため、小心者の僕はウカウカそこらへんに停められないのです。

今回買った自転車は、黒。
今度作る短編の主人公のイメージ色が黒なので。
嘘です。安かったんです。
しかし安いばかりで黒を選ぶ僕じゃないことは僕が一番良く知っている。
シックな黒がかっこいいなと思ったのは事実。秋だからって訳でもない。
最近、抜本的に趣味が変わってきた気がします。
さらにモノトーンが好きになってきた。

まあそういったわけで、役者に会いに行ったり小道具を探しに行ったり。
ハンズに電話掛けてみたり、カノーさんに「切れない包丁ってありませんかね?」と尋ねてみたり。
浅草でシルクのセクシーな衣装を見つけて写メってみたり。彼女が苺のバッグを貸してくれたり。
いろいろです。長年やっているのに、自主映画って大変だ、と今回も再認識。
試しにカット割ってみると、それだけで足される小道具が増えたり。
でもやっぱり一番大変なのはスケジュール。どうやら・・・撮影当日まで皆の顔合わせは出来なさそう、な気配。

やっぱりこのシナリオ長いね。
10分には収まらない、であろう。しかし今回はエンドロールが無いからなんとか・・・
ハショるのは撮影後でもいいかしら。
ワンシュチュエーション劇なので、むしろ照明はキメキメ。でも妄想シーンは工夫しないとね。オフの音はそれ程いらないし、撮影も単純なメリハリをつければ現実と非現実を区別できるだろう、とかいってどんな動きするのか実際やってみないとわからないし。役者だな、この作品を決めるのは。そして舞台だ。作りこみをどれだけ出来るかが鍵だ。あと衣装だ。誰か女子の学生服持っている人いませんか?3着も買えません。なんだ結局全部ないがしろに出来ないじゃないか。と、こうやって制作費はかさんでゆくのです。

そんなわけで。日々頑張っています。
そして日々妄想に明け暮れています。

先日、映画「ブリュレ」を見ました。
綺麗な映画でした。雪が降っていました。燃えていました。DVDになったらまた見ようと思います。
映画「キサラギ」を途中まで見ました。見た限り、スゲー面白かったです。
映画「レッドクリフ」をまだ見に行けてません。でも興行成績は、スゲーらしいです。
映画「女子女子over8」も迫る勢いで成績を上げてもらいたい。
映画「新宿事件」が楽しみでたまらない。
映画バカですがバカ映画を作る気はありません。

そんなわけで僕の今回作る映画の題名は
「土井さんの不幸」
これは見てみたくなる題名だ。
乞うご期待。甘く、それでいて夢に出てきそうな作品を目指します。
今週前半の僕の予定は小道具制作。切れない包丁を作ってると思います。

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