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まったく部屋から出ないからガスト

西條です。
秋晴れ予定の本日。
僕はそれでも部屋から出なそうです。
そろそろ短編の企画を何とか決めなければいかんと、
日々試行錯誤していますが、全然決まらない。
考えれば考えるほど、決まらない。
ならば考えなければいいだろうと考えないとそれはそれで決まらない。
しょうがないので誰かの他の作品を見て刺激を貰おうと思って他の作品を見るんだけど、
刺激は受けても決まらない。
それなら今まで見た作品のどれかをパクろう、と思ってもなかなかうまくいかない。
思い切って書き出そう、と思って書くんだけど、すぐに尺10分をオーバーした本になってしまう。
う~ん、布団の上でうなっていると知らぬ間に寝ている。
そんなわけで部屋から出ていない。

そうだ、これがいかんのだ。
と朝っぱら、超有名ファミリーレストラン「ガスト」に行く。
その昔、まだ学生の頃、シナリオ書いたり企画書いたり話し込んだりするために、
よくファミリーレストランを利用していた。プロフェッショナルな方々も未だに煮詰まるとファミレスに行くようだが、僕はなんだか学生みたいだなと思って最近企画を書くためには行かないようにしていた。企画を話し合うためには行くんだけどもね。ウチはごった返して汚い部屋なんで。

朝っぱら行ってみると、
予想遠り、お客は少ない。
いる人は=不良。タクシードライバーらしき人。おじいちゃん。なぜか家族連れ。
等。
スカスカすぎてそれぞれが目立ちすぎている。
モーニングセットのミックスグリルを頼み、スープのおかわりとドリンクおかわりの自由を得て、
ノートを開く。僕のノートは毎日持ち歩いているため、ほとんどの場合、雨でひしゃげている。
久しぶりにファミレスで開くひしゃげたノートはちょっと恥ずかしい。
30歳も半ばに差し掛かった男が、ひげを生やしたボーダーの男が、ひしゃげたノートを開きつつオレンジジュースを飲んでいる。なんかそんな光景はよく見ていた気がする。
きっと昔、同じようにファミレスでそんな人を見たのかもしれない、
で、あの人はどんな人なんだろうか、と思ってネタにしようと努力していたに違いない。

ミックスグリルを運んでくれる店員さんは
やけに覇気が無く、でも覇気が無いのが妙に合っていて、大きなお尻のタルタルさと共に、地味ながら独自の雰囲気を醸し出している。たどたどしい言葉と動きで皿を置き、いそいそと厨房に帰る間際、
10代の不良に「ねえ、何歳?」と聞かれて「22歳です」と答えた。
よくわからんが、10代の不良は「全然ちげーじゃん」と言った。
多分仲間内で盛り上がっていたのだろう「あの店員何歳だと思う?」というような。
しかし密かに振り返ると仲間は女子一人のみ。
女子と共に「あの店員何歳だと思う?」なんて聞くのはちょっと違和感があるなぁ。
ヒントが無さ過ぎなのでこれはこれで考える事を辞めた。

しばらく書いてみると、
結構頭の中が整理できるもので、整理してみると、
今まで考えていたことが全部短編向けじゃないということを悟る。
まあ全部じゃないんだけど、描くにはもうちょっと尺が必要だなあ、と。
長編で描けるものは、短編でも描ける、とよく言われるが、
僕の場合は、長編が好きなので、短編で描けはするんだけど、なんだか残念だ、と思ってしまうのだ。
作ってて面白くないならやめたほうがいい。だって仕事として割り切る必要の無いものなんだから今回は。

そんなわけでミックスグリルのライス大盛りはとてもおいしく、
久しぶりにファミレスを堪能して会計。
外に出るとさっき店員に話しかけた10代の不良がどこからか増殖した仲間達とゴミ箱の向こうでたむろっていた。こんな朝早くにたむろっていられるなんて、なんていうか、いい国だここは。学校行きなさい。

気分転換にスーパーに買い物に行く。
朝はいい食材が揃っている。キャベツが安い。ハムが安い。卵も買った。
予想通りの昼飯を作り、グウスカ寝る。
迷路に入ると、ゾンビ生活になってしまうのは、きっと物書きみんな同じだろう。

そんなわけで融解座で上映する作品は完成したが、
短編の企画はまだ出来ていない。
題材=女子。
その他いろいろ、出来ればこうして欲しいという要望も聞いているので、
ちょーじりをあわせるのが難しい。
女子ってなんだろう。素朴な疑問。
しかし「女子って言うのはね」と今言われるとなんだかムカつく。
今考えてますから!
と言いたくなる。
まあ真剣なのです。

どちらかというと、個性的な作品を作っているわけではない僕としては、
なるべく舞台とか、設定とか、ちゃんと決めたいし、いわゆる普通の作品が作りたい。
まあ毎回言ってますが。ワンシュチュエーションですな。これだけは決まった。

朝。秋晴れ予定の本日。
これから不燃ごみを出しに行きます。今日も不良はたむろっているのかしら、そして覇気の無い22歳は誰かに年齢を聞かれるのかしら。僕に限っては昨日と違う今日であって欲しい。そろそろ思いつきたい。

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2008年10月02日 06:46に投稿されたエントリーのページです。

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