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私は自分に言い訳しない

西條です。
秋が徐々に忍び寄っていますが、つまりはまだ夏。
昨日も夜勤の仕事場にセミが舞い込んできました。
最後の力を振り絞り、大爆走で電灯に突っ込んでゆく様を、僕はウザイと思いません。
セミ、というと、成虫になってから1週間しか生きられない、ので、儚いと言われるが、
実は7年間地中にいることのほうがメインなのかもしれない。
となると、むしろ7年もメインな人生を歩むのであれば、幸福だ。
見た目で、人生判断をするのは、やっぱり浅はかだなあ、再確認。
しかし激しく天井にぶつかりまくるセミを見ながら思ったのなら、これもまた、見た目での判断かなぁ。
本人のことは、本人にしかわからない。そこはちょっと儚い感じがします。

そんなわけで相変わらずの生活を送っていますが、
この前、融解映画社の撮影に参加してきました。
参加するのはかれこれ3回目。撮影しました。
作品に成るかはわかりません。まあしなければいけないんだけど。
うまくいけば、来月の融解座で上映です。
うまくいかなかったら再来月の融解座で上映です。
多分、うまくいかなくても来月やります。

雨が降ったりやんだりでもうどっちなんだんだ!
とイライラしてストレスがたまり、髪の毛が更に抜けて焦って発毛のサイトを検索しまくったりしてさらにストレスを実感しています。人は皆、「君ね~、気にするほど薄くないよ~」
と言ってくれますが、本人なので、現在進行形が良くわかっています。う~ん、儚い。むしろ顔を整形してブルース・ウイリスみたいにしようかしら。という面白い案が出て、そろそろ短編の企画を本腰入れて実行しなければと思っていた矢先の脳みそにはいい刺激になりました。が、多分ハゲ題材のプロット出したら却下されそうだ

ハゲではなく、東京を舞台にした10分の短編のために、
東京について考えています。僕は上京モノを録ろうと思っているのですが、
なんでしょう、今の女子ってどういうつもりで上京するんだろう、と目下検索中。
出会う人達にも聞いて回っています。
その中で、おもしろい見解、見識、読解、解読、いろいろ出てきました。
僕が上京した理由と若干だけ違う。若干のその違いが、結構ピンと来て表現したいものになっています。

食べ物とメイクアップテクニックの進歩で美男美女が多いこのご時勢。
軟弱なのか硬派なのか。ただある種の現実感を持っている、気がする。
それは、僕らが抱えたものと似ているようで、それよりもっと早熟なのかも。
とりあえz、答えは出ずとも方向性は掴まないと何も書けないっす。そろそろ掴めそうっす。
しかし10分は短い~

この前、映画「闇の子供達」を見ました。
タイの子供の臓器移植を軸に、そこに絡む先進国の欲望と人の責任、葛藤、言い訳と事情。
生きたまま臓器移植をすることになる子供とその事実をスクープしようとする男の葛藤。
日本人として衝撃を受ける。登場人物も素晴らしく、全員が最後までそのキャラクター設定をブレさせない。構成力とエッジの効いたシーンの切り替え、無駄な動きの無い演出が雰囲気を作り、すぐ雰囲気に飲まれる。
この現実を伝えられる知識が僕に無いことが残念だ。だからこの映画に頼ろうと思います。観てください。感じない人はいないと思います。
劇中、宮崎あおいさんのセリフ
「私は自分に言い訳しない」
上映後、痛烈に、響いてくる。

何でこの映画がそんなにテレビで宣伝されないんだろう。テレビは何をやっているんだ。
名作なのに。正直悔しい。
でもこの映画は評判を呼んで拡大上映になっている。正直嬉しい。
ほんとは僕らには知りたい情報なんて一つも無いのかもしれない、目の前の人が幸せならそれでいいと思うことはいつまでも変わらない。でもその感覚は、世界中の人達の共通する思いだということを、知っておく必要がある。リアルな話、知ったからって明日何かが変わるかというと、何も変わらないだろう。でもリアルな話、明後日には変わるかもしれないのだ。

先細った産業、映画。
でもその価値を全然変えていないと再確認できる作品の一つ。
拡大上映に導く観客の方々も、きっと価値を変えていないに違いない。

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2008年09月26日 19:43に投稿されたエントリーのページです。

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