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日光に行き、ブルーベリーを見る

西條です。
春なのに、寒いですな。
この前日光に行ってきました。
小旅行、日帰りです。

日光東照宮に行きたかった。なぜか、それは、
心残りだったから。
その昔、僕はCM制作会社であくせくと働いた時期があり、その際、ロケハンで神社、寺を回らなきゃいけなくなり、頭がこんがらがっていた僕は命令のままに動き、日光東照宮をロケハンしに行ったことがある。結局そのCMで東照宮は使われなかったが、頭がこんがらがった状態だったにもかかわらず、強烈なインパクトを残す場所で、こんがらがったまま僕の中に記憶された。
会社を辞めて自主映画を作るようになってからも、いつかまた行きたいなあと思っていたわけで。
3月にパイロット版が完成し、いろしろとご迷惑をおかけした彼女を連れて行こうとね。
趣味的に気に入るのではなかろうかと思ったし。

そんなわけで日帰りでしかもスペーシアに乗らずに日光に行くというハートウォーミングツアーを敢行。
東照宮見て桜見て帰ってこよう、くらいしか考えてなかった、車乗れないし。無理やり詰め込むのはいろんな意味で危険だ。北千住から東武線に乗る。
北千住には行ったことが無く、初めて降りるこの街もまた来たくなる街並みである。なんか適度に住みやすそうな気がする。ていうか、僕のテンションが高かっただけなのかも。
東武線に乗り、一旦、、南栗林まで行く。おなかがすいたのだが、売店が閉まっており、
駅員さんに言って近くのスーパーに買い物に行かせて貰う。
せんべいとお茶を買って、戻り、再び東武線に乗って一路、東武日光を目指す。
車窓の景色で花見が出来る。菜の花と、桜と、土手に咲くたんぽぽ。なんだか久しぶりの光景な気がした。音があまり聞こえない、それがとても久しぶりの音で。この冬は、永かったなあとしみじみ。

かれこれ電車に乗って2,3時間すると、アナウンスが流れて車両を切り離しますとのこと。
鬼怒川行きと東武日光行きでこの電車自体が別れるらしい。前二両目に乗ったまま。すぐに東武日光駅に着。駅を出たところにバス停があり、その前に、日本一の水、と書かれた湧き水発見。
飲んでみると確かに日本一な気がする。もう相当ハイテンションになっている僕である。
日光の名産は、ゆば、どこのお食事処を見ても、ゆば、ゆば、ゆば。ゆば、と書かれた次に二股に分かれて、そば、うどん。
僕はカレーを食べた。
食堂のおばさんに「東照宮に歩いていくにはどうすればいいのですか?」
と聞くと、40分くらい掛かるからバスで行きなさい、と言われて、バスに乗る。
なんて名前の乗車駅でおりればいいやらわからない。乗客の大半もわからないらしく、皆、一様に電光掲示板を見据えている。程なく、アナウンスで東照宮に行くならここで降りるべき、とアナウンス。乗客の大半がボタンに手を伸ばす。

東照宮到着。
長くゆるい上り坂の向こうに見える入り口。
ああ、そういえば、こんなベンチがあったなあ、とか、ああ、輪王寺にも行ったなあ、とか昔の記憶が徐々にガチンガチンと蘇る。チケットのもぎりの人もあの時から変わっていないような感じがした。

果てさて、東照宮。
やっぱり観光地は観光で来ないとダメですね。仕事で来たって面白くない。
まじまじと陽明門を見る。すげーーー。。。
東照宮のイメージは、青、なのです僕は。
青い寺ってあんまり無いよねぇ。寺じゃないや、2社1寺で基本神社だ。
彼女曰く、青い色、というのはかなり強い色で、時間が経過しても色あせない色らしい。
この建物は数百年経っているシロモノ。すごいねぇ・・・そんな前にこんな絢爛豪華なものを作ってなおかつその色がまだ残っているわけで。徳川の紋章があらゆる場所に貼り付けられ、この世のものではないものまで彫刻され、いつまで見てても飽きない。世界遺産だから外国人ツアー客も沢山いる。日本一の水は飲んだのだろうか。
境内に花が植えられていない。この建物自体が花のようなものだから、かしら。

彼女が前厄であるということで、厄払いをしてもらった。
陽明門を過ぎた眠り猫の横に祈祷する場所があり、二人で正座。久々に正座。かしこみかしこみ。
僕は厄年の時、そんなのかんけーねー、と思っていたら痔になった。
みなさんも厄は避けておきましょう。

それから鳴龍を聞いて東照宮を出ると、もう日が落ち始めている。
華厳の滝にはもう行けない。う~、ん、一泊すればよかったか。
でも東照宮だけでも十分すばらしかった、やはり行って良かった。胸のツカエが取れた。今度は鬼怒川温泉と華厳の滝目当てで1泊しよう。
帰りに日光ビールを買い、東武線に乗る。すっかり眠りこけた。
北千住についてからバーに入り、ハンバーガーとギネスを飲む。春は飲んでばっかりだわさ。

そんなわけで昨日「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を見てきました。
ウォン・カーワイの作品でノラ・ジョーンズやジュード・ロウが出ている映画。
恋人に捨てられたノラがロウの店でブルーベリーパイを食べて旅に出てワイズやポートマンに会ったりしてまた戻ってくる話です。すごく小さな事を描いている、ロードムービーなのかなこれは。
ウォン・カーワイ作品なのにウォン・カーワイにかぶれてる人が作ったんじゃなかろうか、という無理やりウォン・カーワイな雰囲気もあるけど、2046よりはまだ感じない。最初のシークエンスは、もしかして、70年代アメリカ映画に思ったよりも影響受けたんじゃなかろうかと思わせる。ルーズさがそう感じさせるのかなぁ。途中、ブエノスアイレスで使っていた曲が出てきたり、昔聞いていたニール・ヤングのハーベストムーンが流れたりして雰囲気に酔った。が、カットバックばかりじゃなくもっとロングショットがあってもよかったのではなかろうか、とか、そんなに涙を活用するな、とか、まあ2046よりはまだ感じないけど。
ある種自主映画のようなテイストをそのままに、これだけ大きく映画を撮れるというは、ほんとに限られた人にしか与えられない特権だろう。確立した人として、この人も歴史に名を残すんだろうなぁ。また訪れたい観光地にも似ているわけです。青色の人なんだろう思います。

そんこんなで雨のため米を買いに行けずに、困りました。
しかしそれでもカレーを作りました。カレーが食べたかった、というより、カレーが作りたかったのさ。
今から米を買いに行きます。そしてカレーを食べます。
順番が逆でも結果オーライ、ですな。
そろそろ、こたつを片付けます。
新緑の季節。企画も頑張るぞ~

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2008年04月09日 11:52に投稿されたエントリーのページです。

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