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「恋鎖」

西條です。
「恋鎖」上映最終日。
まさか阪本順冶監督が来場するとは思わなかったでしょ?
「恋鎖」上映最終日は、まさにクライマックスだった。

 そんなわけで今日の日誌はかなり長くなるぞ。読まなくていいです。

朝起きて

ね、長くなりそうでしょ。ほんとに長いからね、読まないほうがいいです。この日誌は問答無用で書いているのですよ。

朝起きて、天気予報を見る。
曇り。夜、雨は降らない。逸る。こんな時は、次回作を編集しよう、
と次回作の短編「お前に雨は降ってない」を編集。
司会の北田さんからメール。20時30分には劇場に着くらしい。
舞台挨拶。気を張ると失敗するので、
オーストラリアで彼女に買ってもらった爽やかな中国製のTシャツを着て家を出る。
いつもより早めに出発。が、星野君に返すデジカメを忘れた事に気づき、急いで戻って急いで電車へ。
そうなのだ、雨降ってないのにチャリじゃないのさ。なんでかってさ、朝まで飲む予定だからさ。

 新宿に着くとやけに人が多い。
小田急線改札に来ると更に人が多い、気がする。
金曜日。羽を伸ばして楽しみたいと思う人々の何割がシネマアートンに来てくれるだろうか。
19時前には下北沢到着。
劇場へ行くと、整理券はすでに7枚出ている。整理券番号1の人は昼に取りに来たらしい。
北口のラーメン屋へ行き、ラーメンではなく角煮定食を注文。徹さんが公衆電話から電話を掛けてくるも取れず、折り返す事も出来ず。少しプララっと下北を巡り、20時30分くらいにシネマアートン到着。劇場の前にしゅん君発見。
西條「あ、アメリカから帰ってきたの!?」
しゅん君「恋鎖を見に予定を変更して帰ってきました」
そんな事は言ってないのだが、
しゅん君はアメリカから帰国後すぐにここまでバイト仲間と一緒に来てくれたのだ。すごいうれしいっす!
なおかつお土産に切望したキーホルダーをくれた。最高だ!ハリウッドって書いてある!
早速自転車のカギにつけて劇場にIN。

 すでに司会の北田さんがINしている。
その肩越しに見える小さいモヒカン頭。その背中、振り返ると井川広太郎その人。
西條「またフラッと来たの?」
井川さん「まあね、フラッと、ケヅーに仕事紹介すんの」
とりあえず劇場屋上に上がる僕ら。
舞台挨拶の打ち合わせをしていると続々と恋鎖関係者がIN。そしてニッコリしながら松田彰さんが登場。
松田さん「どーもー」
西條「あ、松田さん、見に来たんですか?」
松田さん「ううん、だってもう入れなそうなんだもん」
屋上からほんのちょっとだけ劇場前が見える。ごったがえしていた。。。
松田さん「日を間違えてたよ、19日から公開だと思ってた」
西條「そんなバナナ」

 入場開始。
ネパリさんから差し入れのせんべいを頂く。ありがとうございます!
しゅん君が片手にハイネケンで僕らのところへ。アメリカから帰ってきたからか、今日のしゅん君は非常に言葉がはっきりしていた。次に何やりたいかがはっきりしていたというか。ちょっと男らしくなっていた。海外はね、若いうちに行ったほうがいいぜホントに。
少しして受付に下りてみる。
支配人さん「72」
満席。
入れなかった方々がいる。その人数が伝えられた数より多くないことを願う。
そしてこのブログ等で22日が混雑することを知り、この日を避けて見に来ていただいたお客さんに感謝いたします。その方々分の数だけ座れたお客さんがいる。
上映開始。
階段下に黒川さん達がいる。

 黒川さん達TAMA CINEMA FORUMの方々は無い時間を割いて
舞台挨拶を応援しに来てくれた。上映中は今年のTAMA映画祭の打ち合わせをするとのこと。
石川さん、よっしーと共に上映が終わったらポスターを剥がしに来る約束をしていたお店に向かう。
戻ってくる最中、謎の電話番号から電話×2。。。なんだろう、何かあったのかしら。。。と不安になりつつ劇場に向かうが、何事も無く。肉まんをほおばる金子さんにデジカメを渡して、中村研太郎さんと2ショット写真を撮る。
西條「金子さんて肝が座ってますよね。僕も見習いたいです」
金子さん「そう見えるだけです」

 22時20分。「恋鎖」最後の上映がそろそろ終わる。
ぞろぞろと劇場上の喫茶スペースから降りてくる役者陣。
北田さんと最後の打ち合わせ。
金子さんが劇場のドアに張り付き、TAMA CINEMA FORUMの方々も戻ってきて、舞台挨拶だけでも見たいという方々と共にロビーが密かにごった返す。
僕の弟が花と酒を持ってやってくる。兄ちゃんの晴れ舞台を後世まで伝えてください。
初日と同様、役者達は人という字を書いては飲む。
21世紀に残したい文化の一つですね~と和んだ時、シネマアートンの入り口のドアが開いた。
阪本順冶監督来場。

 どよめきの中、短めに挨拶。
再び列に戻ると伊藤さんが僕の背中をさすった。青春の1コマ。
会場のドアが開き、北田さんが入る。促されて役者陣、そして僕が入る。
上映期間中4度目のイベント。緊張もコレが最後だ。
舞台挨拶中、阪本監督を紹介させていただき、マイクを渡す。
後ろの客席付近から立ち上がる阪本監督は暗がりの中でも全身映画監督。すごいオーラ。
阪本監督「えー、」
と話した詳細はその時その場所にいた方々だけのものにしておいて。
要約すると、「恋鎖を観て、監督の顔が観たくなった。ので来場した。から質問します」
となんと日本のトップクラスの監督から質問を受けた。若輩西條が。

 質問内容はミドリさんのシーンでの音の使い方について、
自分だったらあのシーンはこうする、だからそうしなかった理由を教えてください。
との質問。凄いところ付いてきたなと思う。答えてる僕も自分で凄いなと思う。
拍手の後、僕は花束をもらい、ステージを後にして、劇場の階段を下りた。
出てくるお客さんに挨拶をし、その間、ミカリンが飲み屋を取りに夜の下北沢を頑張って奔走してくれた。
諸江さんにも挨拶したかったが時間が無かった。

 シネマアートンの会場に一瞬戻る。
支配人さんと金子さんが並んでいる。
ガッチリ握手。
僕はこの日まで一体何人の方と握手したんだろう。その全てが力強く、暖かいものだった。

 ミカリンのおかげで取れた飲み屋に入る。
僕は阪本監督の隣。目の前に井川広太郎さん、斜め前に松田彰さん。
乾杯してもちろん映画の話。恋鎖の話、阪本監督作品の話、現場の話、それぞれの話し。
芋焼酎を飲み干してから阪本監督は他の飲み会へ向かった。
実はそれを中座して来てくれたのだ。本当に御来場ありがとうございました。その背中にも宿る映画監督のオーラ。握手した時に少しはもらえただろうか、じっと手を見る。
黒川さんと共に階段を上がると吉村君が頭を抱えていた。
吉村君「帰っちゃったのですかー、見送りたかったーなんで俺トイレ行っちゃったんだろう」
本気で頭を抱える吉村君を慰める黒川さん。
また会えばいいんだよ、また会えるようになればいいのだよ吉村君。

 席に戻り、三坂さんと会話。
今度は高橋藤一郎監督の話で盛り上がる。
そして松田さんとガッチリ握手。なぜか、の詳細はまた後ほど。
やがて2次会へ。そこで朝まで。ウズマキさんと話すと一気にほっとする。
この人とも付き合い長いな。。。

 とにかく盛り上がっていた。
いろんな取り止めも無い話をした。
下北沢の改札を抜けて、京王線組と小田急線組で分かれる。
黒川さんと握手した。もしかしたら初めてかもしれませんね握手したの。
思い切りグッと来たんだがそれを堪える、と伊藤さんがハグ。帰国子女は豪快な女神であった。
笑顔で分かれ、新宿でまた分かれ、家近くの駅で分かれ、大量にいた人数は僕と彼女の2人だけになった。

 2つの花束と綺麗に包装された酒を持って家に向かう。

祭りの後。でも支配人さんはプレス試写時から言っていた。
支配人さん「祭りで終わらせないように」
そうするつもりです。
シネマアートン下北沢で「恋鎖」を上映できた事、新しいスタートを切れた事に感謝いたします。
いい出会いに。劇場に足を運んでくださった皆様に。2週間に。全ての握手に。
恋鎖制作にあたり集ってくれたキャスト・スタッフの全員に。高橋陽一郎監督、佐藤佐吉さん、シネマアートン下北沢スタッフの皆様、プレスリリースから教えてくれた福島監督、文句や泣き言を聞いてくれた井川さん、松田彰さん。真夜中にファックスを自転車でウチの近くまで運んでくれた来田さん。励ましてくれた福谷監督。オリジナルな差し入れをしてくれた丸将。細谷さん、越川さん、ミナスケさん、桜井さん、大地君、えんちゃん、鯛一君、圭作さん。他web等で作品を紹介してくれた友人達。親族。チラシを配布し、織り込んでくれた皆様。予告編を流させていただいたイベント、webサイト主催者の方々。恩田さん、しのきさん、宮国さん、本宮さん、田中元さん、北田さん。阪本監督。TAMA CINEMA FORUM実行委員の方々、蛭田さん、広中さん、伊藤さん、上映が決まってから今日まで、ずっと支え続けてくれた黒川さん、ありがとう。きっといなければ何も始まらず何も終わらなかったです。
作品を気に入り、作品を信じて、沢山の人に紹介してくれた皆様、本当にありがとうございました。

 この3ヶ月、
出来ない事が沢山有り、その中でほんの少しでも希望が見えたり、具体的に成ったり。
体裁を整えるのに精一杯で、他の事に頭が回らなかったり。いい事も悪い事もいつも以上で
すっかり自信を無くしたかと思えば、今までこだわっていたものが小さく見えるように成っていたり。
「恋鎖」はいろんな事を教えてくれた。

 家について横になったら一瞬で寝てしまった。
ほんの少しの間うたたね。の後、2度寝。今までの生活にまた戻る。夜勤ですから。寝とかないとね。
夕方目を覚ますと、貰って来た花束が綺麗に分けられ食器や紙パックを花瓶にして部屋にちりばめられていた。ずっと一緒にいてくれる彼女に感謝します。ありがとう。これからもどうぞよろしく。

 長々と書きましたが、ホントはもっと長々書けるんだぜ~、そんだけのことがあったのさ。
そんなわけで気持ちもしっかり切り替えます。もう9月も終わります。
そして次回作の短編「お前に雨は降ってない」もソロソロ完成しますからね。

 最終日、入場できなかった方々のためにも、もう一度くらい、「恋鎖」を上映する機会を得たいわけです。
そのお知らせも、ちょっとの間待ってておくれ。

 2週間、お疲れ様でした!今後とも何卒ヨロシクお願いいたします!

コメント (3)

お疲れ様
楽日、いきたかったんだけど仕事でいけませんでした
でも大成功でよかった
次も期待してます

使えない:

お疲れ様でした!!
阪本監督ご来場! すごい!!!
さすが!!!!!

えんだ:

長くて短い2週間だったのでは・・・・。
お疲れ様でした。

そして何より、大成功おめでとうございます!!

本当に素敵な作品だと思いました!

私も、なんか、「がんばんなくっちゃ」って思いました。
元気をありがとう!

次回作 期待してます! ので、是非観させてください。

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2006年09月24日 14:39に投稿されたエントリーのページです。

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