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2006年09月に書かれた日誌

2006年09月04日

「そして、一人きり」の頃

西條です。
あれこれしていると先ず最初に据え置きになるのが、この日誌。
でも忙しさも落ち着いてきました。
だって「恋鎖」の上映までもう1週間無いんだもん。
今週の土曜日からついに公開です。

 先日、シネマアートンで公開「東京失格」の打ち上げに参加。
もちろん「恋鎖」の宣伝も兼ねていたが、その日は監督井川広太郎さんの誕生日。
何か買っていこうかなとも思ったが、それもなんだか気持ち悪いので、裸一貫で向かった。
自転車でシネマアートンが遠くに見える場所まで差し掛かると、とんでもない人だかり。
おお、すごい、しかし上映はすでに始まっているはず、まさか繰り上がって終わっているとか?
いや、もしかしてあの凄い人だかりは大混雑で入れなかった人達なんじゃなかろうか!?
すごい、「東京合格」じゃないか!

 しかし近くまで行ったらお隣「ザ・スズナリ劇場」のお客さんであった。
でも「東京失格」は余りの大根雑なため、本日入れなかった人達もいた、ってのは事実。
みなさん、恋鎖の時は是非、お早めにお越し下さい。
と余裕チャクチャクでいられるわけもなく、ファンタジーに井川さんの話を聞き、疲労感を観て、自分も9月下旬にはむしろ同じ状態になっていたいと思うのだ。

 上映後、「恋鎖」のポスターを不躾ながらタカチャンに持ってもらい、
「恋鎖」の宣伝をした。一人でも多くの方に作品の存在を知ってもらいたい。
で興味を持ってもらい、楽しみにして見に来て欲しい。そんな思いは上映間近に成っても変わらない。
最高に誠実だ僕は。
しかしその側面は当日会場がどんな具合になるのか全然予想が出来ないから、とにかく必至に伝えるしかない、というもの。ビギナーバリバリである。

 打ち上げでも宣伝し、
久々に感じるp-kraftの活力に元気をもらう。
そして融解座へ向かった。

 融解座は江古田フライングティーポットで毎月開催している自主映画上映イベント。
僕は5年ほどお世話になっているので、今回の劇場公開が決まった時、自分の作品を連続で流していこうと決めた。
7月に「アスリート」、8月に「98%ホリデー」、そして今月は神奈川県映像コンクールで賞を取った「そして、一人きり」。来月はうまくすれば西條組新作「お前に雨は降ってない」、で再来月には「トレンディ・フォーチュン・イン・ジャパン」なんならその次に「ピースサイド」
の予告編でも流せれば最高である。
そんなわけで「そして、一人きり」を上映した。

 「そして、一人きり」は43分の作品で
8ミリフィルム撮影、DV仕上げ、田舎と都会、兄と弟の関係を描いた作品。
2001年に神奈川で賞をもらい、それから西條組の代表作として語り継がれている。身内で。
西條組特集的上映をすると「そして、一人きり」がナンバー1に好き、という人が多く、それは嬉しい反面、悔しくもあり、だってその後、3作品作っているのにさ。
だから僕は密かに「そして、一人きり」より面白いと思ってもらえる作品の創造をを目標にしていた。
今回の上映にあたり、miniDVにパソコンから落とした時、自分の中でこの作品がしっかり過去のものになってる事を実感。
古いなー、稚拙だなー、狙ってるなー、と。そしてなかなか上手い造りをしているとも。
上映してみるとやっぱりそんな感じに映った。
今の僕には「そして、一人きり」の本編よりも「恋鎖」の予告編のほうがいけてる気がする。
これは決して「そして、一人きり」は時代遅れ、「恋鎖」の方が面白いよねえ、そうだよねえ、ということではなく、あの時の自分と、今の自分の違いを見る事が出来たって事である。証である。
あの頃の僕を初めて褒めてあげたいです、初めてじゃないけど。

 気に入ってくれた人多数「そして、一人きり」。良かった。
今後もどこかしこでドンドン上映して行こうと思います。すごく古い映画ですけど。8ミリフィルムって今ブームになりつつあるし。この作品があって「恋鎖」もあるんだと改めて思うのだ。

 そんなわけでその後、メールをしに一旦家に帰り、
戻って飲み会参加。遅れてきた上野さんとチャカスカ話し、砂さんとワイセツなトークになって島村君がヒートアップしてウズマキさんがぶっ続けで笑っている時間を凄し、諸江さんの本読みを邪魔しに行くと、
この前会った三浦さん等等がいて、その中にヒグラシさんという方がいた。
なんとこの人、「ピースサイド」で音楽制作を最初に依頼し、結局参加に至らなかったが、それから会わずにかれこれ~もう何年だろう、8年?・・・もしかして、8年ぶりに会った。
でもお互いあまりビックリもせず、どうもどうも~、とむしろお互い興味津々といった様子で会話。
こんな事ってあるんだねえ。。。

 家に帰り、ドシドシメール。イベントも組みました。

9月13日(水)対談(映画監督福谷修さんと)
   14日(木)トークショー(監督と出演者 生野零士・清水美玖・吉村康宏)
   18日(月)トークショー(監督と出演者 生野零士・清水美玖・吉村康宏・石川美帆)

 予定は未定です。なんつって。変わらないと思うので、公式HPにもアップしますね。
19日にも、もしかしたら20日になるかな、中村研太郎デーを作ろうと思います。
それはなぜか
本編を見ればわかります。
そんなわけでいよいよ公開が迫った恋愛映画「恋鎖」。
凄い怖いよホント、先が見えないと。この立場はお勧めしません。
公開前の監督って皆こんな感じになるんだろうか。この心理状態をしっかり覚えておいてやるぜ。

2006年09月07日

9日がもうすぐ

西條です。
時間て経つの早いですよね~
「恋鎖」の上映が決まってから、もうすぐ夏が終わる。そして上映が始まる。今週末から。
なんともね、感慨深いですよ、まだ何も始まっていないのに。
昨日、東京多摩版の読売新聞に西條の顔写真が載りました。
なんとTAMA NEW WAVEの記事と合わせて「恋鎖」の事も記事になったのです!
ネットでも見られたんですけど、
日が変わり、すっかり今日は消えてました。
が、8日の夕刊にも若干載るようです。短評が。こちらは全国版かもしれません。
読売な方、チェックしておくれ!

そしてイベント情報を掲載しましたので、
「恋鎖」公式HPから見ておくれ!
恋鎖公式HP
詳細を書くと、
13日に映画監督 福谷修さん(最後の晩餐、完全自殺マニュアル、レイズライン等)と僕が対談。
14日に生野零士と清水美玖と吉村康宏と僕で撮影話などをトーク。
18日に生野零士と清水美玖と吉村康宏と石川美帆と僕で、撮影話などをトーク。
20日に中村研太郎と鈴木雄一郎と上野昌弘と僕で撮影前に吐いたり、昔の僕の家に大量のゴミを搬送するために車を調達したり、明らかに遠すぎてマイクで音声を拾えないのにアフレコにならなかったりした撮影話しをトーク、などなど、
とにかくトーク。全部僕は出ます。大丈夫なんだろうか。
そんなわけでちぇっく!してね!

 9日の打ち合わせで、
島村君と会う。が、あんまり打ち合わせる事が無い事に気づく。相変らずな僕ら。
とにかく検討を祈った。
制作を請負い、「恋鎖」撮影にベタ付きで、参加した島村君も劇場公開はさすがに感慨深いらしい。
ビール飲もう!
と言われたので蕎麦屋に入ったが、僕はなんだか落ち着かなくて、うまく飲めなかった。
本当に緊張しているし、本当にこの宣伝活動が終わってしまうのが名残惜しい。
そしていつもの自分より沢山頑張ったけど、もっと頑張れたと思えてならない。初心者の憂鬱だこれは。
経験を積み重ねていければと思う。
僕はまだまだ何も知らない。

 とにかく楽しみにして来て欲しい。上映後、楽しく帰ってもらいたい。
僕は毎日いようと思います。
だってなんにも知りませんからね。興行を最後まで経験するつもりであります。
見つけたら声かけてね。

 そんなわけでいよいよ今週の土曜日から始まります、

「恋鎖」
 
 完成後、沢山の人の後押しで、前に進む事が出来た作品と僕。
関係者のみでなく、宣伝に参加してくれた方々は皆、僕のためでは無く、作品をなんとか沢山の人に見せたいという気持ちで、動いた。綺麗事がそのまま形になっている今回の活動は映画の可能性だけでなく、僕らの可能性を示してくれている。
シネマアートン下北沢という劇場も是非覚えてください。
この前劇場に行った際、
「恋鎖」後に上映する作品の予告編がやっていた。「shoes」って映画。
面白そうだったので、その時横にいた劇場支配人の方に
西條「恋鎖の次に上映する作品ですね。面白そうですよね」
といったら支配人の方が
支配人「ええ、ウチは面白い作品しか上映しませんから」

 なんてかっこいい言葉なんだ!

誰か「恋鎖って面白そうだよね」
西條「ええ、僕は面白い作品しか作りませんから」
しかしビジネスを含めて言えてる言葉じゃない。本作ではそれを含めて言えるんだろう。今後も、そうでありたいと思うのだ。

 そんなわけでここ最近はパソコンに向かいきりで、
動いていない。ので書ける動きがあまり無い。それがまたそれで緊張感を煽るね~そういえば最近電磁波問題って話題にならないけど、電磁波が体に悪くないことはもう立証されたんでしょうか。まあいいや。

 ぴあ、東京ウォーカー、月刊シナリオ、キネマ旬報、8日の読売夕刊に若干の短評、なぜかCHU-CHUにも上映情報が載っています。図書券でまとめて買おうっと。あ、夕刊は買えない!
生野零士の顔がバンバン出ています。ファンになってもストーキングしちゃダメよん。

2006年09月09日

「恋鎖」ついに公開します!

西條です。
いよいよ本日から「恋鎖」が公開されます。
早かったですねこの3ヶ月。恐ろしいスピードで過ぎていった3ヶ月。
宣伝活動は二度手間、三度手間を繰り返し、さすがはビギナーといった感じ。
余計な事もやりつつなんとかここまでたどり着いた。
もはやドデンと構えるくらいしかやることが無い。

 とか言いつつ、
昨日は今日の舞台挨拶のための打ち合わせに行ってきた。
おっとその前に、
島村君がチラシが欲しいとウチにやってきた。
寝転がる僕を電話で起こし、20部のチラシを持って、宣伝に向かった。
彼の背中はかっこよく映ったに違いなかった、が、残念な事に僕は眠かったので、
すぐに布団に入り、二度寝。
その後、新宿に向かうために夕方起床。
打ち合わせは新宿。ルミネの中のスターバックス。

 時間を30分間違えて早々到着してしまった僕は
30分何して待とうか思案に暮れる。スターバックスは大盛況で、ガヤガヤと満席。
3人座るにはバラけるしかない。
しかしバラけて座るとさすがに打ち合わせにならない。店を変えるしか、もはや手立ては残っていなかった。タバコも吸えないようだし。
 
 CD屋に入っても視聴せずクルクル回って時間を潰す。
やがてやってきた黒川さんと北田さん。
北田さんは昨年の多摩映画祭で司会をしていた方。
日芸の放送学科出身の方である。学部は違えど後輩さん。合気道部だって。
僕はオーディオ無線研究会でした。
結局スタバはやめて、デパート地下の昭和な喫茶店に入った。
あれこれと3人で話し、本日の舞台挨拶の段取りを決めたのである。

 生野君や清水さん、石川さん、研太郎さん、吉村君、そして僕、さらに北田さんがシネマアートン下北沢の舞台に並ぶ、予定。並べるんだろか、この人数。まあ並べるだろう。生野君細いし。
打ち合わせ終了後、黒川さんと別れて北田さんは半年振りに会う映画仲間との待ち合わせ、
僕は忙しくて誕生日にケーキを買って上げられなかった彼女のためにケーキを買いに行く。
しかし時刻は23時を回っている。いくら新宿だからってすでにどこも閉店しているはずだ。
頭を掻く僕に北田さんの映画仲間が「コージーコーナーだったら開いているよ」
とJR駅の中のコージーを指差した。
なるほど、そんな手があったか。
しかし都営大江戸線一本で帰れる僕はJR駅に切符を買って入るわけにはいかない。
西條「すいません。コージーコーナー行きたいんですけど」
と駅員さんに言うと、はいよっと通してくれた。若干嫌そうだった。ごめんよ駅員さん。「恋鎖」面白いから観に来て下さい。

 2つ買って帰宅。
久々に食うケーキはなかなか美味い。
僕は甘いのが苦手なのだ。しかし彼女と付き合うようになってから甘いものが驚くほど食えるようになった。人間食わされ続けると、食えないものも食えるようになっていくのかな。何年か前から刺身も食えるようになってきている。大人に成ったということかしら。髪の毛が減ってきている、歳を取ったからかしら。映画が公開される、いい感じだ。グッとくるねぇ。

 「恋鎖」本日初日を迎えます。
昨日の北田さんはすでに3回ほど観ている、んだって。僕が知らない間に。
三回目に佐久間が気になったんだって。こいつは嬉しい!
佐久間の役どころは他と比べて普通の人って立ち位置。だから地味に映るんだけど、
この役は映画全体を中和してくれる役なのだ。とても必要な存在なのだ。そしてそんな彼のエピソードには僕のメッセージが入っている。もっとも21世紀的なエピソードなのだよ、気づいてくれない人多いけど。
そんな役をこなした吉村君の素と演技の差を今回の舞台挨拶でも楽しんでください。全然違うから。
18日の方がそれは楽しめるかな。
本日以外にも出演者、ゲストのトークがあります。
チェック←しとくれ!

 まあ、あれですよ、とにかくですね、迎えてしまった初日。
2週間の初日。初劇場公開の初日。きっと矢のように過ぎていく2週間の初日。
21時からです。
夜9時です。
上映開始です。
初日に限らずいつでも何度でも観に来てください。

「恋鎖」ついに上映すんぞ!

2006年09月10日

「恋鎖」超満員からスタート!

西條です。
昨日の様子がシネマトピックスオンラインに掲載されております。
CINEMA TOPICS ONLINE

「恋鎖」の公開初日。
島村君と下北沢で待ち合わせ、シネマアートン下北沢に看板を設置。
小型の看板だが、大きなキャンパスに張られたポスターと共に、妙な、いや絶妙なインパクトを放ってくれればと。
20時にシネマアートン下北沢到着。看板を設置、以上。
それ以外僕は何もする事が無い。
あとは上映時刻を待つばかり。ドキドキするねーー。
金子さん「まあ、初日はそんなもんでしょう」
上映開始時刻間近、
知り合いから電話が来て、道案内しに駅へ向かう。
帰ってきて、さいとうますみさんに会い、
ますみさん「なんか、もう入れない感じっすよ」

 補助席が出て、
超満員の会場。でした。
もうちょっとの人数で会場のキャパシティーを超える感じ。
おお、、、すごいね~・・・
とりあえず役者の方々の待機しているトコに行こう。
で劇場上のテラスに上がると、コーヒーを飲みに来ただけのお客さんがいる。
そうなのだ、シネマアートンは喫茶店としても活躍の場を広げているハイブリッドな映画館なのだ。写真の展示もしています。
でせっかくだからその場に腰をすえ、
西條「今、恋鎖って映画を公開してるんだけどね、僕監督したのさ」
と宣伝開始。
でもあんまり話すとせっかくのコーヒーも覚めてしまうので、切りのいいところで締め、
再度シネマアートンのカウンターへ向かうとシネマトピックスオンラインの方が取材に来ていただけるという電話。ありがとうございます!

 その後、舞台挨拶時刻が迫ってくると、
役者は皆大緊張して、舞台ソデで必至に手に「人」って文字を書いて飲んでいる。
21世紀に残したい文化、だね。。。と。
司会の北田さんに連れられて、続々と入場し、僕は最後。
こんにちは西條雅俊です。

 満員のお客さんを前に、
皆緊張していたが、吉村君のとぼけっぷりに後押しされ、ドンドン緊張がほぐれてゆく、特に僕。
少し長めの舞台挨拶でしたが、全員集合するのはこの日が最後なので、それぞれがそれぞれの思いを語った。僕もステージに出て話せ、と言われると正直なことしか言えないので、かっこつけず話し、来場のお客さんに向かって感謝。

 いいスタートを切った「恋鎖」

初日の昨日は土曜日であることも手伝って沢山の方が来てくれた。
本日、2日目。
どうなるやらな~
今日も沢山のお客さんに見に来てもらいたい!
2週間、昨日の盛況っぷりから一夜明けるとまだ2週間もあるんだなあ、とも思う。
けど2週間しかない、とも思う。正確にはすでに2週間無い。あと13日。
「恋鎖」あと13回しか上映しないんだぞーー逃すのは損だーー!

そんなわけで僕は今日も劇場に足を運ぼうと思います。
今日、下北沢に遊びに行く方、締めに「恋鎖」をどうぞ!

2006年09月11日

「恋鎖」2日目

西條です。
昨日、いや、今日の朝の空凄くなかったですか?
暗い中、空が光るもんだから、なんだ?と思ってカーテンを開けると、サーチライトでもヘリコプターでもなく、そのまんま空が光っている。
どうも稲光らしい。でも音がしない。。。
空がピカピカ光るも音がしない。
やっと音が鳴り出して、
それから時間が経ち、朝が近くなると空一面に張り詰めた雲が真っ赤になっている。
なんだこの現象は・・・
雲が地上のかなり近くに下りてきたのかな、とにかく初めて見る空でした。

 そんな空を経験する前に
「恋鎖」の2日目が終了。
日曜日と言う事もあり、昨日の大混雑ぶりと比べて穏やかなお客さんの数。
レイトショーのゆったりした空間がそこにありました。
そんな雰囲気を体感しようと、役者2人が一緒に「恋鎖」を鑑賞。
僕はロビーで昨日生野君にもらった和菓子などを食べながらゆったりズム。

 融解座界隈の仲間が
見に来てくれていたようで、上映後に話すと、楽しんでくれたようで。
本日の上映もいい感じで終える事が出来ましたぞぇ。
ブラックモーリー石井さんも観に来ていた。夫婦で。
ブラックモーリーさんは西條組作品「そして、一人きり」「アスリート」に出演してくれた方。
ヒスイに興味を持ち、休日は新潟までヒスイ探しに出かけるアウトドアマンである。
余り話す時間は無かったが、「良かったよ~」とニコニコと帰ってくれた。夫婦で。
きっと帰りの電車で盛り上がってくれたかな、と推測。
帰りの電車で盛り上がってくれる事を願いつつ映画を撮っております。

 その後
チラシ配りで大奮闘してくれた石川さんと別れて、生野君、ミカリンと共に
飯を食おうと、駅に向かったらさっき分かれた石川さんに会う。
石川さんは駅までの道を間違えたらしく、少しぐったりした感じで、再度「お疲れ様でした」と挨拶。
下北沢南口の階段を上っていった。この人は普段もキャラが立っています。

 僕らが入ったお店は定食屋。
僕とミカリンはカツ煮定食を頼み、生野君はとんかつ茶漬け定食を頼む。
僕とミカリンは以前、別の店でとんかつ茶漬けを食べた事があり、美味くなかった印象があるので生野君を慰める気マンマンだったのだが、分けてもらった茶漬けを食べてみると、この店のとんかつ茶漬けは結構美味かった。店が変わると味も変わりますね。
劇場内で「恋鎖」を観た感想をトーク。

 「恋鎖」はこう見えて結構ギャグがちりばめられている。
なんだこう見えてって。
こう見えてそうなのだすよ。
要所要所で笑ってくれたようで、おお、
バシバシ狙ってます。上野君の最後の台詞とかね。
また上野君みたいなコメディアンがやってくれると非常にシャープなのだ。
エンターテイメントでやんす。作ってるこっちはもちろん楽しめた作品、見に来てくれた方が楽しんでくれた事でまたさらに楽しくなる。う~ん、いいねぇ映画って!

 上映回数。計14回の2回が終わり、割ると7。
しまった、割る意味は何も無かった!
「恋鎖」が上映されるのは、残すところあと12回。
12回かぁ。2か3掛けたいですね。
上映期間は22日までです。みんな観に来てね!

 今日は雨が降るらしい。
「恋鎖」の中にも雨が降って雷が鳴るシーンがあるのだ。
今日は一段とリアルに思えるかもしれん、なんせ朝あんな空だったしね。
台風で秋雨全線です。まだ浅いけど。シネマアートンに雨宿りに来ておくれ。
夏がまだ続いていますから。

2006年09月13日

恋鎖3日目、4日目終了

西條です。
月曜、火曜、雨の中、御来場くださいましてまことにありがとうございます。
っていう堅い言葉があまり似合わないこの日誌ですが、ホント、ありがとうごいざいます!
雨あられの感謝。
「恋鎖」は恵まれた作品だ。

 上映中のほうが
暇だと思っていたんだけど、なんやかんやとあって暇が取れず、
見ておかなければいけないビデオや、まとめなきゃいけない資料や、出来れば次につなげたいがタメの企画書作成や、西條組作品のDVD焼きなど。一つも出来てない。
う~ん、それに曇り空なので、良く眠ってしまうグゥ

 僕は昔から、曇りの日はどうも体が動かず、
いや心が躍動せず、ごろんとしてると知しらぬ間に寝に入ってしまうのだ。
仕事に向かうときはちゃんと起きます。
生活しつつ、映画の上映である。さすがはインディーズマン。
しかしその方が気分がバラけていい感じなのではとも思ったりなんなり。
初日の土曜日に休暇を取ったので、なんとなく久しぶりに行く気分の職場。
2日しか休んでいないだけなのに。なんとなく久々。真夜中に行ったので、みんなすでに休憩時間に入っていた。職場の詳細は内緒!個人情報はなるべく保護していきましょう。保護しないで大事になった経緯がありますから僕。ね。

 そんな経験も「恋鎖」に活かしつつ、
ライターの田中さんに「そして、一人きり」を渡すべく、ビデオにダビング作業開始。
四苦八苦しながら乗り切り、ダビングできたビデオを片手に下北沢へ。
田中さんと駅前のドトールで待ち合わせ、一緒にシネマアートンに行くと、豊虎さんがすでに待っていた。
雨の中、3人で話し、中に入ると、そのうち「東京失格」監督の井川広太郎さんがやってくる。
井川さん「おつかれっす」
西條「見にきたの?」
井川さん「いや、隣のスズナリでやってた芝居を見た帰り」
西條「見ていくの?」
井川さん「見ないよ。隣のスズナリでやってた芝居を見た帰り。フラッとね」
フラッと見ていきないさいよ井川さん。

 ニカニカと話し、バンクーバーで受賞して来い!
とエールを送り、僕は腹が減ったのでローソンに買いに行く。
この時間常は若い息吹に包まれる茶沢通りのローソン。
オニギリ等を買い、戻ってくると、ゆーさんと浜田さんと彼女がカウンターで話をしていた。
浜田さん「おお、西條さん!いやいや、おつかれさまです、どうですか」
西條「見に来たんですか?」
浜田さん「いやいや、ちょっとヨッたんすよ、ゆーさん送って来たんすよ。俺、15日に来ますよ」
大柄の浜田さんは誰とでもすぐに打ちとける熱い人。レインコートをかぶってバイクで去る。
ゆーさんと僕と彼女で話しをしつつ、上映が終わるのを待つ。

 上映が終わって、お客さんが出てくる。
今日はしっかり雨が降り、足を運びづらかったと思いますが、
客席数に程よい人数のお客さんに来ていただけた。ありがとうございます。いい雨宿りが出来ましたでしょうか?
その後、ゆーさん、豊虎さんと軽く飲み、終電で帰ってきた。
明日はゲストに映画監督 福谷修さんが来場いたします。
「レイズライン」
同じように自主映画をしていたならば知った名前の作品。その後プロとなり、ホラーを中心に作品を作り続けている方。TAMA CINEMA FORUMの黒川ディレクターが司会と勤めてくれます。
安心した?僕だって少しは司会の才能あるかもしれんぞょ。
専門的で込み入った話になるかもしれませんが、そんな瞬間もこの上映には必要だ。と思う。引かせちゃうとよろしくありませんけども。
是非、見に来て!
僕は今から緊張していて、明日ちゃんと話せるか少々不安。トークって初めてっすから。でもこれで気合を入れてバチンと最後まで乗り切る勢いをつけたいのさ。

 そして14日は役者達
生野零士 清水美玖 吉村康宏 とのフランクトーク。
何をどこまで話すのかわからない感じ。とりあえず司会は僕。途中変わってもいいけど。
果てしなくフランクを追求したいのだが、隣の飲み会の席を覗く、様なものでもいけないので、
まあ、いくつか質問したり、されたりとか。フランクだけど会場内は禁煙ですから!

 明日は晴れるかなあ、と天気予報を見たら、
傘マークがバサッと青く広がっていた。今週、来週の予想天気、ほとんど、雨。
「雨降ってるから今度にしよう」と思ってると、すぐに22日になってしまいます!かも!だってほとんど毎日雨降りそうなんだもん。秋雨。梅雨より降水量が多い事は余り知られていない。
お早めに、恋鎖を体験しに来てくださぁいませ!
シネマアートンの劇場内は若干展示場になっていて、只今激烈に綺麗な写真を掲載しています。
コレを見るだけでも価値はありますよ。あ、もちろん「恋鎖」は引けを取らぬ価値がありますよ!
恋鎖を体験しに来てください!

2006年09月14日

「恋鎖」5日目終了

西條です。
雨降りましたね~昨日。
バシバシ降ってましたがそんな中、来ていただけたお客さんにホント感謝いたします。
ありがとうございました。
いろんな方が居た気ましますね。一人一人と話してないから気がするだけだけど。福谷監督がゲストということだからかもしれない。
僕は初のトークショー。福谷監督、黒川さんのおかげで若干の緊張のみで、話しをする事が出来ました。

 その前に、上映の前、
家で寝転がっていると、電話が掛かってきた。
とある会社、一応(J)と書いておく。
(J)「恋鎖の音楽についてなんですけど」
と著作権をクリアしているかどうかを尋ねられた。
もちろんクリアしている、というか袖岡さんの音楽は書き下ろしだし、
surgelyafroに関しては直談判している。残念ながら解散してしまった名古屋のスーパーバンド。
この曲はホントにいい曲で、かっこいい。大好きなロックだ。出来れば再結成してもらいたいくらいだ。
おっと話がずれた。そんなわけで著作権はクリアしまくっている。
僕ら制作者はコンペで慣れているので、著作権を侵さないことをカメラのボタンを押す前から考えていたりするのですよ。
なんてことまで説明する必要は無いので、簡素に電話を切ったのだが。
果たして、、、コレもし著作権を侵害していたらどうするつもりだったのだろうか。。。
現在作品は上映中である。上映中止には出来ない。となると、
逃げられませんな。

 世の中、土曜日には必ず何かの作品が封切られ、
ドンドン映画が世に出てゆく。それを全てチェックする事は出来ない。のだろう。
こんなタイミングもあるんだなあと。それでもチェックするんだから凄いね。
上映中に確認されると、なぜ今頃なんだ?と思ってしまいますが。今の僕はハッピーデイズなので、お疲れサマンサと爽やかに言えてしまうのだ。

 そんなこんなで、雨。
僕は2週間チャリで下北沢に向かう計画を立てていたのだが、
結局一回も実現されていない。
終電に縛られるとうまく飲めないのがホント残念で仕方ない。
シネマアートンに入り、上映が始まって、22時頃、福谷監督が来場。
黒川さんを交えて会話。映画技法から始まってレイズライン、トークショーってものまで。
情熱が伝わってくる映画監督。
最新作は「最後の晩餐」非常にグロテスクな映画で、人肉を食べる話し。
僕はグロテスクな映画は苦手なんだけど、この映画の前半の構成の仕方。そして後半登場する松方弘樹さんの演技がすごい。お時間ありましたら是非。松方弘樹さんホントにすごいですから。

 イベントが始まり、
それまで話に夢中で段取りも適当にしていたおかげで多少オタオタしたけど、
話し上手の福谷監督、司会の黒川さんのおかげで進めていけた。
お客さんの反応は暗くて見えなかったが、きっと上手くいったと信じている。信じたい。
僕どうだった?多分、途中から緊張がなくなっていったような感じ。でした。かな?

 その後、ミナスケ君の友人などにも会い、
多摩実行委員会の方々も交えて、軽く飲む。
帰り際、福谷監督ともがっちり握手させてもらい、
一気にほっとした。やはり緊張していたんだなあ僕は。と確認。
なんだか一気に肩の荷が下りたような。と書くと変か。最後までこなせる感じを持てたというか。
こなせるって僕は上映の運営は何もしていないのですが。ただそこにいるだけなのですが。
それでもね、緊張するんですよ~。気を張っちゃうのよね。
 
 で家に帰り、気分がいいので、
西條組新作「お前に雨は降ってない」の編集を開始。
なかなかうまく行かないCGをあれこれと悩みつつ、解決策を模索していった。

うまくいった。
手間はなく暇の掛かる作業で、すぐに全部は出来ないのだが、雷、前半の雨、は出来た。
これから後半の雨、石神井、と取り掛かる予定だ。
時間を置いて見てみると、まだまだ僕は臆病に編集しているのわかる。
一筋縄じゃいかないものなんだね編集って。離れると忘れちゃう事や、離れないとわからない事があり、なかなかねぇタイミングって大事ですよね。何事も。

 そんなわけで本日は5日目か。
5日も経っちゃったのねー!
本日もトークショーやります。
本日は
【西條雅俊×生野零士×清水美玖×吉村康宏】
でフランクにブッチャケトークが出来ればと。
司会は僕なので、質問とか考えなきゃいけないのだけど、考えない方がいいのかなとも思ったり。
どうしても叔父喚起になるようでしたら、トークの前に椅子を準備している時間が有るので、その間に会場を出る事が出来ます。トイレも。フランクですし。でも聞いていって~

 さっき天気予報を見た。
明後日まで、雨、無し!セイャ!

2006年09月15日

「恋鎖」でトーク

西條です。
昨日は、久々に、晴れた!夜、晴れた。
秋雨が僕の自転車通勤を邪魔していたが、
この度、晴れてチャリで下北沢に行きました。
いや~、
遠いね!練馬からだと!

 しかし久々に運転する自転車の爽快感。
終電を気にしなくても良い開放感。夜空は曇り。雨じゃない。
20時頃にシネマアートン下北沢到着。
今日はトークショー。全然何も用意していない。何も考えていない。
のが若干いけなかったようで、本番ではタジタジであった。
タジタジにならなくもあったが。まあ、要考慮。しなさい。と。
お客さんは役者の方々のお話が聞きたい、同時に監督の話も聞きたい、とのことで、
しかし僕が司会ということも有り、自分でふって自分で答える高等で荒唐な無形技を修得しているわけでもなく。
あれです。18日のトークまでに何か策を練らねば・・・

 上映の前に映画監督 福島さんがやってくる。
この前の井川さんのようにスズナリによったついでに来たわけではない。
福島監督は僕から特別鑑賞券を買った第一号なのだ。
ちょうどその日、福島監督の作品「クロス・ザ・レンズ」の打ち上げで。というのは前に書いたね。
p-kraftの暖かい心に、「恋鎖」はまず触れた。
1月に8ミリフィルム作品をシネマアートンで上映する予定の福島監督。
そちらは3週間も上映します。そのうち詳細が出ると思うので、シネマアートンのHP、たまに訪れてみてね。

 お世話になっているエンジニアの方が差し入れをしてくれた。
僕のパソコンは今、叩いてるこのキーボードを含めて、全てエンジニアの方から購入した、西條仕様、オリジナルのパソコンなのである。名前はまだ無い。
西條組新作「お前に雨は降ってない」がCGを使用しているため、新しいエンジンのパソコンに変える案を頂き、先ごろ、テストも全て終わらせていただき、あとは購入&搬入するのみと成っている。
八丁堀での上映にも足を運んでいただき、今回も。ありがとうございます。
いくらかスマートになられたようで。若々しいですね。

 上映開始。
今日は沢山のお客さんに来ていただけた。
この中でトークをするにはなかなか緊張・・・はとくにせず、ぶっ続けで高橋監督とおしゃべり。
そう、
昨日来ていただけた方はラッキーでしたよね。
「恋鎖」がTAMA NEW WAVEで高橋陽一郎賞を受賞した事は御存知でしょう。
御存知であってほしい。あるべきだ。
その賞をくださった高橋監督がエールを送る、と来てくださったのだ!

 高橋陽一郎監督。
それは
「水の中の八月」「日曜日は終わらない」他、最近だとインターネットテレビGyaoで「少女には向かない職業」というドラマの演出を手がけた、カンヌにも参加している監督である。
僕はまだ若い頃、「水の中の八月」を見て、面白くてビックリして高橋監督の情報を探したのだが、全然資料が無く、気になる監督第一位として君臨していた。その人がTAMAで審査員を務めるということで、なんというか、なんだか不思議な縁があるもんだとコンペに望んだ。
気になる監督第一位の方から賞をいただけた事も、、、大体そこからしてこの作品は何か、不思議な何かを僕に与え始めて。
とにかく1年近く経ってからの再会である。
なんとも話したい事が山のようにあるのだ。
上映中、ぶっ続けで話しをさせていただいた。
その後、トーク。
非常にグダグダのトークの後、高橋監督に締めの言葉をいただいた。
凄くいい事、気合の入る事を言ってくださり、翌日の今日になっても心に突き刺さっている。

 上映後、2度目に見ると更に面白いという感想を今日も頂く。来週も頂きたい。
飲みに向かい、
おしゃれなお店で高橋監督、黒川さん、僕、生野君でブルーチーズにプレミアムビールというセレビな雰囲気。あ、セレブだ。
僕一人自転車で終電を気にしないでよくても、みなさんはそんなことありませんから、
帰宅時間は一緒。
秋風の吹く中、僕らは下北沢を後にし、僕は環七をひた走った。

 寒くなってきましたね。
Yシャツの襟を立てなきゃいけない。
鍋、食べたいなあ。とね。今年もやろうか西條組の忘年会。
夏はもう終わり、でも秋の始まり。秋はいい季節です。物悲しくなったら「恋鎖」を見に来ておくれ。
感想は様々、でも僕は必ずそこにいます。

 「恋鎖」の上映は6日目を追え、今日が終われば折り返し。
残り一週間と成りました。
22日は込むかもしれません、その際、入れないと非常に残念なので、お早めにね。
22日は気が抜けてモヌケノカラかもしれんし僕。雨は今日明日、降りませんので、週間天気予報によると。
18日にもトークやります。20日にもトークやります。ちょっとみんなで考えてトークやりますわ。
変装しようかなあ。。。。しないな多分。。。花の金曜だぜベイベ。

2006年09月17日

「恋鎖」残り一週間

西條です。
金曜土曜と、上映中もトークについて考えてみたりしました。
やっぱりお客さん全員の聞きたい事を網羅する事は無理だけど
それでもなんとかね、考えなきゃと。
こちらが伝えたい事やそれぞれの立ち居地に付いてをメインに
質問時間も若干設けるかもしれません。
14日のトークはどうも方向性がピンぼけていたようで、すっかり上映後に求められていた事とは違う道を目指してしまったようだ。あれはあれで楽しかったという意見もあるけど、なんなら違う形を模索する機会、ですんで18日はちょっと落ち着いて話そうと思います。

 そんなわけで金曜、土曜と、「恋鎖」上映。
土曜日はテレビで「電車男」がやっていたので、かなり苦しいかな、と思っていた。
そんな@DEEPな中で「恋鎖」を見に来てくれた方々、ありがとうございます!
久しぶりに会うコンタさん。
コンタさんは名前からして必ずバービーボーイズの人じゃないの?と聞かれてしまうのだが、
バービーボーイズの人ではない。北海道出身のモデルから俳優に転身したマッチョマンである。
「恋鎖」では佐久間の先輩弁護士を演じた。この役柄は僕が大好きな役である。西條組前作「アスリート」のなごり的なこの役は、いざという時頼れて強い先輩らしい先輩、のつもりで描いた。
コンタさんとも話しをしたかったが本編を見たいと会場に入ったので、あまり時間が取れず、若干遠いところに住んでいるのでちょっと引っ掛けてはいけなかった。また今度!

 上映前にシネマアートンのデザイナーの方々に会う。
気さくなデザイナーの方々。どうして最近デザインをやっている人達に会う機会が多いのだろうか・・・
ホント多いんですよね。イベント行っても友達紹介されても、デザイナーが多い。デザイナー自体が多いのだろうか。じゃなんで今まであんまり会わなかったのかしら。やっしーも来てくれた。
とかそんな事を話しながらシネマアートン下北沢前に新しく出来た焼き鳥屋さんでレバーを一本買い、
ハイネケンを注文してアレコレとチラシ作成や展示企画等についての構想等を聞く。皆さんいいアイデアを沢山持っている、そして実現する気でいる。

 金曜日は西條組前作「アスリート」に出演した浜田さんとみえこさん。
「ラストサムライ」で合戦に参加した原田さんが応援しに来てくれた。
原田さんはお祝いだからと一杯奢ってくれた。前に会ったときも凄くいい人だったけど、
いい人っていつまでもいい人なのかしらと。奢られたから思うのではなくその気さくな振る舞いからそう感じでしまう。監督もしている人で、次回作の企画を聞いたが結構面白そうだ。期待大!

 お客さんとの会話で、いろんな感想を聞く。
もちろん作品だから印象は様々。
感覚に正しいも何も無いのでホント素直に感じたままを持ち帰って欲しいと思ってます。

 そんなわけで最近の上映は
応援に駆けつけてくれる西條組関係者が多く、支えられてる感を持たざる終えない。
ここにたどり着くまでに結構長い年月を重ねてきたんだなとも。
「恋鎖」一週間と書きましたが、今日入れても一週間無いんだな。
あと6回の上映か。
おー・・・
6回ですか!
雨にも負けず、風にも負けず、あと6回の上映。
上映期間中のほうが暇だろうと思っていたのに全然そんなことなく、なんでだろ?とにかく最後までひた走りまする!
台風が迫っていますが今週の平日は晴れそうですね東京。

2006年09月18日

「恋鎖」9日目終わる

西條です。
台風が接近して、東京も雨が降っています。
が週間天気予報を見ると、今日の夜は晴れ。
これから22日まで、晴れ。やっと、晴れ。らしい。
もちろん予報だから断言できない、断言したい、劇場には来安い感じだ。
秋はすっかり舞い降りているので、寒さに気をつけて、少し厚着したりとか、
なにか羽織るもの持参で来たほうがいいと。
劇場内は温度調整がしっかりしているけど、
外に出ると夜は寒いからね。僕もすっかり秋物着てます。サンダルとかもう履かない。

 「恋鎖」の上映は
残すところあと・・・今日入れて、5回。
9回の上映が終わった。ああ、寂しいね~!!まあしかし、
ずっと上映していても体力持ちませんから、って上映中何もしていませんが。
昨日も雨の中足を運んでくださった方々がいる。どうもありがとうございます。
知り合いも数名来ていた。前に参加したBLACK BURSTというイベントで出会った方々、
クラブの後輩。差し入れも沢山頂いた。ありがとう。22日まで倒れず頑張ります。って上映中は何もしていないのですが。
あ、この前はトークの打ち合わせをしたか。

 なかなかメンバーが揃わないので、
上手く打ち合わせる事が出来ないが、それでも話さないよりはましである、
また話せばわかる僕達なので、そんなわけで今日はトークじゃ!アレコレ考えると僕の話が以上に長くなってしまいそうなので、これ以上考えますまい。

 「恋鎖」後半の喧嘩シーンを担ってくれた上野さんは
シュールコメディ集団トリオフォーに所属している。トリオフォーの面々がまさか来ていただけるとは思わなんだが見に来てくれた。あんまりちゃんと話した事が無いのだが、トリオフォー作品はOVさんのおかげで沢山見ている。う~ん、シュールな方々がどんな感想を持ってくれるんだろう。
とドキドキしたが、なかなか好評だったようで。後に合流、様々に話すことが出来た。
一様に上野さんのコメディセンスを認めた様子。上野さんて演技するときは全力投球なのですよ。

 下北から帰るときも雨が降っていた。
上野さんが車で来ていたので、久しぶりに車というものに乗っけてもらい帰宅。
小降りの雨で濡れた道路を深夜の街灯が照らしている様は、いつみても綺麗なもんだ。
環七をひた走り、家にたどり着く。

 チラシを撒くにしても雨が邪魔してなかなか出来ず、
一人でも多くのお客さんに来てもらいたい気持ちは変わらず、
だからといってどこか一日に集中してしまうとやっぱりやばい。
劇場に入れないと、いくら文句言おうが、どうしようがどうしようもない。
僕もやり切れない。ので。楽日って込むものなのですけど、日を選べるならば、
楽日以外の日に来ていただいた方がいいと思います。楽日に入れないともう見られるチャンスってありませんからねぇ。見せるチャンスも今のところ無いし・・・
そんなわけでね、選べるのならばね。
とか言いつつ楽日全然込まなかったりして・・・
と先のことを考えてもその日になってみないとわからないものだね。
まあ落日でも大丈夫っすよ。多分。

 「恋鎖」残り、5回。
ここに来て、晴れ。の予報。
5回中3回イベントがあるんだなあ。
もらった栄養ドリンクをさっそく飲もう。

 BLACK BURSTで知り合った ふくちゃんが
ふくちゃん「映画見に来るの久しぶりなので・・・」
といってシネマアートン下北沢に差し立てられているチラシ群からドンドンチラシを取って行った。
一枚ずつ取っているんだけども全種類取るので、抱えた量から一冊出来てしまうんじゃなかろうかと、そんなくらい取っていく。
恋鎖も取って行ってください。上映期間を超えると破棄に成りますので、今年の思い出に是非是非。

2006年09月19日

「恋鎖」でトーク2

西條です。
「恋鎖」の上映日程、3分の2が終わる。
昨日はトークイベントの日。
14日はフランクに話をしていたが、今回は方向を変えて、ちょっと真面目なトークを心がけてみた。
聞いた感想を元に、メモ書きして、とりあえず、何話すか整理して、
役者さん達にガンバロー、と声を掛け、
望みました。
満席。どうもありがとうございます!
イベントの日は満席になりますね。
20、22も沢山来てもらえるのだろうかなあ。

 全般的にトークらしいトークが出来たのかなと。
しかし堅すぎたかな、とも、もうちょっとギャグが入ってもいいんでなかろうか。
なかなか難しい、上手いトークって。うまくなくてもいいんだろうけど。
20日のトークは今度はもうちょっと砕けられればなと思います。
まあ何事も経験。時間きっちりに終えられたのはヨカッタッス。

 トーク中、最後に僕は言おうと思っていた事を言った。
この前福谷監督、高橋監督とも話した時、そんなことをチラッと言っていたんだけど、
新しいものに遭遇する時、人はとまどいを覚える、
といったこと。
僕の作品が新しいものなんだと言う若干の前提が無いと話が出来ないので、言うかどうか迷いましたが、役者さん達がステージに上がる前に、自分は新しい映画を追求したいと思って今日まで創作活動してきました、と制作姿勢を示す。そんな最中”新しい映像言語”の可能性を頂いたので。
面白い、つまらないをすぐに判断出来たなら、もちろんそれでありがたいのだ。
とまどいを感じて頂けた人がいるなら、それを覚えていて欲しいと。
そしていつか同じような感覚に遭遇した時、歳が積み重なって経験も知識も今より多くなっていたら、あの時見た「恋鎖」は新しかったなあ、と理解してもらえる。と思うのだ。
 
 僕は高校時代、北野たけし監督「3-4x10月」を見て完全に戸惑った。
しかしそれから、たけし映画のファンになっていったのは事実。それを自覚したのはその後、2,3本見てからのことだ。
僕の映画はこればかりで終わらないだろうし、いや、終わっちゃうかもしんないけど、先の事はわかりませんから。でも終わらないとしたら、末永く、どうぞよろしくお願いいたします。
高橋監督「いばらの道を選んだね」
しかし道は道であります。末永く、末永く。。。
厚底のブーツをどこかで手に入れよう。

 PARAさんと共に
沖縄バーに行き、焼酎を飲む。
ラストシーンについて話したり、ネットについて話したり。
自転車で帰る道。長い距離ですがもうすっかり慣れた。太ももに乳酸菌たまりまくりですけど。
上映は残り、4回。
今日明日明後日まで天気は良さそうですぜ。

 次回作「お前に雨は降ってない」に出演した岩佐君が観に来てくれた。
こちらは「お前に雨は降ってない」のCG合成で連日岩佐君を見ているのだが、
画面内と比べるとヤせた?姿勢のいい役者さん。次回の西條組作品に登場しますのでお楽しみに。
今日も乳酸菌ためるぞー!

2006年09月21日

「恋鎖」でトーク3

西條です。
いよいよ残り2日。
「恋鎖」の上映が残り2日になりました。
今日、と、明日。木曜と、金曜。21日と、22日。
早いもんで。。。
そろそろ「東京失格」の井川さんの楽日状態になりつつある僕。確かにどこかグロッキー。

 水曜日、20日はトークショー。
本日は中村研太郎、鈴木雄一郎、上野昌弘、そして僕。
さらに今回は急遽、司会で黒川さんがついてくれた。黒川さんが気を効かせて司会をかって出てくれた。
今までイベントには司会が付いていない。舞台挨拶以外。
つまり「恋鎖」のトークイベントは全てまったく違う形で進行したのである。
14,18、20日と、何一つ、形すら同じものが無い、ということで。意図したわけじゃないのよ。
僕もトーク3回目と言う事で、緊張ゼロ。まったく緊張しない。
おかげで終わった後彼女に髪型が面白かったと言われる始末。
すっかりかっこつけるのを忘れていた。いかん、緊張しなくても気合は入れなきゃいかんよ!

 若干打ち合わせ、いざ望む、男ばかりのトークショー。
僕の撮影方法とか、制作姿勢などを役者視線で。とか
役をどのように捉えていったか、完成後の感想、関わったシーンの解説など、かしら。
その中で警備員高野の役を演じた中村研太郎さんがはっとする事を言った。
登場人物高野は最後あんな事があって、こんなことになるのだが、それは自分探しに思える。と。
内容書くとネタバレに成るので、書けませんがあんな事があってこんな事になって、ああいった感じになってゆく、と言う事はつまり言葉ではそうはいっても、それが目的ではなく、次の自分を探しに行くつもりなんじゃなかろうか、と。作品を見て感じたらしい。
そんな事を聞いて、僕も「そういえば、そうだな」と。改めてあのシーンの説得力がどこにあるのかを知る。
そのおかげで、他の登場人物の着地点にどんな共通点があるのか、を知る。

 研太郎さん凄く良い事言ったんだよね。
脚本書いた僕が教えられてしまった。
一つの恋愛がその人を成長させる、と考えて完成させた作品。それが言葉を変えるだけで、また違った見方になる。恋愛は=自分探し、と。なるほどぅ。

 トークは和やかに進み、
途中ストーカー役の藤田正則君が飛び入り参加。
タルタルと話をする藤田君がさらに場を盛り上げてくれた。
とにかくストーカー役をお願いされる事が多い藤田君。
藤田君「デスノートでもストーカーやってます」

 上映後、みんなで飲みに行く。
研太郎さんは仕事帰りのため、2日寝ていないことがたたり、
目が空ろ。
融解座で一緒の上馬場さんも参加。
すごく久しぶりに会う、森山さん。
なんと下北沢の小劇場でさっきまで演劇公演をしていたらしく、
劇団員に恋鎖のチラシを渡され、さらに「恋鎖」で音楽を担当した袖岡さんにも「恋鎖」を紹介され、
見に来たら、同じ事務所の藤田君やゆーさんがいて、作品観たら出てんじゃないか!
とビックリした、らしい。
そんな経緯も素敵だけど、5年ぶりくらいに会うんじゃなかろうか森山さん。
雰囲気が少し代わり、自己紹介されるまでわからなかった。
観に来てくれてありがとう。

 夜中に帰ってきて、寝る。
で今起きて日誌を書いています。
書いている最中、鈴木明日香さんから入電。
明日香さん「え恋鎖っていつまでやってんですか?」
西條「明日までです」
明日までで上映は終わります。
で明日は凄く込むので、今日来れる方は今日来ていただいたほうが楽して観れます。
2週間上映期間でガラガラの日もあったのになぁ・・・今日明日溢れちゃったらもう残念でならない。
今日溢れて見れなくてもまだ明日があります。でも明日溢れて見れなかったらもうその次はありません。
まあ、その次の機会を作りたいとも思っていますけんどもね。先の事なんで。

 今日は晴れ。帰り道は星がよく観えそうですぞ。

2006年09月22日

「恋鎖」いよいよ最終日

西條です。
さっき「恋鎖」上映の13日目が終了。
沢山のお客さんに来ていただけてなんとも嬉しい。
2週目に入り、通常のレイトショーの流れらしく、先週よりも来ていただける方々が増え、
知り合いも沢山やってくる。
上映中いろんな事を考えたり、話をしたりして前よりも皆と仲良くなった気もする。
お茶やコーヒーをガバガバ飲んだりタバコをバカスカ吸ったりする。
差し入れていただいたお菓子もバリバリ食べる。
あっという間の2週間。
あっ!

 と言う間に最終日でやんす。
で今日の上映には昔、西條組の作品に沢山出てくれていた松田君がやってきた。
彼は昨年結婚し、コンピューター関係の仕事も順調な様子。
結婚式を除けば会わなくなってかれこれ5年くらい経っているのだろうか。
とにかく久しぶりの再会。久しぶりに僕の作品を見る。
そして感想
松田君「西條の映画でした」
へ~、そうなんだぁ。懐かしかったらしい。
西條「この映画はいつもよりギャグが冴えているんだよ」
松田君「え?ギャグ?」
西條「そう、え?」
という会話。がなんだか僕も懐かしい、こんな感じで笑い合っていたような。
大学の卒業制作映画からの付き合いが、その後の映画制作にもつながり、お互い今日に至る。
奥さん連れてる松田君は頼もしく見えた。
小川さんにも会えた。
遠藤さんも来てくれた。デコさんも高橋さんも野村さんも明日香さんも見に来てくれた。
他にも。明日も誰かが来てくれるんだろうか、なんて。

 この作品は恋愛がテーマです。
漠然とテーマを感じさせるための構成を目指しました。
映画にはいくつかセオリーがあり、基本的な作りってものがあります。
それを説明すると面白くないので、説明しません。そして「恋鎖」はそのセオリーに実は従っています。
シナリオ構築段階から演出曲線で描いた波形は崩していません。基本の上に新しさを追求したいと言う欲求と、今自分に出来ることを乗っけてちょっと頑張って作りました。
そして完成後、紆余曲折を経て、今日に至り、なんと劇場公開。
沢山のお客さんに観ていただいている。
お客さんの反応は様々。
もちろん作品ですから宜しくないという方もいらっしゃします。
この前書いたように戸惑いを持つ方もいらっしゃいます。
結局こういった反応の全てがこの映画の本来の姿であり、僕をはじめ恋鎖関係者の思いはすでにそこまで意味のあるものではなくなっている。
シネマアートン下北沢で2週間の上映中、「恋鎖」がドンドン手を離れていく感を得、一人前までは行かないが、一人暮らしが出来そうな気配が漂う。寂しくないのだ。なんせもう一度、違う形で僕にも恋鎖が届いてますから。夢のようでもないのだ。積み重ねを自覚出来きますから、大したものじゃないけど。
これからも「恋鎖」をどうぞよろしく願いします。これからも、上映機会があればと。

 そんなわけで内容の解説はまた後日。気が向いたらね。
映画って面白いのですよ。とイキナリ書き放ちますが、映画は映画館で見るように作られていますから、映画館で観ましょう。たまにテレビでやってる微妙な映画も、実は映画館で観るとそれなりに見えたりします。良くこんな事言う人がいますね、ビデオで観ても面白い映画が面白い映画ってものだ、なんて。僕は至極反対派。映画は映画館で観るように制作され、映画館で観る楽しさや凄さが含まれる。
やっぱり上映にはこだわるべきですよ。

 明日はいよいよ最終日。
なんだかこのブログも読んでくれている人がそれなりにいるようで、って最近知りましたが
ありがたいことです。でもこのブログは問答無用なもので、文章が成ってない!映画制作者とは思えない!長い!書くな!等を含む全ての御意見を無視して書かれています。だって最初はHPの更新が無いとリピーターが付きませんよ、と言われて始めたものだし、未だに読んでもらおうという希望が僕の中に無い。だって長くない?誤字脱字も多いし。国語が一番苦手な科目だったし。だからねぇ、たまに言われますけどブログの宣伝はしません。その分作品の宣伝はしますよ!

 「恋鎖」
 9月9~22日
シネマアートン下北沢にて連日21時よりレイトショー公開。
当日=1500円 他。

 読んでもらおうという気が無いのに誰に宣伝しているんだ、って感じですが。

 明日全プログラムが終了します。
飲むぞぉーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
この世で一番美味い酒を飲んでやる!今日は夜更かししとかなきゃ。

2006年09月24日

「恋鎖」

西條です。
「恋鎖」上映最終日。
まさか阪本順冶監督が来場するとは思わなかったでしょ?
「恋鎖」上映最終日は、まさにクライマックスだった。

 そんなわけで今日の日誌はかなり長くなるぞ。読まなくていいです。

朝起きて

ね、長くなりそうでしょ。ほんとに長いからね、読まないほうがいいです。この日誌は問答無用で書いているのですよ。

朝起きて、天気予報を見る。
曇り。夜、雨は降らない。逸る。こんな時は、次回作を編集しよう、
と次回作の短編「お前に雨は降ってない」を編集。
司会の北田さんからメール。20時30分には劇場に着くらしい。
舞台挨拶。気を張ると失敗するので、
オーストラリアで彼女に買ってもらった爽やかな中国製のTシャツを着て家を出る。
いつもより早めに出発。が、星野君に返すデジカメを忘れた事に気づき、急いで戻って急いで電車へ。
そうなのだ、雨降ってないのにチャリじゃないのさ。なんでかってさ、朝まで飲む予定だからさ。

 新宿に着くとやけに人が多い。
小田急線改札に来ると更に人が多い、気がする。
金曜日。羽を伸ばして楽しみたいと思う人々の何割がシネマアートンに来てくれるだろうか。
19時前には下北沢到着。
劇場へ行くと、整理券はすでに7枚出ている。整理券番号1の人は昼に取りに来たらしい。
北口のラーメン屋へ行き、ラーメンではなく角煮定食を注文。徹さんが公衆電話から電話を掛けてくるも取れず、折り返す事も出来ず。少しプララっと下北を巡り、20時30分くらいにシネマアートン到着。劇場の前にしゅん君発見。
西條「あ、アメリカから帰ってきたの!?」
しゅん君「恋鎖を見に予定を変更して帰ってきました」
そんな事は言ってないのだが、
しゅん君はアメリカから帰国後すぐにここまでバイト仲間と一緒に来てくれたのだ。すごいうれしいっす!
なおかつお土産に切望したキーホルダーをくれた。最高だ!ハリウッドって書いてある!
早速自転車のカギにつけて劇場にIN。

 すでに司会の北田さんがINしている。
その肩越しに見える小さいモヒカン頭。その背中、振り返ると井川広太郎その人。
西條「またフラッと来たの?」
井川さん「まあね、フラッと、ケヅーに仕事紹介すんの」
とりあえず劇場屋上に上がる僕ら。
舞台挨拶の打ち合わせをしていると続々と恋鎖関係者がIN。そしてニッコリしながら松田彰さんが登場。
松田さん「どーもー」
西條「あ、松田さん、見に来たんですか?」
松田さん「ううん、だってもう入れなそうなんだもん」
屋上からほんのちょっとだけ劇場前が見える。ごったがえしていた。。。
松田さん「日を間違えてたよ、19日から公開だと思ってた」
西條「そんなバナナ」

 入場開始。
ネパリさんから差し入れのせんべいを頂く。ありがとうございます!
しゅん君が片手にハイネケンで僕らのところへ。アメリカから帰ってきたからか、今日のしゅん君は非常に言葉がはっきりしていた。次に何やりたいかがはっきりしていたというか。ちょっと男らしくなっていた。海外はね、若いうちに行ったほうがいいぜホントに。
少しして受付に下りてみる。
支配人さん「72」
満席。
入れなかった方々がいる。その人数が伝えられた数より多くないことを願う。
そしてこのブログ等で22日が混雑することを知り、この日を避けて見に来ていただいたお客さんに感謝いたします。その方々分の数だけ座れたお客さんがいる。
上映開始。
階段下に黒川さん達がいる。

 黒川さん達TAMA CINEMA FORUMの方々は無い時間を割いて
舞台挨拶を応援しに来てくれた。上映中は今年のTAMA映画祭の打ち合わせをするとのこと。
石川さん、よっしーと共に上映が終わったらポスターを剥がしに来る約束をしていたお店に向かう。
戻ってくる最中、謎の電話番号から電話×2。。。なんだろう、何かあったのかしら。。。と不安になりつつ劇場に向かうが、何事も無く。肉まんをほおばる金子さんにデジカメを渡して、中村研太郎さんと2ショット写真を撮る。
西條「金子さんて肝が座ってますよね。僕も見習いたいです」
金子さん「そう見えるだけです」

 22時20分。「恋鎖」最後の上映がそろそろ終わる。
ぞろぞろと劇場上の喫茶スペースから降りてくる役者陣。
北田さんと最後の打ち合わせ。
金子さんが劇場のドアに張り付き、TAMA CINEMA FORUMの方々も戻ってきて、舞台挨拶だけでも見たいという方々と共にロビーが密かにごった返す。
僕の弟が花と酒を持ってやってくる。兄ちゃんの晴れ舞台を後世まで伝えてください。
初日と同様、役者達は人という字を書いては飲む。
21世紀に残したい文化の一つですね~と和んだ時、シネマアートンの入り口のドアが開いた。
阪本順冶監督来場。

 どよめきの中、短めに挨拶。
再び列に戻ると伊藤さんが僕の背中をさすった。青春の1コマ。
会場のドアが開き、北田さんが入る。促されて役者陣、そして僕が入る。
上映期間中4度目のイベント。緊張もコレが最後だ。
舞台挨拶中、阪本監督を紹介させていただき、マイクを渡す。
後ろの客席付近から立ち上がる阪本監督は暗がりの中でも全身映画監督。すごいオーラ。
阪本監督「えー、」
と話した詳細はその時その場所にいた方々だけのものにしておいて。
要約すると、「恋鎖を観て、監督の顔が観たくなった。ので来場した。から質問します」
となんと日本のトップクラスの監督から質問を受けた。若輩西條が。

 質問内容はミドリさんのシーンでの音の使い方について、
自分だったらあのシーンはこうする、だからそうしなかった理由を教えてください。
との質問。凄いところ付いてきたなと思う。答えてる僕も自分で凄いなと思う。
拍手の後、僕は花束をもらい、ステージを後にして、劇場の階段を下りた。
出てくるお客さんに挨拶をし、その間、ミカリンが飲み屋を取りに夜の下北沢を頑張って奔走してくれた。
諸江さんにも挨拶したかったが時間が無かった。

 シネマアートンの会場に一瞬戻る。
支配人さんと金子さんが並んでいる。
ガッチリ握手。
僕はこの日まで一体何人の方と握手したんだろう。その全てが力強く、暖かいものだった。

 ミカリンのおかげで取れた飲み屋に入る。
僕は阪本監督の隣。目の前に井川広太郎さん、斜め前に松田彰さん。
乾杯してもちろん映画の話。恋鎖の話、阪本監督作品の話、現場の話、それぞれの話し。
芋焼酎を飲み干してから阪本監督は他の飲み会へ向かった。
実はそれを中座して来てくれたのだ。本当に御来場ありがとうございました。その背中にも宿る映画監督のオーラ。握手した時に少しはもらえただろうか、じっと手を見る。
黒川さんと共に階段を上がると吉村君が頭を抱えていた。
吉村君「帰っちゃったのですかー、見送りたかったーなんで俺トイレ行っちゃったんだろう」
本気で頭を抱える吉村君を慰める黒川さん。
また会えばいいんだよ、また会えるようになればいいのだよ吉村君。

 席に戻り、三坂さんと会話。
今度は高橋藤一郎監督の話で盛り上がる。
そして松田さんとガッチリ握手。なぜか、の詳細はまた後ほど。
やがて2次会へ。そこで朝まで。ウズマキさんと話すと一気にほっとする。
この人とも付き合い長いな。。。

 とにかく盛り上がっていた。
いろんな取り止めも無い話をした。
下北沢の改札を抜けて、京王線組と小田急線組で分かれる。
黒川さんと握手した。もしかしたら初めてかもしれませんね握手したの。
思い切りグッと来たんだがそれを堪える、と伊藤さんがハグ。帰国子女は豪快な女神であった。
笑顔で分かれ、新宿でまた分かれ、家近くの駅で分かれ、大量にいた人数は僕と彼女の2人だけになった。

 2つの花束と綺麗に包装された酒を持って家に向かう。

祭りの後。でも支配人さんはプレス試写時から言っていた。
支配人さん「祭りで終わらせないように」
そうするつもりです。
シネマアートン下北沢で「恋鎖」を上映できた事、新しいスタートを切れた事に感謝いたします。
いい出会いに。劇場に足を運んでくださった皆様に。2週間に。全ての握手に。
恋鎖制作にあたり集ってくれたキャスト・スタッフの全員に。高橋陽一郎監督、佐藤佐吉さん、シネマアートン下北沢スタッフの皆様、プレスリリースから教えてくれた福島監督、文句や泣き言を聞いてくれた井川さん、松田彰さん。真夜中にファックスを自転車でウチの近くまで運んでくれた来田さん。励ましてくれた福谷監督。オリジナルな差し入れをしてくれた丸将。細谷さん、越川さん、ミナスケさん、桜井さん、大地君、えんちゃん、鯛一君、圭作さん。他web等で作品を紹介してくれた友人達。親族。チラシを配布し、織り込んでくれた皆様。予告編を流させていただいたイベント、webサイト主催者の方々。恩田さん、しのきさん、宮国さん、本宮さん、田中元さん、北田さん。阪本監督。TAMA CINEMA FORUM実行委員の方々、蛭田さん、広中さん、伊藤さん、上映が決まってから今日まで、ずっと支え続けてくれた黒川さん、ありがとう。きっといなければ何も始まらず何も終わらなかったです。
作品を気に入り、作品を信じて、沢山の人に紹介してくれた皆様、本当にありがとうございました。

 この3ヶ月、
出来ない事が沢山有り、その中でほんの少しでも希望が見えたり、具体的に成ったり。
体裁を整えるのに精一杯で、他の事に頭が回らなかったり。いい事も悪い事もいつも以上で
すっかり自信を無くしたかと思えば、今までこだわっていたものが小さく見えるように成っていたり。
「恋鎖」はいろんな事を教えてくれた。

 家について横になったら一瞬で寝てしまった。
ほんの少しの間うたたね。の後、2度寝。今までの生活にまた戻る。夜勤ですから。寝とかないとね。
夕方目を覚ますと、貰って来た花束が綺麗に分けられ食器や紙パックを花瓶にして部屋にちりばめられていた。ずっと一緒にいてくれる彼女に感謝します。ありがとう。これからもどうぞよろしく。

 長々と書きましたが、ホントはもっと長々書けるんだぜ~、そんだけのことがあったのさ。
そんなわけで気持ちもしっかり切り替えます。もう9月も終わります。
そして次回作の短編「お前に雨は降ってない」もソロソロ完成しますからね。

 最終日、入場できなかった方々のためにも、もう一度くらい、「恋鎖」を上映する機会を得たいわけです。
そのお知らせも、ちょっとの間待ってておくれ。

 2週間、お疲れ様でした!今後とも何卒ヨロシクお願いいたします!

2006年09月26日

雨が降るらしい

西條です。
まあ一段落。バイトに行くと2週間前とまったく変わらない雰囲気。
そりゃあ2週間じゃ何も変わりませんねぇ。
しかしそのおかげですっかり生活が元に戻った。
もちろん「恋鎖」で得たものは大きく、コレがきっと明日の糧になるだろうと確信できるものなのだが、だからってイキナリ人生が変わるもんじゃないのさ。
今気づいたけど今月の家賃まだ払ってなかった。
外を見ると曇り空。
今日、雨が降るらしいですね。

 西條組新作「お前に雨は降ってない」は
只今編集最終段階。大久保君制作のCGを乗せている作業。
それも終わりそう。
後は久しぶりに全編通して観て、微調整するだけだ。
う~ん、短編でっす!

 「お前に雨は降ってない」

ストーリー
高校卒業後の春休み、カイと町田は最後の自転車レースをする。
折り返し地点で、加奈から電話がくる。加奈は今日、ここを発つらしい。
仲の良かった3人。でも町田が加奈に告白してから関係は崩れ始めた。

 という非常に単純な三角関係映画。

しかし、まずシナリオありき、の僕がシナリオすっとばして
絵コンテから入った作品、とても注目すべきだ。
そして「恋鎖」の編集中、気分展開に絵コンテを書いた事にも着目すべきだ。学生服とか出せばネット世代に受けるんじゃないか、と打算が働いた事もないがしろに出来ない。若さに憧れを見出す歳にもなっちゃった。何よりせっかく苦手な短編が書けたんだから作らないわけには行かない。
まあ失敗していいから新しいものにチャレンジしたいと思ったわけです。

 絵コンテ書いてからストーリーをつけていった。
だからお話は至極単純。ビジュアル系です。PVじゃないです。ディゾルブとか使ってます。
ハイビジョン撮影です。でもDV仕上げです。お金が無いです。
そんなわけで西條映画には珍しい、学生服が出てくる映画。
若々しい。
雨が降ってきますよ、赤と青と、黄色と黒と、白の雨。
コウゴキタイ!

 そんな作業をしつつ、恋鎖関係者方々にメールを送ったり、
雨が降る前に洗濯しようと、コインランドリーに行ったり。チャーハン作ったり。
いつもの生活が再開。そしてそろそろ生活変えたいわ・・・とポツリ。

 今週もなんやかんやと忙しそうな気配。
ほとんどが人に会う予定ばかりだ。月末ということで、飲み会もチラホラです。
秋らしく、食べてもすぐにお腹が減る今日この頃。
大地君「西條さんはもっと太ったほうがいいっすよ」
上映で結構やせたらしい。そう見えるようで。これでも63キロあるんだけどなあ。
バリバリ食べよ。

 今日袖岡さんと久しぶりに会う。
袖岡さんて「恋鎖」の音楽作った方。出張でこちらに来ているのだ。
遅ればせながら、乾杯してきます。

2006年09月29日

タイミングが変わる

西條です。
火曜日は暴風雨。その最中、久しぶりに袖岡さんに会ってきました。
袖岡さんは「恋鎖」で音楽制作を担当していただいた方。
「アスリート」でも1曲制作してくれている。
今は東京におらず、関西でバシバシ業界の仕事をこなしているのさ。
出張でこちらに来るのは「恋鎖」の上映期間中になる予定だった。のだけれど予定変更。
火曜日になった。

 西荻窪で久しぶりに会う
袖岡さんは同い年にもかかわらず、若々しい。
新しい曲を作ったから、と、聞かせてくれたり、映画の話をしたり、もちろん上映のいろんな話をしたり、
「恋鎖」の思い出話をしたり、まあなんちゅうの、変わってませんねお互い。
でっかく降る雨で飲み屋の入り口から冷たい風が吹いてくる中、負けじと冷えたビールを飲む。
「恋鎖」の音楽制作は袖岡さんと試行錯誤しつつ、手を変え、品を変え、1曲目を仕上げたときに、
いい感じを掴んだ。お互い映画好きでベルドルッチ等の接点があった事も上手く作用してくれた。
終電を待つホームも雨風で水浸し。
また会える日を楽しみにしてます。

 島村君が貸してくれた看板を取りにシネマアートン下北沢へ。
そんなに時間が経っていないのに、なんだか久しぶりな感じ。
金子さんと22日のスペクタクルについて話し、看板を受け取る。
「恋鎖」のDVCAMテープと予告編などが入ったminiDVテープを受け取る。
他の劇場で流す用のものとあわせて4本の返却。今日はminiDVテープ長者だ。

 西條組新作「お前に雨は降ってない」
の編集を開始。上映中も編集していたのだが、
今はすっかり緊張が取れてしっかり編集に集中出来る。
そのせいかどうか、わかりませんが、この日の編集はちょっと違った。
明らかにカットのタイミングが気に入らない。なあ。と。
なんだか今までと違うタイミングを欲している自分に気づく。
なんだろう・・・
「恋鎖」と同じようなカットタイミングで繋いでいるのだけれど。
なんかねぇ。妙に気になるというか、そうじゃないだろって感じでー、みたいなー

 そんなわけで最初のシーンを
全部削除。新たに思いついたシーンを+。
それで現在の自分が何を思っているのかわかった。
わかりやすく作ろうとしてるな、と。
そのわかりやすさが説明しまくりのわかりやすさではなく、非常にシンプルに、その男の様をわかりやすく描きたいと思ったようで。いや、西條組の作品はわかりやすいんですけどね。
なんか今までやってたわかりやすいでしょ編集とはちょっと違う編集。カットタイミングを欲している自分がいる。

 編集しているとそのうち自分のタイミングってものが出来てくるものなのですが
そのタイミングがなんだか変わったか?僕は、という感覚を受けたのさ。
あの人の編集タイミングに似てるんですよ。あの人。
まあ観てください西條組新作「お前に雨は降ってない」

 次の日、フライングティーポットで
山本さんに会う。山本さんは映画制作に興味を持っているが
映画製作のどの分野に興味を持っているのか自分でもわからないから
とにかくなんでもいいので話をして欲しいと言う。
とにかくなんでも話をしてきました。
山本さんは映画に参加して盛り上がる人生を過ごしたいらしい。
映画って盛り上がるけどそれ以上に大変な事があるです。とタラちゃんの真似をしそうになるが、
グッと抑えていろんな話しをした。興味が湧く、ということから何でも始まります。
山本さん「ポップでカラフルで空を飛ぶアクションがしたいです」
何に興味を持っているんだろう。しかし娯楽が好きだという主張は十分伝わってきた。
軽く何か作りましょうか。空を飛ぶのは本気でないと出来ないと思われますが。

 そしてさっきデコさんの芝居。
「アンチゴーヌ、逝きます」を観てくる。
東長崎駅近くの小屋。新しく出来たばかりの小屋らしく椅子も綺麗。
芝居も古典にギャグが入っているもので、なかなか見ごたえがあった。
松田さんや明日バンクーバーに立つ福島さんや井川さんもいた。
俊太君やアンチゴーヌ隊と飲み、それからぎんなん会へ。
オーグロ真太郎さんをなんとか出演させたいとウズマキさんが交渉を重ねている。
スナイパー役に対してこだわりを見せるオーグロさん。たぶん出演する事になるだろう。
きっといいインパクトを残す役者として鮮烈なデビューを飾るはずだ。再来月の融解座で。
僕も再来月には新作を出したいと思っている。
「お前に雨は降ってない」
ありえないことが起こりまくっています。SFですねこれ。台詞を全部関西弁にしてみたいわ。

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