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東京失格を見てきた

西條です。
忙しいっすよ、なんか非常に時間の配分が出来ない。
いかん、ここに来てぐっすり寝手しまう時もあり。
そんなわけで先日、井川広太郎監督の「東京失格」を観てきた。
「恋鎖」と同じシネマアートン下北沢のレイトショー
2週間、21時より上映。

 「東京失格」
井川広太郎さんとは融解座つながりで昔からの仲。
融解座で作品を見るに付け、難解なものをよく流していた。
だからといって浅はかなわけではなく、どうも表現したいものがあるのは感じられる。
そんなわけで誰でも思いつくイメージを羅列しているんじゃない作品を作る人、という印象の人。
そんな井川さんの本当の実力を最初に見つけられたのは白川さんの「眠る右手を」だった。
彼はカメラマンとしてこの作品に参加。白川さんと共に世界観を構築していった。
とにかく長く、インターミッションなんか入って観るのが大変だったけど、
ラストカット。
このラストカットの素晴らしさにビックリ。
あんなの撮れないぞ、少なくとも僕には。
と目が丸くなり、あのラストカットだけでこの作品は十分じゃないかとまで思わせるディープインパクトを食らわせてもらった。
西條「あれ、どうやって撮ったの?」
井川「教えない」
西條「どうやって撮ったの?」
井川「教えない」
教えなさいよ井川さん。

 そんなこんなで
その後、カメラマンとして数々の作品をこなしてきた井川さんがついに監督デビューした作品
「東京失格」
この作品は友人の死を受け入れられず、悲しさをなんとかかわそうと飲んで遊びまくる2人の話し。
ドミュメンタリータッチで練りこまれたシナリオを描いてゆく。
音の雑さを画面とドキュメンタリータッチに取り込み、あらゆることが余分で、あらゆる事が余分ではない構築を見せていた。それはまるで人生のように、と30過ぎたくらいの若造が言うのもなんだが、こんなもんじゃないか僕らって、とどこかで思う前向きさと諦めがそのまま映っていた。
死んでしまったエイジ君の恋人、かな?と共に水上を揺れる2人。遠くに見えるビルと佇んで見つめる3人の漂い画。タックンはとんでもなく優しい。
ついでに僕も寿司が食べられない。

 カメラマン井川の才能も再度見せ付けられた。
この作品のほとんどはバストアップ、クローズで構成されている。
これやりたいと常々思っているんだよね僕も。カメラマン志望の方の大半はロングショットをいかに綺麗に撮るか、を考えてたりしますが、僕は正反対でアップの力を信じている。いい構図も大切だけど、傍観する画ではない「東京失格」のカメラワーク、力のある画。全ては視線の先になんの意図も無く存在している。登場人物はタックンとタカチャンともう一人、監督井川ではなく、観客の僕ら、なんて感覚を持たせてくれる、感情移入ではなく、その場に自分がいるようで、成り行きを体感させてくれるのだ。

 そんなわけで「東京失格」是非体感しておくれ!

で次の日、新聞社の取材を受け、新宿にチラシを置きに行き、
さらに新聞社にプレスを送り、次の日、葛飾FMに出演してきた。
眠気との戦いだったがそれをこなし、新橋へ行き、有楽町にも行った。これは映画とは関係ないっすけど個人的に非常に重要なことで。
夜勤明けで諸々やらなければいけないのがなんともネック。でも頑張ります。

 知ってます?
「恋鎖」の公開まであと2週間なんですよ~
渋谷ツタヤの「恋鎖」チケットもガラスケースに移動しました。
渋谷に行ったら是非見てね!
あと、何が出来るんだろう。でもまだ2週間あるんだし。まだまだストップするには早いっすね。

 雑誌のイベント情報掲載の締め切りが来週月曜日らしい。
ので、「恋鎖」の初日舞台挨拶をしっかりと伝えた。
上映後に舞台挨拶になります。
上映前にやるにはあまりにも素人集団なので、上映後のほうが、興味湧いてもらえると思います。
と金子さんも言っていた。僕もそう思う。

 9月9日~公開の「恋鎖」
恋愛映画です。官能スペクタクルアダルトじゃないですよ。恋愛絵巻です。
葛飾FMでは「欲望の翼」の曲ではなく、「天使の涙」のonly youを流させてもらった。
個人的な趣味でした。

コメント (2)

使えないので:


東京失格の感想すばらしいね。
「教えない」井川さんてばおもろいね。


過日日記のせいせき花火、
うらやましいね。

西條:

だろ。

僕も恋鎖で花火を上げたいー

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2006年08月24日 17:24に投稿されたエントリーのページです。

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