西條です。
ついにクライマックス等を撮影する日。
何とかクランクアップしたい。でも世の中うまく行くもんじゃない。
あんまり高望みはせずに、少なくともクライマックスだけは撮影し終えたいと。
そんな意気込みを光が丘で待ち合わせた岩佐君jにぶつけ、
パンク修理後、スマートな走りを見せるマイチャリに乗り、現地へ向かう。
雨に打たれるシーンを撮影するため手荷物が多い2人。
着替えと雨降らしセット。
現地に着くと先に来ている生野君が黄昏ている。
しばらくするとバイクの免許取立ての星野君が土手の下で爆走しながら手を振ってくる。
快晴。
撮影日和。
この前の続きから。
新聞紙が飛んでくるカットから撮影を開始。
うまく行った。今日のメインはこれじゃないから変に時間を取りたくないので
あれこれ考えてすでに試し撮りまでしていたカットだ。
グラウンドに移動し、いよいよ西條組新作「お前に雨は降ってない」のクライマックス
雨が降ってくるシーンを撮影。
レインコートを着て、その上に衣装を着て、大量のホカロンを揉んで、
星野君はホースを水道にくっつける。僕は撮るカットを確認する。
役者はテンションが高い。
午前中のグランドはあまり人も居ず、来るたびに居るラジコン飛行機野郎もまだ居ない。
ホースの長さもあり、水道に近い場所でしか撮影できないので、
水道にあわせて役者のみなさんには動いてもらった。
つまりカメラ位置が変えられないから役者さんにカットごとで位置を動いてもらうわけだ。
これもこの前の合成撮影で経験済みなのでそんなに頭が混乱しなかった。
でもあんまりそんなことするのもなんなので
それなりに長いホースを用意したんだけどね。
水圧でホースが抜けるわけです。
西條「用意スタート!はい、雨降らして!」
星野「はい、あ抜けた!おわっ!!!」
で見ると星野君がずぶ濡れ。メガネとバイクジャケットが水浸し。
なんとか輪ゴムとビニテで止める。僕は、そんなことすると水圧で水道が吹っ飛ぶんじゃないか?と心配だった。ロケハンの時、水道を探していると吹っ飛んだ水道を発見した。なんでこんな事になっているんだろう?と思い、多分輪ゴムでホースを固定したからじゃないだろうかと。でもトイレも洗濯機もそんな感じで水を止めているらしい、そこら辺全然知らない。いらん心配をしてしまった。
雨は天気が良くないと見えない。
光が当らないと水がキラメかないのだ。人物の手前に降る雨は影になって見えやすい。
快晴。
空の青さに水が融けてしまうがファインダーの画はいい感じである。CGで足すわけだからここまで出来てれば御の字だ。
役者はカットを撮り進めるたびにドンドン体が冷えて震えだしている。
早く撮らねばいかん。でも焦ってリテイク出したらそっちの方がよっぽど迷惑だ。
演技はこの前の合成撮影の時に練習済みなので問題なく、ラインも間違えずに出来た。こんな時、学校の勉強が役に立ったなあと実感。そして大変な撮影をするたびに、ああ、監督って楽だなあと・・・役者って大変だなあほんとに。大変な撮影じゃない時は監督って大変だなあと思うんですけどね。
雨撮終了後、
快晴。
おかげで役者の服もドンドン乾く。ドンドン暖かく鳴ってくれているようで。
張るホカロンがかなり役に立った。
クライマックスラストは雨が上がるので、場所を移動して撮影。
島村君到着。星野君と入れ替わり録音を担当。
程なく終了。
エキストラカットの撮影。
全てと言うわけではないが、99.9パーセントの撮影が終了した。
残すところ地図を写すカットだけ。
最後の撮影後、小道具で使っていた自転車がパンク。
ありがとうございました。この過酷な撮影を絶えてくれた一人である。
帰り道、そのまま自転車屋に引き取ってもらい
廃棄処分にした。そこら辺サバサバしないと子供じみた制作になってしまうので、そこら辺はね。
525円で廃棄。この時点で走行シーンの撮影はもうしないという事になる。
腹が減ったので近くのファミレスで食事。その最中素材をチェック。
岩佐君、生野君と爆笑しながら振り返る。
そんな3人の横の席で見知らぬお客さんはヘビーな話。
どうも交通事故を起こし、裁判になるようで、弁護士を友達に持っている人と相談しているらしい。
今回の撮影中も事故が無くて本当に良かった。
編集してみたら23分予定の作品が今の時点で
22分。
目標達成するだろう。
これから音関係の素材集め。
アフレコ、効果アフレコ、オンリー収録、音楽、CG作成。
とまあいつものようにやる事が沢山だけど。あ、あと地図カットの撮影。
余裕持ってやろうと思っています。一つ一つね。
ワールドベースボールクラシック。
惜しかったね今日の韓国戦。今見てたんだけども一人で大盛り上がり。
いやあ、悔しいねえ。。。チクショーーー! でも西岡最高。
