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新作を作るつもりさ

西條です。
この前観た映画の余韻覚めやらぬ僕であります。
また東京でも上映すると思うんで皆さん是非ね、見に行ってください。「蹴る女」そして「2R35S」
思うに自主映画と普通の映画の境界線が段々なくなっていると言われる昨今。
そうは思うけど、そこまでは思わない、と思っていたがすっぱり思った、境界線とかじゃなく、ジャンルとして確立しだしているのではなかろうか。なんてね。
それは自主映画全体の底上げが本当に始まったからなのか、それとも同年代の人々が未だ自主でくすぶっている怪我の功名か、はたまた僕の感性がそんな成長過程なのか、とにもかくにも僕は映画を目指して良かったとツクヅク感じさせる作品に巡り合った。自主なのに面白い、という言葉が当てはまらない作品だったから、こんなにもうれしくなったりしたのかもしれない。なんていろいろ考えるわけです。
どうなんだろうね、プロって。よくわかんなくなってきたんだな最近。そんな事言っちゃいけないんだろうけどね。でも僕はどちらかといえばそんなことをまったく言わない人なんだけど。
さっき新居から一番近いビデオレンタル屋さんに行ってきた。
陳列されたビデオを見ていくと、なんとなく借りたいものが無く、それでも何か借りないと会員に成れないから、とりあえず借りてはみたけども。棚に自主映画レーベルのなんか無いかなと思ってしまう。そうすりゃ借りるものに困らないんだけどな。とね。
そのレンタルビデオ屋は最悪で旧作1週間レンタルで380円。
今時そんなビデオレンタル屋、あるカーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
会員に成って早々、もう借りないと決意。
失敗は成功の元であってくれ。

 そんなわけでこの前新作の打ち合わせをしました。
今回の作品は短編であります。ファンタジックでハードボイルド。だけど高校生の青春話。
なんとなく「恋鎖」をモチーフにしたような内容。書いたのが「恋鎖」初上映の後だったからか、
その後、書いたままにしておいて、作るのを渋ってました。大変そうだから。役者も。
その前に書いた「スターダスト・インタビュー」が延期になってしまったので、ぽっかり空いたこの時間を有効利用すべく、なら就職でもしろって感じですが、有効利用すべく、大変なのを省みず、打ち合わせたわけです。
島村君とキタダさんと、ウズマキさん。
そんな練馬梁山泊とデニーズで話し合い。20分の短編。だからといって事前制作過程をおろそかにすると、
怪我をする、病気になる、やる気が無くなる、無駄足を取りそうな映画なのだ。
ロケ地がね、遠そうだからさ。冬なんで日の出てる時間も少ないし。雨が降るし。

 そう、雨。
今回は雨がキーになる話なのだ。
新作タイトルはジャジャア~ン

 「お前に雨は降ってない」

なんていう斜に構えたものなのさ。
しかし冬に雨は降らない。自分で降らさなきゃならない。しかし僕は祈祷師じゃない。水道に頼らなければいけない。そして星野君にも頼るのだ。
熟睡していた星野君をたたき起こし、2人で雨撮影を試し撮った。
西友で15センチで16円のホースを1メートル買い、公園でカメラを回して想像通りのやり方で雨を降らす。う~ん。雨に見えない。いや、雨に見える!瞬間がチラホラ。予想していた答えが出た。
「撮り方によっては降ってるように見える」

 今回の雨はしっかり雨してなくて良い。
若干ファンタジー作なので、ファンタジーな雨で良いのだ。
とりあえず今度マット合成を試してみようと思う。なんとかなんないかなあ、と考えるもヒントがなれば思い浮かぶはずが無い。なんでもやれだ。
そんな2人はホースを買いに行く途中、缶コーヒーを買った。
西條「星野君缶コーヒー飲む?おごるよ」
星野君「いただきます」
眠気を引きづる星野君に缶コーヒーを飲ますべくジャパンコインを自販機に投入。
レトロ基調な顔をした缶コーヒーのボタンを押した。
星野君「当りましたよ」
西條「え?あ」
なんとその自販機は当りつき自販機だった。なんの因果か当ってしまった!
星野・西條「えええ~~~~~!!??!!」
小窓の電光掲示板に「7777」の表示。全種類のボタンが1缶分の料金で再び赤く光る。
こんなこと中学生以来なんすけど!
新作、いい出だしですわ。

 帰り、物干し竿と手袋を「プラザトキワ」で買う。
家の近くに戻り、冷え性の足を暖める室内暖房スリッパを買う。
桜台の行きつけだった蕎麦屋で鳥南蛮そばを食べる。
24時間スーパーで食材を買う。ぶっちゃけ質が悪い。大根とハムと豆腐だけ買う。
薬局で248円で5箱入りのティッシュペーパーを買う。
家に帰るとレンタルビデオを放り投げてテレビを付ける。
う~ん、新生活。今回はかなりゆっくりなペースで進んでいる。
そろそろ家賃を払わなければならない。
そして電力をあげてもらわなけれならない。
僕の家はエアコンとパソコンとラジオと炊飯器と給湯器と電灯を一緒に使うとブレーカーが落ちてしまう。
この3週間で3回落ちた。工夫したがやっぱダメなので30Aにしてもらおう。

 昨日福島さんの出演している「ビター・スイート」を見に行った。
東中野まではなんと自転車で30分かからない。これからもチョクチョクポレポレしよう。
「ビター・スイート」はピンク映画。ピンク映画といえば昔若松孝二特集とロマンポルノ特集をシネパトスに見に行った以来。つまりは今作られているピンク映画は観たことが無いわけだ。
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」なのかと思わせる始まり方。というか役者。
今回の福島さんは普通のサラリーマンの役で、結構似合っている。タクシーのシーンなんかいい雰囲気出ていた。なんでもこなせるんだなあと。
映画を観て発見。知らぬまに僕はデジタル世代になりきってしまったのかもしれない。
35ミリで撮ったらしいこの作品の画質に古さを感じた。学校にいる時はフィルムでなきゃ~と思っていたが、今はまったくそう思わない自分を発見。
おそらくフィルムの味も見つけたが、デジタルの味も見つけ出しているのだ。それは僕だけではないはずだ。おそるべし時代の流れ。ど真ん中にいたい。とタバコをプカリ。

 「ビター・スイート」もそうだが、最近林由美香さんの作品を観る。
この前死んでしまった女優さんで、この前まで追悼上映がされていたのだが、
何も知らない僕は死んでから林さんの存在を知った。
特集上映が組まれるくらい求められた女優なんだなと。おかげでその存在を知ることが出来たが、まだまだその奥ゆかしさは語れない。ただ2作品見た感想、まったく違う演技をしている。同じ人なのだろうかと思えるくらいその存在が違う。いい役者なんだなきっと。

 そんなわけで寒さはまだまだこれから。
足に履いた防寒スリッパが頼れる存在であることは、この日誌を書いている最中証明された。
もうちょっと新作のシナリオを手直しします。特撮やCG、アニメーションが得意な人、御一報下さい。忘年会に誘います。

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2005年12月22日 00:16に投稿されたエントリーのページです。

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