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4000で60

西條です。
西條組新作「恋鎖」の上映を控え、リトルシアターのHPでもスケジュールがアップされた。
皆さん来てね。
そして自主映画の予告編を扱うサイト「予告見てく?」さんも「恋鎖」の予告編をアップしてくれた。
皆さん見てね!
その他HPにもそろそろ書き込み宣伝をしていこうと思ってます。
皆さん消さないで!
準備ばかりで自分の友達にそんなに宣伝してないや、と気づく。
皆さんメール送るからね!
いやあ、当日何人来てくれるのか、すでに上映に掛かる費用は結構な額いっている。
2ケタは行きたくないね。
行っちゃうかな標準DVレンタルしなきゃいかんからなあ。
そんなわけでこの前研太郎さんに会った。

 研太郎さんはもちろん出演者で、
「恋鎖」中、高野さん役をやってくれた人。
西條組前作「アスリート」で金ちゃんに紹介されて知り合った。
いろいろお世話になりつつも、役者もやってるというので今回お願いした。
美声を放っているパンキッシュなのだ。
宣伝用チラシ(ポストカード)を渡す。久々に会った研太郎さんは相変らずマイペースな物腰。
積もる話も山とありそうだ。近く「アスリート」でも「恋鎖」でも音楽を提供してくれた人のライブが東京で開催されるというので一緒に行こうと。
ついでに研太郎さんと共に、とある劇場にチラシを置きに行き、支配人の方に挨拶をして、今度作品を見てくださいとお願いした。快く承諾してくれた支配人の方。なんか最近はツテだのコネだのではなく、もっと根本的な話をしたいと思い始めている僕なのだ。春に散々回った甲斐もあり、自主を劇場で掛けるにはそれなりにそれなりを用意しないとそれなりにまでならない事を知ったので、もうそういうことは流れに任せることにしている。見て感想を聞きたい、単純に、それだけの気持ちである。いやホント。

 その後、家電のコジマに行き、
プリンターの黒インクを購入。森本君に頼まれたA4のチラシを200部するために新しいものが必要だ。
4000円ほどで購入し、家に帰り、セット。ガシャコンガシャコンと刷る。
60枚強ほど刷ったところでインクは切れた。
となると200枚するには4000円を3回ほど支払わねばならない。
ダメだこりゃ。と60枚強で納得してもらうことにする。その分この多少誤植のあるポストカードで補ってくれ!と手書きでB5の紙に書き、同封。なんせインクが無いので何も刷れない。
次々とその他宣伝をしてくれる人々に発送する封筒を作成。
次の日、郵便局で1000円出し郵送。
島村君と次回作の打ち合わせ。

 次回作。
ロックンロールなお話。
僕が上映準備をしている最中、次回作のタメにあれこれ模型とか作ったり、知り合いにあたって画策したり、メールしたりしている島村君。やはりしばらく業界を経験するとこの状態がいかに健康的かを実感しているようで。僕も共感。ジョニー・ウインターなどを聞きつつ、シナリオはもうほとんど完成稿ということで、そろそろキャスティングも本腰を入れなければならない。あ~しかし、なかなか決まらないねえ、バランスを考えると、バランス、バランスっすよキャスティングは。
でも小林さんは決定しているらしい。らしい、ところがミソ。
となるとそこから考えて帳尻合わせていかなければいけない。そんな感じでキャスティングのことも考えつつ、「恋鎖」の上映タイムスケジュール等の作成もお願いして、ケンタッキーを食べつつ、あれこれ言われても無理なものは無理なんだよねと笑いあう。

 無いものねだり、と言う言葉がありますが。
努力しても無いものは無い。出来ないものは出来ないし、とかなんとか。結局全部揃えなきゃ映画やっちゃいけないのかと。思い始めてやる気が失せてしまう。それは良くない。だから無いものは、無い!出来ないものは、出来ない!とそこら辺のマイナスポイントも信念をもって貫こう、と決めた。研太郎さんも言っている。
研太郎「仕事だからって割り切ってやる。なんて簡単に言いますが、それは実際やったことが無い人が言うことですね。また、実際割り切って出来るものですけど、ぶっちゃけ映画が嫌いになりそうになる、瞬間があります」そしてその思いはいつかその人を支配する。かもしれない。五分五分だね多分。
僕は映画が好きだ。辛い仕事と嫌な仕事って違いますからね。とりあえず僕はエロ映画は一生撮りません、以上です。

 そんな感じで
台風後の風を受けつつビデオを返しに行き、
帰宅。標準DVのレンタル会社を検索。なんかいろんな機種がありそうで、明日電話して聞くっきゃないっしょ。と。作業を中止。恋鎖をビデオに落として劇場の人に見てもらおう用。2時間掛けてダビング。
その最中、何もやることが無いのでギターで次回作の曲調を探す。
手を止めて「恋鎖」を見る。
久々に見たな~・・・

 去年の夏。
大変な撮影だった・・・
映画制作は楽しい。
なんて嘘なんですよ。
自主映画は気楽だね。
なんて嘘です。
僕は東京に来て映画を製作し始めてから今まで、一度も楽しいと心底思って撮影したことは無かったですね。とくに今回の「恋鎖」に関しては初日から逃げ出すことを考えていたし。とにかく考えて、決めて、用意して、実行する、のを一人でやらなきゃいけないから頭が飽和状態になっていく。死にそうになりながら制作した映画だよなこれ・・・
とつくづく思う。
標準DVをレンタルして落としてしまえば、それでこの映画は動かせなくなる。
容易に編集できなくなるということだ。なんせ家に標準DVデッキなんか無いから。
いいのか、いいのか西條、この映画はこれでいいんだな?ホントにいいんだな!?
え?そうねえ・・・

 一応最後の確認を明日しよう。
レンタル会社に電話するのはそれからだ。

 島村君に会う前に、青春組立式キットのイムラさんから電話が来た。
久しぶりに聞く落ち着いたトーンとまっすぐな姿勢にうれしくなった。
昨日の研太郎さん曰く
研太郎「東京は上昇志向の人が多い」
つぶされてるのかつぶれているのか、バブルと一緒で勘違いと無理がたたったら終わりだ。
僕もそろそろ地盤を固めていこうと思う。生活あってのモノダネだ、これは自主映画だ。
30過ぎるとターニングポイントが毎日訪れるが、僕は多分道を決め始めているなあ。モヤモヤしててまだわかんないけど。微妙に道が見え始めている。様な気がする。深夜だからかしら。

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2005年09月08日 04:17に投稿されたエントリーのページです。

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