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インファナルアフェアのパート3

西條です。
パート3を観てきたました。
いやあ、面白かったですね!面白かった!
1や2のような緊張感は無いんですが、その分登場人物のいろんな面が見れた。
思うに緊張感はトニーやアンディがかもし出していたのではなく、
エリック・ツァンとアンソニー・ウォンが出していたんだ。シリーズ通して自分が一番ドキドキしたのは
1で飯をはさんで2人が相対する場面だし。3ではそんなに表に出てこなかった2人。2では前面に出ていた2人。やっぱり大御所の演技はすごいものがある。そしてエリックなんか見るたびに良くここまで昇進したよなあといつもいつもいつも感じでしまう。ああ、しかし3のアンディはもうかわいそうでかわいそうでかわいそうでかわいそうでならない。かわいそうで、ならないっす。

 ネタバレしてしまうので
あんまり詳しくかけませんがね、
終盤レオン・ライに証拠のテープを突きつけるあのシーンがもう辛くて観てられない。
狂っていく様はホントに上手く描かれていた。これは非常に難しい心理を描いているのだが
いたってシンプルに構成されたカット順で奇をてらった演出は何もしていない。
おそらくこの心理描写をわかりやすく組み立てた後で、ほんのちょっとわかりづらく編集しているのだ。
だからこっちは誰でもわかる演出なのにわかった気になることが出来る。恐るべし手法である。
レオン・ライもかっこよかったなあ~。チェン・ダオミンもかっこよかった~。一瞬カシカシ言うもんだから、
あの映画を思い出したよ。人の2面性、職種、時間、なんでもかんでもが対比的に描かれていく作品だ。
誰しもが望んでいたのは最愛の人の幸せだったですね。
う~、アンディがかわいそうだ~
トニーがコンビニでホットドックかなんかを食べつつケリー・チャンについて話すところとか良かったなあ。

 見終わった後に
思い返すと更にいろいろ面白い。
レストランで灰皿で殴るシーン、あの場所にいたのはもしかしたら全員、いや、言いますまい。
エリック・ツァンがダオミンと初めて会う大仏の前での会話からなんでキョンにあんな事言ったのかも、
ああ、言いますまい!バイオレンスで低俗と捉える人もいるかと思いますがこの作品は明らかに映画好きな人々が作った映画だ。やっぱ映画を感じる映画が観たいよね、最近あんまり無い気がするのさ。

 まあそんなこんなで
帰りにCDを2枚買った。
今ユニバーサルのCDが1470円で買えるのですよ、全貧じゃないけど。知ってた?
僕はバイト先においてある漫画の後ろの宣伝記事で知りました。
その中にスティングのアルバムがあったので買っちゃった。「セイクレット・ラブ+2」
もう一つはこの歳でプログレッシブバンドのを買った。
家に帰りヘッドフォンで聞きつつこの日誌を書いているのですよ。
映画の音楽、ネットでタバコとコーヒー。
何やってんだ僕は30歳なのに。まあいいや、言うだけ言って本当は何も考えてないんだろう僕は。

 西條組新作「恋鎖」
なんと6分削った。みなさん驚きかしら。
一番驚いているのは僕ですよ。でも死にもの狂いで切っています。
インファナルアフェアがいい助けになっている、あの自信に満ちたカッティングだ。
試写をしたときに「国民的フリーターを切ったほうがいい」
と助言をしてくれた人がいて、僕は切ることを迷った。
で2005年5月現在。切ってみたんだ。
編集はトータルで考えなきゃいけないからここを切ると他も切らなきゃいけない。
そうやって作業を進めていくと「国民的フリーターを切った方がいい」
と助言してくれた人がどんな感じでこの作品を見ていたのかが良くわかる。
面白いねえ、人って見方が違うけど、その違いを言葉でなく体感する感じ。
そうかそういうことでここを切った方がと言っていたのかと。
遅い?僕の感覚。
とかいってもどうしようもないのさ。あとちょっと切ったらもう一度観てもらおう。
映画ってたまに人生に例えられますが、それならやっぱメリハリは必要だね。
インファナルアフェアみたいな人生はちょっと。。。浮かばれない。。。ああ、アンディがかわいそうだ~目も悪くなっちゃうしさあ~!

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2005年05月16日 02:48に投稿されたエントリーのページです。

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