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2005年05月に書かれた日誌

2005年05月03日

ブルース

西條です。
売り込みは未だ連絡取れず、といってもゴールデンウィークだから
あんまり電話も出来ずでとりあえず一休み。しかし避けられてるんじゃないかなあ、との懸念。
電話しつこいですからね僕は。
番組編成の仕事もかなり忙しいのでコトヅテ頼んだら絶対折り返してはくれないだろう、なので
とにかく電話電話であります。
西條「あのーインディーズで映画を製作している西條というものなのですが番組編成の方は」
会社の人「あ、今ね、試写してるから12時頃に電話ください」
12時になる。
西條「あのーインディーズで映画を製作している西條というものなのですが番組編成の方は」
会社の人「あ、今ね、出てるから、1時前に電話ください」
1時になる。
西條「あのーインディーズで映画を製作している西條というものなのですが番組編成の方は」
会社の人「あ、今ね、出てるから、3時頃電話下さい」
3時になる
西條「あのーインディーズで映画を製作している西條というものなのですが番組編成の方は」
会社の人「あ、あのね、今出てて終日になりそうです」
こんな感じだ今のところ。
まあ夏休みの上映作品を決めなきゃいかんのだろうからあんまりいい時期に売り込んでいるとは僕も思えないんだ。しょうがない。休もう。
そんなわけでこの前彼女の上司がライブをやるらしいので見に行かないかと誘われ行ってきた。

 家から近い場所でのライブだったので
テクテクと2人並んで歩き、会場へ。なんでもブルースやるらしい。
いつも行っているスーパーの近くにその会場はあった。相変らずこういった会場は見つけにくい場所にある、というか、あんまり大々的に表に看板が無い。
でもフランクに騒げる空間。こういうの好きだね、出来れはもっと若い頃に来たかったなあと、いつも思うのだ。田舎にはあんまり無いのさ。
行ったときにはすでに演奏が始まっており、満員の観客で僕らはドアの近くで立ち見。
ブルースと聞いていたもんだからアコースティックにハープであろうと勝手に想像。しかし4人編成のバンドで思った以上に年齢が高い。40代か。しかしものすごく演奏が上手い。上手い~。
若者や同年代のライブに行ったときとはちょっと違う落ち着きのある何でもありのブルースで、
レゲエやフュージョンも取り入れたすごく経験値が豊富な印象だ。
上司の人はバッキングに命を掛けているかのようなシャウトっぷりで、ものすごくかっこよかった
演奏が終わり、彼女の会社仲間の方々の輪になぜか違和感無く入ってしまった僕は
WEB制作会社の人と話をしたり、イカが何より大好きな人と話をしたり、
バッキングに命を掛ける上司の熱さに圧倒されたりと、かなり面白い時間を過ごす。
で、その会場なんだが、

 演奏が終わった後、
ステージの後ろにスクリーンが出てきて、民放を投影していた。
意味は無く、ただ投影しているだけの雰囲気作りなんだけどさ、僕、自主映画作ってます。
こういう空間は、好きっすよ。

 バイトがそんなに忙しくなく、
久しぶりに本を読破してしまった。
僕は本が苦手だ。文章がね、活字ってモノがあんまり馴染まないんだな。
しかしそんな僕が何年か前に3日で読破してしまった本がある。
それは馳星周の「不夜城」という本だ。映画にもなった。ついでに「馳星周」はチャウ・シンチーの名前を反対から読んだものでもちろん芸名である、ついでにチャウ・シンチーの英語名はステファンだ、ほんとにありえねー。
まあそんなわけで「不夜城」は暗黒小説なんですが、その文体といい、内容といい、僕にとっては素晴らしい出会いであった。それから馳星周の本はよく読む。
今回読んだものは「不夜城」の完結編「長恨歌」弟が貸してくれた。弟も否定しつつハマっているようだ。
面白かったね~バイオレンスなんだがね、主人公の弱さというか、希望が打ち砕かれても、なんとかしがみつきたいと思うのに、しがみつくことも限界が近づいて、う、う、う、浮かばれない!ううう。
女性にはお勧めしないです。

 で韓国ブームに乗りたい!と
「猟奇的な彼女」を借りてきて観た。乗れなかった!
この映画、面白いんだろうけど、面白くない。
展開が早いんだろうけど、早くない。なんだこれは!?
いいシーンがいっぱいあったんだけど、なんか感情移入は出来なかった。
これはもしや。。。ここ最近自分自身映画の趣味が変わってきているんじゃないだろうか、
と懸念を抱いている。もしや僕は映画の趣味が変わったのではなかろうか。。。大したことじゃないっすけどね。「ローレライ」観ても、「エイミー」観ても、
西條「もうちょっとリアリテーが有るべきなんじゃなあい?」
とか言ってるし。
昔はリアリテーなんて映画に一番いらないと思っていたんだけどね。いや、それは未だに思っているなあ。なんだ僕の言っているリアリテーって。リアリティか。
とちょっと自問自答。
でもジャッキーだけは依然最高の映画を作っていると感じるんだよね。
わかんない時は、誰かに聞こう。手っ取り早いからね。飲むぞ~
生野君に彼女が出来たらしいし。

2005年05月06日

恋鎖の反応

西條です。
「恋鎖」の反応はまるでダメだ。
なんかビックリするくらいダメ出しな人もいて
これは落ち込むというより問題である。
ビジネスとして成り立たないというのはよくわかるんだけど、
ビジネス抜きにしても全然ダメだという感じ。
「意味がわからない」「話がわからない」「監督さん悩んでいますね」「テーマが散漫で収拾付いてない」
うっそだろ。。。こんな簡単な話なのに。。。
と作った本人の僕はまったく理解が出来ない。なんでだ!?
で、考えた。
この映画は今まで以上に感想がまったく極端過ぎる。
しかしこの映画、いいね、と言ってくれているのは今のところ関係者ばかりだ。
上映してないからそういうことになってしまうのですね。
上映を、早急にしたい。
1時間30分作品なので、なんとか劇場公開を目指したかったが
ちょっとこの気持ちは置いておこう。大体目指せる作品なのかどうなのかもかなり怪しくなっている。
ロクでもない作品だったら売り込むだけ損だ。

 西條組新作「恋鎖」は
俗に言う起承転結をエピソード別にしたオムニバス形式にも取れる1つのお話で
4分割とも2分割とも取れる構成をした、ある意味壮大な恋愛絵巻。
描きたいことはいわゆる「恋愛観」てやつで「欲望の翼」の雰囲気を目指した。
一見普通の映画的な構成を感じることは出来ない。けどそれは狙ってそうしているし。
物語が別々の代物じゃないから一本の長編として成り立っている。
はず。
イメージショットはほとんど無く、ストーリーらしいストーリーでわかりやすい。
はず。。。
なのに。、。な~ぜ~!?こんなにも~ダメだって言う人がいるんだ~

 「欲望の翼」と比べれは面白くないのは当たり前だけど、
今まで作った映画と比べれば一番良く出来た、と思える作品なのだ。
ということで、これはもしや、僕の感覚が完全にズレている、ということなんじゃないだろうか。
と思った。
これはやばい。
これはやばい。自分では面白いと思っているのに、他人からすればひどいの一言だ
なんてことにさっぱり気づきもせず、さっぱり理解が出来ない。
なんてこれは~~~~!
致命的だ。製作者としては。
僕はどちらかというとかなり寛容で、作家的な頑固さの少ない監督さんだと自負しています。
でも偏ったというか、凝り固まったというか、勘違い野郎にいつからか、成ってしまったのかもしれない。
これは、やばい!
致命的だね~

 まあちょっと今日愚痴になってしまったけども
僕としてはもう「恋鎖」がいい作品なのか、ひどい作品なのか、わかんなくなってきたんで
ブチマケ場のこの日誌でブチマケますバイ。あんまり読む人いないから出来るんだけどもね。
まいったなあ。この作品は今まで一番迷い無く作った作品なんだけど。
もう撮影やめて海にでも行きたいなと思ったりもしましたが、それは作品の内容によるものじゃないし、
作りたい目標が今回は特にしっかりしていたから、全然迷わなかったんだけどねえ。散漫ですか、マジですか!?
上映場所を決めて観てもらおう。
そして誰かに相談しよう。間違えているんなら僕は何を間違えたのかを。

2005年05月09日

納得

西條です。
ゴールデンウィーク、皆さんはどんな休日を過ごしましたか?
僕は結構充実していました。
この前実家に帰ってきたのですが、
車で駒ヶ根まで行き、ロープウェーで山に登り、春なのに雪を踏み、
ソースカツ丼を食べ、光ゴケを観て、霊犬早太郎のお参りをしました。
今年もいい年でありますように。
春先なのにそんな気分。

 で昨日
売り込んだ先からメールが来ており、
やっぱりダメだとのこと。しかし作品に対する感想をしっかり書いてくれていた。
その感想を読んで僕はついに納得したのだ。
技術面は抜きにして、西條組新作「恋鎖」は一般的にはタルい!ネックは、タルい!ことにある。
タルいのだ。タルタルなのだ。言い訳に聞こえると思いますが、やっぱりそう思ってたよ~。
またそのタルさにわかりやすいナレーションが付いているもんだから、タルさ倍増なのだ。
もちろん今のままでもそれなりに面白い作品なのだろうが、それなり止まりである。
編集中ナレーションを厳選したり贅沢にカットしたりしたのだがそれでもまだ足らなかった。
その後雰囲気重視でカットを長くしたりしたが、アプローチの仕方がツボを少し外していたんだ。
そうかあ、そうなんだなあ。送られてきたメールは作品のことを理解した上での感想だったので、
参考というよりこれが真実だなと納得させられた。
もちろん雰囲気を壊すような編集をしてはいけない。
今までこの作品を応援してくれてる人々はこの雰囲気を感じてくれた人だ。
その人々を裏切る気はサラサラ無い。大丈夫大丈夫、僕なら出来る!僕がやらないと誰もやっちゃくれませんが。
緩急、メリハリがもっと必要なのだ。これでメリハリついてるじゃんというなら、もっとメリメリハリハリ必要なのだ。なんとかなりますよ、都合のいいことにこの映画はナレーションの力で構成を再動することがまだ出来る。あ~5月は、再編の月だ。

 その昔
「ピースサイド」の編集に1年近くかかり、
久しぶりに電話した役者の人に「まだやってんの?」
と言われて憤慨したことを思い出す。
メチャンコにデリカシーの無い言葉だ。もうこいつとは連絡取らん!というところまで憤慨した。
だってさあ、8ミリフィルムでの編集なんだよ、そんなすぐに出来るわけ無いじゃなーい。
今回も言われそうだな「まだやってんの?」と。
まだやります。文句があるならあんたやってください。
作品が良くなるならなんだってしますよ、金はもう使いたくないけど。
自分の労力ならね、タダだから。

 自主映画の大きな間違いは
自主映画なんだから面白くなくてもいいんだよ、というところだ。
僕らの自主映画は上映も放映も決まっていない。
有名な役者が出ていない。有名な監督が撮っていない。だから少なくとも面白くなければ誰も見に来ない。独論ですけどね。僕はそう思っています。だから少しでも面白いと他人が感じるものにしたいのだ。
熱いね、久しぶりに熱いよ平成17年の5月は。あ、去年も熱かったか。

 今年も夏が早そうですね、
なんだか一気に冬が覚めて春爛漫と思いきや、
若葉生い茂る日本であります。
若葉といえばそろそろペーパードライバー講習を受けに行こうと考えてました。
僕はペーパードライバーで車を運転できないのだ。一回事故ってから運転できなくなってしまったのだが
このところ、妙に運転したい気分になのさ。
夏には運転席から「ヘイカノジョ、寄ってかない?」とかサングラス越しで裾を肩までたくし上げたりしようと思う。古いね、久々に古いこと書いて顔が引きつってます。ロッケンローであります。
まあとにかく助手席でゲロゲロしてる自分とはオサラバさ。
自主映画のコンテストも応募が軒並み始まっている、急がねばならあん!
とりあえず飲みにいかなきゃ。あそういえば実家に帰る時、
池袋の駅で内田さんにあった。内田さんは西條組新作「恋鎖」で録音を担当してくれた一人。
消えものの+α小道具に道端に生えていたラベンダーを積んできてくれた。こういったことが男では思いつかない女性の感性だ。感性豊かな人である、そんな感性豊かな女性がどうして池袋の駅にいたのかというと親が上京したらしく切符を買ってる最中らしい。ほほう。しかし良くまあ会いましたね僕ら。
でも東京ってなんだか知らないが良く駅で知ってる人と会うんですよ。ほとんど僕が声掛けられるほほうなんすけど。みんな良く気づくよなあ、まあ回りが見えてないのか僕は。
飲みに行く約束をしてお互い親の元へ向かった。
親の元でも飲みましたが、東京でも飲みますよ。若葉の季節だしね、
あ若葉といえば僕はペーパードライバーで(つづく)

メリハリっすよメリメリハリハリ。

2005年05月12日

インファナルアフェアのパート2

西條です。
この前インファナルアフェアのパート2を借りてきて見ました。
面白かったですねえ~
なんだトニーとか出ないのか、と劇場に足を運ばなかったことが悔やまれる。
ものすごく面白い作品だった。
インファナルアフェアシリーズはそのシナリオや演出も素晴らしいけど、
音楽が最高なのだ。情熱的だが全然表に出てこない控えめな感じがすばらしい。
無音にして緊張感を出す手法を取ろうと試みる人もいますが僕はインファナルのように
的確な音楽があるほうがいい。積極的だし。
アンドリュー・ラウはずっと第一線で活躍している確かカメラマン出身の監督なのだが
インファナルアフェアを観ると今の香港映画界の頂点監督になっている。カメラマン出身の人ってなんだか演出が薄くなる傾向。それを脱却するにはどうしても時間が掛かるのはしょうがないさ。アンドリュー・ラウはすばらしい監督になった。「古惑仔」とは比にならないね。
そんなわけでインファナルアフェアのパート3もただいま公開中なので
お暇な方は是非見てください。僕はこれから見に行きます。

 西條組新作「恋鎖」は
メリハリをつけるために再編集をしているんのですが
実は一度今の状態より短く切ったバージョンを作った経緯があるので
そんなに迷い無く切る場所を判断できる。
しかしそれとは別にドンドン切れる場所を発見できるからまあ驚きだ。というか
編集のタイミングを一つ変えると全部のタイミングが変わるから映画ってモノは面白いし厄介である。
メリハリ・緩急をコンセプトにきっているのでそれこそ、ギュっと引き締めるわけです。
アバンタイトルだけでなんと2分も切れた。。。恐るべし。
アバンタイトルってのはタイトルの出てくる前のシーンね。
柏木「今を生きろって事さ」まで。

もう2分切り、高野さんが登場するシーンまでで4分切った。

 この前メールを頂いた売り込み先の人に、
もう一回編集するからもう一回観てください、と返信したところ、
「僕はいつでもウェルカムです」
という人生は上々の返事が返ってきた。超やる気出ちゃうんですけど。
ナレーションがタルタルなので、ナレーションを厳選することも一つのキーワード。
この前見たインファナルアフェアパート2がとても参考になっている。
というか影響受けやすいからね僕は。

 編集中
この映画の音楽もすばらしいな、と!
ホントにいい音楽を作っていただいた。才能に触れるとドキドキしますよね。
ドラゴンボールで悟空が「強い奴に会うと楽しくてしょうがないんだ」とか言ってますが
そんな感じか。
新しい「恋鎖」にご期待ください。って今のバージョン上映してないけど。。。

2005年05月16日

インファナルアフェアのパート3

西條です。
パート3を観てきたました。
いやあ、面白かったですね!面白かった!
1や2のような緊張感は無いんですが、その分登場人物のいろんな面が見れた。
思うに緊張感はトニーやアンディがかもし出していたのではなく、
エリック・ツァンとアンソニー・ウォンが出していたんだ。シリーズ通して自分が一番ドキドキしたのは
1で飯をはさんで2人が相対する場面だし。3ではそんなに表に出てこなかった2人。2では前面に出ていた2人。やっぱり大御所の演技はすごいものがある。そしてエリックなんか見るたびに良くここまで昇進したよなあといつもいつもいつも感じでしまう。ああ、しかし3のアンディはもうかわいそうでかわいそうでかわいそうでかわいそうでならない。かわいそうで、ならないっす。

 ネタバレしてしまうので
あんまり詳しくかけませんがね、
終盤レオン・ライに証拠のテープを突きつけるあのシーンがもう辛くて観てられない。
狂っていく様はホントに上手く描かれていた。これは非常に難しい心理を描いているのだが
いたってシンプルに構成されたカット順で奇をてらった演出は何もしていない。
おそらくこの心理描写をわかりやすく組み立てた後で、ほんのちょっとわかりづらく編集しているのだ。
だからこっちは誰でもわかる演出なのにわかった気になることが出来る。恐るべし手法である。
レオン・ライもかっこよかったなあ~。チェン・ダオミンもかっこよかった~。一瞬カシカシ言うもんだから、
あの映画を思い出したよ。人の2面性、職種、時間、なんでもかんでもが対比的に描かれていく作品だ。
誰しもが望んでいたのは最愛の人の幸せだったですね。
う~、アンディがかわいそうだ~
トニーがコンビニでホットドックかなんかを食べつつケリー・チャンについて話すところとか良かったなあ。

 見終わった後に
思い返すと更にいろいろ面白い。
レストランで灰皿で殴るシーン、あの場所にいたのはもしかしたら全員、いや、言いますまい。
エリック・ツァンがダオミンと初めて会う大仏の前での会話からなんでキョンにあんな事言ったのかも、
ああ、言いますまい!バイオレンスで低俗と捉える人もいるかと思いますがこの作品は明らかに映画好きな人々が作った映画だ。やっぱ映画を感じる映画が観たいよね、最近あんまり無い気がするのさ。

 まあそんなこんなで
帰りにCDを2枚買った。
今ユニバーサルのCDが1470円で買えるのですよ、全貧じゃないけど。知ってた?
僕はバイト先においてある漫画の後ろの宣伝記事で知りました。
その中にスティングのアルバムがあったので買っちゃった。「セイクレット・ラブ+2」
もう一つはこの歳でプログレッシブバンドのを買った。
家に帰りヘッドフォンで聞きつつこの日誌を書いているのですよ。
映画の音楽、ネットでタバコとコーヒー。
何やってんだ僕は30歳なのに。まあいいや、言うだけ言って本当は何も考えてないんだろう僕は。

 西條組新作「恋鎖」
なんと6分削った。みなさん驚きかしら。
一番驚いているのは僕ですよ。でも死にもの狂いで切っています。
インファナルアフェアがいい助けになっている、あの自信に満ちたカッティングだ。
試写をしたときに「国民的フリーターを切ったほうがいい」
と助言をしてくれた人がいて、僕は切ることを迷った。
で2005年5月現在。切ってみたんだ。
編集はトータルで考えなきゃいけないからここを切ると他も切らなきゃいけない。
そうやって作業を進めていくと「国民的フリーターを切った方がいい」
と助言してくれた人がどんな感じでこの作品を見ていたのかが良くわかる。
面白いねえ、人って見方が違うけど、その違いを言葉でなく体感する感じ。
そうかそういうことでここを切った方がと言っていたのかと。
遅い?僕の感覚。
とかいってもどうしようもないのさ。あとちょっと切ったらもう一度観てもらおう。
映画ってたまに人生に例えられますが、それならやっぱメリハリは必要だね。
インファナルアフェアみたいな人生はちょっと。。。浮かばれない。。。ああ、アンディがかわいそうだ~目も悪くなっちゃうしさあ~!

2005年05月21日

島村が見る。

西條です。
眠い!土曜の朝だというのに眠いぜ。
夜通し編集であります。
西條組新作「恋鎖」は1時間24分~秒を行ったり来たり。
ちょっとわからなくなったので最近時間のある島村君に見てもらおうと家に呼びつけ、観てもらった。
島村「あんまり変わってないね」
マジですか~・・・
しかし多少印象はよくなっているとの事。
そうか、それならグットです。多少良くする作業だから成果が出てよかった。
でもテレビに繋げてみてみると、今回は結構急いじゃってる。
緩急をつけた分、長いカットは更に長くしないといけなくなっているようだ。まあ2、3カットなんだが。
雰囲気が壊れてないんなら、もう、2、3カット長くして帳尻あわせるだけでこの作業も終えたいっす。

 改めて見てみると、
この作品は自信持って提供できるカットがいくつかあるね。
おっと唐突に自画自賛とか思われるでしょうが、映画は僕一人で作っているわけではない。
一つのカットをほめることは一つのカットに関わった人全員をほめることになるのだ。
と偉そうなことを言いつつ、そんな自信持ってお勧めできるカットを自信持ってお勧めしてない編集であることにも気づく。というか悟る。
緩急をつけたからわかったんですけど長~~~~~~いカットって必要ですね。
このカットを見なさい。
という感じのカット。
西條組新作「恋鎖」は前半結構テンポ良く展開するんですけど、
柏木君と祥子さんの問答カットはもっと長くした方が良さそうだ。なんせ柏木君と祥子さんのお話の
軸になること描いたカットなんだから、このカットで自信を持ちましょうって感じか。
人に見せつつ自分も見るといろいろわかってくるんですよね。
言い訳したくなるところがおそらく良くないところ、まだどうにか成るところなんだ。

 まあそんなわけで、
スティングのCD聞きつつ日誌書いてますが結構いいぜ。
50歳過ぎとは思えん。
ライナーの中でスティングが9・11のことについて書いている。
9・11。スティングはコンサートを開く予定だった。しかしあんな事件があり、
スティング自身も友達を無くしたらしい。それでも趣旨を変えてコンサートを開いた。
その後考えた。
自分には何が出来るのか、自分のやっていることに何らかの効能があるのか、自分は何かの役に立っているのか。
などなど考えて出た答えが、ノー、だったらしい。
スティングほどの人間が、いてもいなくてもいい存在ですと認めるなんて驚きである。
しかしそのノーから次第に曲が出来始め、それはテーマもコンセプトも前提でない自然の中の直感で仕上げていったのがこのアルバムらしい。
ぶっちゃけ聞いたところでそんな大それた事を感じるなんて出来ない。
そう、それがいわゆるスティングの出したノーなのかもしれないさ。まあ僕は僕の解釈でライナーを呼んでいるのだが、なんせ国語が得意ではなく現代文の時間はチンプンカンプンついでにトンチンカンだったので、いまさら何かを正確に読解する気はない。都合のいいように解釈しようとしています。まあ常識的な倫理観があれば大丈夫さ。
そんな僕にはそのノーがノーのくせにポジティブに思えた。
このアルバム自体鬱じゃなくエンターテイメントだし。
ノーから始まるイエスがある、ってことを感じることが出来る。
あ、もう一つ買ったプログレッシブバンドのアルバムはイエスなんすよ、まあいいや。
イエスを聞きつつ島村君と話す。
西條「職安行ってる?」
島村「行ってる。9時5時で残業無しで探してもらってる」
西條「無いよそんなもん」
島村「西條のまた手伝うから呼んでね」
西條「また、、、あるのかな」
島村「5枚も企画書書いてるじゃない」
西條「・・・」
彼とは12年の付き合いである。長~~~~~~~い付き合いも人生の緩急にとても必要だ。
今後どうするやらわからない2人だったがとりあえずこの作品はちょっとでもいい感じで仕上げたいです。

2005年05月26日

飲んだりする

西條です。
暑い暑いといってもまだ夜は寒い。
この前の雨も大変でしたね、西條組新作「恋鎖」の書き出しも大失敗し、
観てもらおうと思っていた人に迷惑を掛けた。非常に申し訳ない!
佐久間「一週間後、エアメールが届いたーーーーーーーーーーーーー」
てな感じでフリーズである。
全ては雨が降っているせいだ。まあもうよいわ。

 そんなわけで
音楽を担当していただいた人の送別会。
皆で飲んだ。
ホットペッパーで激安の店を見つけて電話。
なんだか店員も激安な感じで非常にからみづらい人だった。
しかしながらいい店で魚がふわふわと泳いでいる。水槽に背を向けて座っていたので僕にしてはあんまり意味の無いものだったが。
音楽を担当してくれた人といろいろ話し。まあそれほど遠くに行くわけでもない。
USJに遊びに行ったときにでも、会いに行こう。でも今回は本当にお世話になりました、ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします!久しぶりに会う人もいて、やっぱ融解座のメンツは魅力的な人が多いよなとね。
この日は朝まで飲むことはせず、終電で皆帰宅。平日だからね。
家の方向が一緒の柏木君とラーメンでも食べていこうかということになり、
家の近くの旨いラーメン屋に行く。

 う~ん、やっぱり旨いねこのラーメン、
最高だ!
しかし柏木君はとんこつラーメンがなかなか口に入らず、残り少しで僕にバトンタッチした。
旨いのに。バカスカにんにくを入れて平らげて帰った。
実のところ僕は少々持病の偏頭痛が出てこの日、結構昼間は大変だったのだ。
酒とラーメンで治るなんて、まだまだ若いな僕も。なんて思いつつ歯を磨き、寝る。

 起きて今日、
書き出しの続き。
なんちゅうの、最後のナレーションの一言一言のタイミングをもう一度調整しようと
少し調整。
あ、昨日一緒に飲んでいた人が映ってる、とかなぜか思ってしまった。
調整し終え、通して聞いたとき、なんだかグッときた。おお、どうやら僕の中でもこの映画は完全に終盤を迎えているようだ。これでダメなら観ているあんたがダメなんだ、と思ってしまえ。的な満足度を実感。
まあ、やるだけのことはやったなあ。だから書き出しうまくいってくれよ~

 結局途中に音がぶれる不具合が出てしまったが
それでもなんとかVHSにダビングが出来た。そろそろ最適化とかするか、やったことないし。
切った後、今度は伸ばして今は1時間26分40秒になっている西條組新作「恋鎖」
今回は緩急をつけたことでなぜがものすごく挑戦的なものになっている。
特に佐久間君エピソードの後ろくらいが非常に挑戦的だ。う~ん、上映が楽しみである。

 アブラムシ飛んでますね、
しかもものすごい量のアブラムシ。
外から家に帰ってくると、メガネにアブラムシが当たったであろう痕跡がバシバシついている。
いやすごいよねこんなに大量発生してるなんて、経験無いっすよ。ハエとかじゃないからまだいいけど。
ミドリまみれの東京ですが、「恋鎖」も基調の色は緑、ミドリ。しっかりこの若葉を成長させたいもんだ。

2005年05月28日

恋鎖HPを作成する

西條です。
いやあどうもどうも、
このところ毎日水を飲んでいるのですが1リットルくらい軽く飲んでしまいますね、
喉が渇いているというよりも癖で飲んでしまうような感じ。
ペットボトルをパソコンの横においておくとすぐに手が伸び、ゴクゴク飲んでしまう。
なんでだろうか、水飲んでいるとなんだかタバコも吸わなくていいんですよ。
面白いですよね。
そんなわけで僕はかれこれ昨日から起き続け、「恋鎖」のHPをセクセク作っている。
まあなんでしょう、難しいっすね!HP作成って。
とにかくレイアウトがざっぱり決まらない。

 登場人物の紹介ページくらいから作ろうと
したんですけどもなかなかこの5人の配置が難しく、苦労しました。
コンセプトとしてなるべくシックにだけどポップに、そんな感じ。
エンボス加工を施してなんとか紹介ページを作った。骨が折れる。
ほんとにレイアウトの才能のある人がうらやましいですよ、パッパカ決められればここまで時間が掛からないのに。
とにかく勢いでトップページとかストーリー紹介ページとかスタッフページとか作った。
そして作った後に気が付いた。
・・・これハイパーリンクをどこにも張ってないな。
つまり作っただけでそれぞれのページをつなげていなかったのだ。
いかんいかん、作らなきゃ。
普通映画のHPってCASTとかSTAFFとかそんなんがどこからでもクリックできるようにメニューは固定されていますよね。そうか・・・フレームが必要なんだ。
なるほどー、こんな基本的なことを只今気づくなんてねー

 でも僕のジオシテーズにはそんな機能は無い。
と思われる。僕は知らない。西條組HPは違うところで違う人が作っているのですよ。
なのでフレームとか無しでなんとかしようと決意。ついでにスタイルシートも無いし表の作り方もあんまりよくわからない。まあ習うより、慣れろでやんす。
そんなわけでホイホイ作成。これ予告編とかどうやって乗っけるんだろうなあ。
あ、
その前に予告編を作っていないぞ西條。
やること多いなホントにもう。依然作ったバージョンもどこかに残っていると思われるが
予告編は新たしく作った方がいいだろう。
せっかくだからちょっとやりたいこともあるし。

 友達にHPに乗せるコメントを頼んだ。
その他関係者でコメント書きたい人大募集。
自分でも何かしらコメントを載せなければ。
でズラズラと書いていたのだがまあ長い長い。僕はとにかくダラダラ長く書くのが好きらしい。
この日誌を読んだことのある人ならもう悟っていますか。
まあとにかく長い長い。長編のシナリオを作ってしまうのもそのせいか、まあそれはいいとして。

 この作品は
必然的に文章が長くなってしまうくらいいろんなことがあったわけですよ。
いろんなことあったよなあマジで。。。もう1年前になるのか。。。毎回思うが、早い~

 パソコンの最適化をしてみた。
結構時間が掛かると思い、「8人の女たち」というフランス映画のビデオを見た。
う~ん、この映画、ミュージカルなんだね。。。そうか、コメディなのか。。。これは、、、バカ映画なのか
といった具合でよく出来ていないピンク映画からピンクを差し引いたような映画であった。これヒットしたんだよな確か・・・
最適化は思った以上に早く終わり、3つのハードディスク全ての最適化を終えるのに2時間も掛からなかった。そんなもんなんだなあ。
来週また関係者の一人に見せてから書き出します。もうこれで、編集は終わり!
とか言いつつやっちゃったりして、でもノジェネもまだ途中だからね。予告編も作らなきゃいけないし。
ドンドン前に進んでいかねば。

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