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飯野さん映画を見た

西條です。
池袋にSCUM2000という上映会場があり、飯野さんの上映がありました。
飯野さんは大学の先輩で前作「ハズしちまった日。」で強烈な印象を自主映画界に叩き付けたツワモノです。
西條としても前作「アスリート」に出演していただき、チョクチョクお世話になっている人なのだ。
もともと僕が大学に入った時、いや、大学2年か3年かな、「詭弁の街」という白黒の16ミリ卒業作品が話題になり、監督の飯野さんの名前を知った。そう、僕の行ってた学校は部活に入らない限り上と下との交流が無い。技術系はまだあるんだろうけど監督コースは皆無である。その分シガラミも無いがちょっと寂しいね。
そんなわけで「詭弁の街」は結構西條にも影響を及ぼし、う〜ん、僕に足らないのはそうか、新宿なんだな、と「そして、一人きり」の舞台を新宿に決めたりした。
その後神奈川なんかで会ったりして、一緒に上映をしたりなんかして現在に至っている。
皆さんも覚えておいた方がいいよ。面白い作品を作る監督さんなのだ。
3年ぶりの新作を楽しみにしていた。

 SCUM2000は想像していたよりかなり小さい空間で
スクリーンも近い。しかし上映中は前の人の頭が邪魔にならないように少し上に投影していた。
ウズマキマキオチックな短編の上映後、いよいよ、新作「ガソリンゼロ」が始まる。
あ、その前に書き込んでくれた伊東さんと初めて挨拶を交わし、松田さん作品のプロデュースをしている、さいとうさんに話しかけられた。
この前松田さんの作品を見に行ったとき、
西條「1000円ですか?」
さいとうさん「1000円です」
という会話をした、くらいなのに顔を覚えてくれていたようでうれしいっす!話しかけてくれるとは思わなんだ。気さくないい人だ。
本日の受付は伊東さん。伊東さんにも是非覚えてもらいたいであります。
そんなわけで「ガソリンゼロ」
「ガソリンゼロ」には「98%ホリデー」と「アスリート」に出てくれた中島さんも出ている。
今は一児の母である中島さんを久しぶりに見るのも楽しみだ。
そんなわけで「ガソリンゼロ」なんですけどね。

 ガソリンスタンドで働いている片思いの女の子に会うために、
原チャリのガソリンをクルクル減らしてしょっちゅうガソリンスタンドに入れに行く話。
クルクル回ってガソリンを減らしている主人公と万引き騒動で知り合った女子高生が
お互いのガソリンを入れてゆくお話だ。
なんちゅうかね、これだけ見ると良くありそうなお話というか、「98%ホリデー」と微妙に似ているような気もする。でもそこはやはり飯野さんである、ダイナミックだ。
感想というよりね、見に行ってください。面白いです。面白い!とか書くと愛想みたいに取る人もいると思うんでね。見に行ってください、損は無いです、いや得をします。面白いから。
27日にも同じ場所で上映であります。

 帰り、自転車で石神井から走ってきたが、
その間ずっと「ガソリンゼロ」のクライマックスを思い出していた。
すげーいいクライマックスなんだな。主人公、身勝手だよ、と思う人もいるかもしれないが、
そのくらいいいじゃねえかという説得力があるというか、そのくらいいいじゃんね、好きだったんだし.
シナリオもうまい。シンプルだからうまいと思える場所がいくつも見えるんだなあ。演技もうまい。気取ってナチュラルを目指してないから見やすいし、キャラクターの楽しさが伝わってくる。中島さんの役もいい役だったな,僕も仕事しよう。一番目を引いたのは、なぜかガソリンスタンドのお兄さん。
短編で主演している人なんだが、、、非常に魅力的だ。何者だ。。。
主人公の山崎さんもイカしており、ガソリンスタンドのシーンはどれもおかしくってしょうがなかった。
女の子も美人揃いだ。
帰って睡眠。
起きてまたクライマックスを思い出した。
すげーいいクライマックスなんだなホント。
僕なんかは芸術作品に影響受けて映画を始めた輩じゃないんで、これ見てつまんないという人あらば、映画の何が楽しくて見に行ってるんだと思ってしまう。ああ、言い過ぎだね、ごめんね、でも思うんだからしょうがないじゃん。僕ね、結構ハリウッドのラブコメとか好きなんすよ、こう見えて。メグ・ライアン大好きだからね、まず名前がいい。あメグ・ライアンの話はまた今度。
グッと来たのは僕だけではないようで、
見ている最中後ろから泣きが聞こえて来た。。。あれ、あの人かなあ。。。
見に行ってよかった、と締めてなんか知らぬ間に今日も長文になってしまったアハハ。
百聞は一見にしかず!であります。結局感想を書いてしまったか。
調度僕は編集中なのでここ切れるかしらとか思うカットもあった、が、中島さん肩にエプロンかけるのは切れんね。切れんよ。

 一つタメになったのは田舎の描写だ。ハッとした。
「恋鎖」でも田舎のシーンは出てくるのだが、なんとなく田舎っぽい感じがしっくり出せてないと思いつつ、今日の「ガソリンゼロ」から学んだことがある。田舎っぽさは森だの空だの畑だのドジョッコだのフナッコ映せば出るものではない。

石だ!

どーりで。森が見えてもアスファルトの道路じゃ田舎っぽさが希薄なんだ。
劇中地蔵さんの横を走っていくカットを見てガツンと田舎!が来た。古ぼけた納屋より道祖神の方が田舎っぽいのだ。石か、、、そうか、、、初めて気づいた、、、いやー、ためになったー。

 石があまり出てこない西條組新作「恋鎖」は
ただいま1時間30分を目指して1時間31分の尺をあと1分、縮めようと古今奮闘中。
でさっき小林さんのシーンを切って1時間31分14秒となった。増えた!増えてしまった!なぜだ。。。
とりあえず明日も古今奮闘だ。ウチの映画だって面白いんだぞー!

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2005年02月14日 11:25に投稿されたエントリーのページです。

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